巨大な戦慄大口/Colossal Dreadmaw
提供:MTG Wiki
Colossal Dreadmaw / 巨大な戦慄大口 (4)(緑)(緑)
クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
トランプル(このクリーチャーは余剰の戦闘ダメージをこれが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができる。)
6/6大型のフレンチ・バニラ。茨織りのビヒモス/Brambleweft Behemothの同型再版。
優秀なマナレシオとトランプルを併せ持つ、実に緑らしいコモン。リミテッドでは当然強力であり、大抵のクリーチャーを踏み越えられるフィニッシャー格。イクサラン・ブロックでは恐竜関連のシナジーに期待できる点も評価を上げているが、同じコモンに聳えるアルティサウルス/Looming Altisaurや古代ブロントドン/Ancient Brontodonというこれを押さえ込めるクリーチャーがいる環境でもある点は頭の片隅に入れておきたい。
一方構築では、上位互換の殺戮の暴君/Carnage Tyrantが同じイクサランに収録されていることもあり、基本的に出番はない。
- 収録セットが同じカードでも稀少度の差による性能差が見て取れる例は多いが、このカードと殺戮の暴君のように、クリーチャー・タイプまで共通してここまで性能差のある上位互換・下位互換関係は珍しい。
- コレクター番号も殺戮の暴君の次であり、カードイメージギャラリーなどで隣に並んで表示されていたため、ますます格差の印象が強かった。
- イクサランで初登場し、続くイクサランの相克でも再録された。オラーズカ/Orazcaの発見とそれに伴う古の恐竜の解放というストーリーを反映し、フレイバー・テキストが変更されている。
大地の揺れを感じたら、逃げろ。鳴き声が聞こえたら、逃げろ。歯が見えたら、手遅れだ。(出典:イクサラン)
「あれが生涯で出会った最も恐ろしいものだったころを覚えてる?」― 風雲船長ラネリー(出典:イクサランの相克)
- イクサランの相克、マスターズ25th、基本セット2019と、初出からわずか1年の間に3度も再録された。取り消し/Cancelや苦しめる声/Tormenting Voiceなど、定期的に再録されているカードは多いが、ここまで過密なスケジュールで再録されたカードは基本土地以外ではかなり珍しい。
- この印象深い出来事から、海外の掲示板などではミーム的な人気を獲得するに至った。Mark Rosewaterも、巨大な戦慄大口の再録に関する問い合わせに何度か回答している。[1][2]
関連カード
上記の人気がきっかけかは定かではないが、後に亜種が登場している。いずれも6/6トランプルの恐竜。
- 幻影の戦慄大口/Phantasmal Dreadmaw - 青の4マナだが、対象に取られると自壊する。(モダンホライゾン2)
- 地揺すりの戦慄大口/Earthshaker Dreadmaw - ETBで、恐竜の数に応じたドローのついた上位互換。(イクサラン:失われし洞窟)
脚注
- ↑ Why is Colossal Dreadmaw getting it's fourth...(Blogatog 2018年6月11日)
- ↑ Can I get a maybe on a Colossal Dreadmaw reprint...(Blogatog 2019年1月5日)