ロリアンの発見/Lórien Revealed

提供:MTG Wiki

2024年4月25日 (木) 20:21時点における122.30.21.96 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索


1マナ重くなり、島サイクリングがついた集中/Concentrate指輪物語:中つ国の伝承トップコモン

序盤はサイクリングして土地を確保、終盤は重い呪文として運用されるのはサイクルの他のカード変わらない。しかし、サイクルの他のカードがファッティなのに対し、このカードは直接カード・アドバンテージにつながるドロー呪文という点が異なる。特に構築においては、除去と1対1交換されてしまうクリーチャーよりも、複数枚引ける呪文の方が有効である場面が多い。

潤滑油の役目を果たすインスタントソーサリーの例に漏れず、秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsトレイリアの恐怖/Tolarian Terrorなどとの相性も良好。基本土地タイプを持つサイクリングランドサーチした上でそれをサイクリングする小技も、インスタント・タイミングを重視する青にとっては他の色以上に重要である。

もっとも5マナとモダン以下ではハードキャストには重すぎるため、殆どのケースでは専らサイクリング目当てでの採用と言っても良い。

モダンパウパー、さらにはレガシーヴィンテージまで、使用可能な各種フォーマットで幅広い青系デッキで採用される。

モダンでは、続唱サイイゼット・ラガバンなどで採用される。フェッチランドと異なり濁浪の執政/Murktide Regentを強化でき、また否定の力/Force of Negationコストになる点が強み。

レガシーやヴィンテージでは、濁浪の執政の強化ももちろんながら、思案/Ponder渦まく知識/Brainstorm後のシャッフル要員も兼ね、意志の力/Force of Willなどの強力なピッチスペルのコストにもなり、土地を起こして構えながらもマナが余ればサイクリングで土地を圧縮可能と見た目以上に器用。島の基本土地タイプを持つデュアルランドが同居するのも好相性

パウパーでは、土地の代わりになりながら呪文でもあるという性質を活かして、ディミーア・テラー青単テラーイゼット・コントロールジェスカイ・エフェメレイトなど、を含む幅広いデッキで採用される。

リミテッドではサイクル中唯一のダブルシンボルのため、タッチの補助と唱えることの両方を視野に入れることは難しい点は注意。

関連カード

指輪物語:中つ国の伝承の、自身のに対応した基本土地タイプ土地サイクリング(1)を持つサイクル。いずれもコモン

ストーリー

「旅の仲間」の一幕(イラスト)。

ロリアンの森/Lórienへ辿り着いた旅の一行。ロリアンのエルフ/Elfに森の深奥にあるエルフの都カラス・ガラゾン/Caras Galadhonへと導かれるが、ドワーフ/Dwarfであるギムリ/Gimliはエルフの都を見ることは許されず森を出るまで目隠しをすることを要請される。断固として拒否するギムリにより一触即発の空気になるが、アラゴルン/Aragornにより一行全員が目隠しをすることで仲裁を見る。

目隠しをされながら森を進む一行だが、旅の一行全員を客人として迎え入れるようにとガラドリエル/Galadrielからの伝令が来る。目隠しを取られた一行は、ロリアンの森の風景の美しさに目を見張るのだった。

  • 上述のストーリーから「Revealed」の訳は「発見」よりは「公開」の方が適訳かもしれない。

参考

MOBILE