陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers
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起動に2マナと自身のタップ(=土地3枚分)が必要なので、沼が4枚以上並ばないとマナ加速にはならない。そのため、通常は2枚から3枚に抑えて採用される事が多いが、デッキによっては4枚投入されることもあった。
当時のスタンダードでは沼/Swampを大量に並べる黒コントロールのマナ基盤として広く使用された。2枚並ぶ頃には致死量のドレインが飛んでくる。
- 今ならヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmothとのシナジーが期待できる。これ自身が沼になる上、沼の基本土地タイプを持たない基本でない土地も採用しやすくなる。レガシー以下のフォーマットで実現可能ではあるが、それらの環境は高速な上、不毛の大地/Wastelandが多用されるため、実績を残しにくいのが現状である。その後、モダンホライゾン2で再録されたため、モダンでもこのシナジーが使えるようになった。
関連カード
- 貴重品室の大魔術師/Magus of the Coffers - このカードを元にリメイクしたクリーチャー。大魔術師サイクルのひとつ。(次元の混乱)
- 陰謀団の要塞/Cabal Stronghold - 自身から無色マナを出せる代わりに、起動コストが実質4マナと重くなり、基本沼分のみの加速とかなり控えめな性能となっている。(ドミナリア)
王国と遺物
「指輪物語」とのユニバースビヨンド版の別名はミナス・モルグル/Minas Morgul (イラスト)。
モルドール/Mordorの西に存在する城砦。かつてはゴンドール/Gondor国の版図で「月の塔」ミナス・イシル/Minas Ithilと呼ばれる首都オスギリアス/Osgiliathの東の防衛を司る砦だったが、ゴンドールの衰退とモルドールの復活に伴いモルドールに奪取され敵地と化した。