梅澤俊郎の生涯/Life of Toshiro Umezawa
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エンチャント — 英雄譚(Saga)
(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。)
I,II ― 以下から1つを選ぶ。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修整を受ける。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-1/-1の修整を受ける。
・あなたは2点のライフを得る。
III ― この英雄譚を追放する。その後、これを変身させた状態であなたのコントロール下で戦場に戻す。
〔黒〕 クリーチャー エンチャント — 人間(Human) 侍(Samurai)
(T),1点のライフを支払う:(黒)を加える。このマナは、インスタントやソーサリーである呪文を唱えるためにのみ使用できる。
2/3エンチャントからクリーチャー・エンチャントに変身する両面カード。第1面は梅澤俊郎/Toshiro Umezawaの生涯を描いた英雄譚。第2面は梅澤俊郎の似姿である人間・侍。
- I,II-
- 梅澤の魔除け/Umezawa's Charm。梅澤の十手/Umezawa's Jitteの起動型能力と同様。
- III-
- 人間・侍のクリーチャー・エンチャントに変身。
Ⅱ章までは梅澤の魔除けと同様の効果が2回。元が2マナで1回しか使えなかったことを考えるとコスト・パフォーマンスは良好。ただしインスタント・タイミングで使える利便性が失われており、コンバット・トリックの役割を果たせずあちらよりも扱いづらさが否めない。とはいえ、それでも状況に合わせて効果を選択できるのはありがたく、特にクリーチャー戦が主体のリミテッドではどのモードも優秀。
変身後はインスタントやソーサリーに用途の限定されたマナ加速を持つ。黒らしくライフロスもあるが許容できないほどではない。クリーチャーとしては、通常出るのが4ターン目以降ということも考えるとおまけ程度の戦力だが、最悪チャンプブロックには参加できるし、起こしているだけでもインスタントのプレッシャーをかけることが出来るのは悪くない。ちなみに、こちらは過去の梅澤俊郎関連のカードに実装されていない能力であり、タフネスも梅澤俊郎/Toshiro Umezawaとは異なる。
- 厳密に述べるなら、もともと梅澤の十手/Umezawa's Jitteには(漢字魔術の触媒としての性質を表すのであろう)黒マナを生成する能力が実装される手筈であり、当時のルール上の都合から変更された経緯がある[1]。神河謀叛から15年以上の年月を経てようやく本来のデザインがカード化されたということになる。
参考
- 神河史譚:梅澤俊郎の生涯(Daily MTG 2022年1月12日)
- カード個別評価:神河:輝ける世界 - アンコモン