アジャニ、神祖を倒す/Ajani Fells the Godsire

提供:MTG Wiki

2024年6月25日 (火) 01:34時点におけるMOO (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Ajani Fells the Godsire / アジャニ、神祖を倒す (3)(白)(白)
エンチャント — 英雄譚(Saga)

(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― 対戦相手がコントロールしていてパワーが3以上であるクリーチャー1体を対象とする。それを追放する。
II ― 白の2/1の猫(Cat)・戦士(Warrior)クリーチャー・トークン1体を生成する。その後、あなたがコントロールしているクリーチャー1体の上に警戒カウンター1個を置く。
III ― あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは二段攻撃を得る。


モダンホライゾン3英雄譚。己が一人前の戦士だと示すため、アジャニ/Ajaniがたった一人で神祖/Godsireに挑んだシーンを描く(イラスト)。

I-
対戦相手パワーが高いクリーチャー追放マナ総量に対して効率は今ひとつな分か、閾値が低めに設定されている。
戦力として厄介なクリーチャーの場合は大抵パワーが高いので、問題無く追放できる。システムクリーチャーについても、閾値の低さから多少サイズに優れる相手なら除去可能。
とりあえず出た時点で1:1以上の交換を確定してくれる。
II-
戦士・クリーチャー・トークン生成。その後、警戒カウンターを自分のクリーチャー1体に乗せる。
最初にトークンが出るのでカウンターが無駄になることは無いが、5マナのこれが出て第Ⅱ章が誘発する頃には2/1警戒は戦力として明らかに物足りない。
あくまでトークンは保険としておき、出来るだけファッティを予め用意しておきたい。
III-
自分のクリーチャー1体に、そのターンのみ二段攻撃を付与。
は違えど、タイミングの制限が強くなった突撃のストロボ/Assault Strobe相当。これを目的に使うのは明らかに非効率的。
第Ⅱ章も含め、基本的には除去のオマケとして使える程度の認識で十分だろう。第Ⅱ章と同じくファッティとの相性が良好。

マナ・コストを考えると、基本的には第Ⅰ章を軸にしつつオマケがついてくる形。同様の効果が発生するモードを持つアブザンの魔除け/Abzan Charmの存在を考えると、英雄譚であること、白単色で完結することを重視する場合に採用できる可能性はある、といったところか。第Ⅱ章・第Ⅲ章は前述の通り、サイズの大きいクリーチャーと相性が良いので、ビートコントロール気質のデッキへの投入が基本。

リミテッドでは除去の時点で有用。少々重いがトークンの生成でアドバンテージを得られる他、回避能力を持つファッティがいれば、二段攻撃でリーサルのハードルを引き下げることが出来る。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

モダンホライゾン3英雄譚サイクル。同セットに収録されているプレインズウォーカーに関係するエピソードを表している。稀少度アンコモン

[編集] ストーリー

  • カード名通り「神祖狩り」のみに着目すると、ストーリーの流れとカードの能力にはいささか噛み合わないところがある。アジャニは何とか神祖を倒すことに成功するものの、直後に現れた他のナカティルに手柄を横取りされてしまい、雪辱を晴らさないまま兄・ジャザル/Jazalの死とプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkの覚醒を迎えることとなる。
    • これらのことから、この英雄譚の能力は神祖狩りのみを描いたものではなく、その後を含めた彼のアラーラ/Alaraでの活躍を描いたものとして見るのが妥当であろう。章能力はそれぞれ、神祖狩り(I章)、群れの再建(II章)、兄の仇を巡る戦い(III章)、といったところか。
  • マイナーなエピソードであることも加味されたのか、プレビューはJay Annelliらが主催するヴォーソスのコミュニティ「The Vorthos Cast」が担当しており[1]、お披露目と同時にこのカードについて語るPodcastが公開されている[2]

[編集] 参考

MOBILE