リリアナの敗北/Liliana's Defeat
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ソーサリー
黒のクリーチャー1体か黒のプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。そのパーマネントがリリアナ(Liliana)・プレインズウォーカーであったなら、それのコントローラーは3点のライフを失う。
黒の敗北サイクルは単体除去。リリアナ・プレインズウォーカーを対象とすればライフロス。
闇の裏切り/Dark Betrayalがソーサリーになったことで、クリーチャーに加えてプレインズウォーカーを破壊できるようになった。
スタンダードでは主に最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hopeが標的となる。モダン以下のフォーマットでは他のカードを押しのけるほどの力はないものの、1マナと軽く、ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veilなどのプレインズウォーカーを見ることも多いため、メタゲーム次第だがサイドボード要員として検討できる。
リミテッドでは、永遠によるトークンを破壊できることから活躍の場は多い。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
自身と同じ色の呪文またはパーマネントを対象とする色対策カード。対象が対応するプレインズウォーカー・タイプを持っている場合は追加のボーナスが得られる。
- ギデオンの敗北/Gideon's Defeat(ギデオン)
- ジェイスの敗北/Jace's Defeat(ジェイス)
- リリアナの敗北/Liliana's Defeat(リリアナ)
- チャンドラの敗北/Chandra's Defeat(チャンドラ)
- ニッサの敗北/Nissa's Defeat(ニッサ)
イラストではニコル・ボーラス/Nicol Bolasに敗北するゲートウォッチ/The Gatewatchの姿が、フレイバー・テキストではその際のボーラスの台詞が描写されている。
[編集] ストーリー
敗北サイクルの2枚目。アモンケット/Amonkhetのゲートウォッチ/The Gatewatchとニコル・ボーラス/Nicol Bolasの決戦で、リリアナ・ヴェス/Liliana Vessがボーラスに敗北する場面が描かれている(イラスト)。
リリアナは自分たちとボーラスとの圧倒的な力量差を理解していた。勝機がないのは明らかだった。ボーラスは彼女に言った、自分の側につくようにと。彼女は仲間たちに一時撤退を勧めたが聞き入れられず、やむなくボーラスに尋ねた――どこで落ち合えばよいのかと。どこでも構わぬ、我が探し出すという言葉を後に、リリアナはドミナリア/Dominariaへ一人プレインズウォークした[1]。
「リリアナよ。おぬしが手に入れた力など我には簡単に奪えるのだ。」― ニコル・ボーラス
[編集] 脚注
- ↑ Hour of Devastation/破滅の刻(Magic Story 2017年7月26日 Ken Troop著)