氷刻み、スヴェラ/Svella, Ice Shaper
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伝説の氷雪クリーチャー — トロール(Troll) 戦士(Warrior)
(3),(T):《氷のマナリス/Icy Manalith》という名前で「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ無色の氷雪アーティファクト・トークン1つを生成する。
(6)(赤)(緑),(T):あなたのライブラリーの一番上からカード4枚を見る。あなたはその中から呪文1つを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
氷雪のマナリス/Manalithを生成する能力と、ライブラリーから呪文をマナ・コストを支払うことなく唱える能力を持つ伝説の氷雪クリーチャー・トロール・戦士。
「氷のマナリス」トークンは言ってしまえば繰り返し使える宝物。これをを生成する起動型能力により、土地とは別にマナ・アドバンテージを得ていくことができる。元のマナリスが3マナであることを考えれば、タップだけで1枚のカード・アドバンテージを得ているに等しい。カルドハイムではここから氷雪マナを確保できるのも重要な点である。さらに8マナかかるものの第二の起動型能力で強力な呪文を探してくることができるため、せっかく作ったマナ基盤を持て余してしまう心配も少ない。本体も3マナ2/4とそこそこのマナレシオを持っており、地上の攻防に力を貸してくれる。
総じて即効性はないもののマナスクリュー・マナフラッド・色事故・氷雪事故といった土地事故全般を防ぎ、フィニッシャーに繋げられる高いポテンシャルを秘めていると言える。特にリミテッドではアンコモンらしからぬボムで、対戦相手に出されたら優先して除去すべきクリーチャー。
- 2つ目の起動型能力についてのルールは、マナ・コストを支払うことなく唱える、解決中に呪文を唱えるを参照。
関連カード
サイクル
カルドハイムのアンコモンの2色の伝説のクリーチャーサイクル。
- 見張るもの、ヴェイガ/Vega, the Watcher(白青)
- 武勇の審判者、ファーヤ/Firja, Judge of Valor(白黒)
- 背信の王、ナーフィ/Narfi, Betrayer King(青黒)
- 氷結する火炎、エーガー/Aegar, the Freezing Flame(青赤)
- ドゥームスカージ、カルダール/Kardur, Doomscourge(黒赤)
- スケムファーの王、ヘラルド/Harald, King of Skemfar(黒緑)
- 氷刻み、スヴェラ/Svella, Ice Shaper(赤緑)
- 鍛冶場主、コル/Koll, the Forgemaster(赤白)
- ブレタガルドの守護者、メイヤ/Maja, Bretagard Protector(緑白)
- 霜のモーリット/Moritte of the Frost(緑青)
ストーリー
スヴェラ/Svellaは、カルドハイム/Kaldheimのノットヴォルド/Gnottvoldに住むトロール/Troll。女性(イラスト)。二つ名は氷刻み/The Ice Shaper。
ほとんどのトロールは特に賢いとは言えないが、スヴェラは例外だ。彼女は魔法の才と、教養ある芸術への愛を持つ。あらゆるトロール氏族から追放されたスヴェラは、ノットヴォルドを放浪しながら、氷で神秘的な彫刻を作り上げている。彼女の最高傑作は、カロの木立/Karo Gladeの石柱群の複製で、それには他のどのトロールにも理解できない魔法が吹き込まれている。彼女は非常に孤独で、芸術を愛する他の誰かと出会うことだけを望んでいる。
登場作品・登場記事
- The Legends of Kaldheim/カルドハイムの伝説たち(Feature 2021年1月21日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)
参考
- 『カルドハイム』のトークン(Daily MTG 2021年1月20日)
- カード個別評価:カルドハイム - アンコモン