世界選手権18
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世界選手権18/2018 World Championshipは、2018年にアメリカ・ネバダ州のラスベガスで開催された世界選手権。
スタンダード部門では、23人中13人が環境の王者とされる赤黒アグロを使用した[1]。
決勝は赤黒アグロのミラーマッチにしてHareruya Pros対決となり、これを制したJavier Dominguezが、準優勝に終わった前年大会の雪辱を晴らす優勝となった。
- 特殊セットでない、大会直前に発売されたカード・セット以外のセットを用ったブースター・ドラフトは世界選手権(旧制度含み)としては初。
- 日本から出場したプレイヤーは行弘賢1人のみ。日本代表が1人のみのは世界選手権体制再編以降初。
- Gerry Thompson(世界ランキング上位選出者)がウィザーズ社に対する抗議のため、大会を欠場した[3]。
基本データ
- 日時:2018年9月21日~9月23日
- 会場:Las Vegas Production Studios
- フォーマット:混合
- 1日目:ブースター・ドラフト(ドミナリア×3)3回戦、スタンダード(カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019)4回戦
- 2日目:ブースター・ドラフト3回戦、スタンダード4回戦
- 3日目(決勝ラウンド):スタンダード
- 参加者数:23名
参加者
順位 | プレイヤー名 | 出場枠 | スタンダードの使用デッキ | 予選ラウンド |
---|---|---|---|---|
優勝 | Javier Dominguez | 世界ランキング上位 | 赤黒アグロ | 11勝3敗 |
準優勝 | Grzegorz Kowalski | 世界ランキング上位 | 赤黒アグロ | 11勝3敗 |
第3位 | Ben Stark | 世界ランキング上位 | 赤単アグロ | 10勝4敗 |
第4位 | Shahar Shenhar | 世界ランキング上位 | 白青ギフト | 9勝5敗 |
第5位 | Allen Wu | マジック25周年記念プロツアー優勝 | 青黒ミッドレンジ | 8勝6敗 |
第6位 | Wyatt Darby | プロツアー「ドミナリア」優勝 | 赤黒アグロ | 8勝6敗 |
第7位 | Matthew Nass | 世界ランキング上位 | ターボネクサス | 8勝6敗 |
第8位 | Ben Hull | マジック25周年記念プロツアー優勝 | 赤黒アグロ | 8勝6敗 |
第9位 | Reid Duke | 世界ランキング上位 | 赤黒アグロ | 8勝6敗 |
第10位 | Mike Sigrist | 世界ランキング上位 | 青黒ミッドレンジ | 7勝7敗 |
第11位 | John Rolf | 世界ランキング上位 | 赤黒アグロ | 7勝7敗 |
第12位 | Márcio Carvalho | ヨーロッパランキング1位 | 赤黒アグロ | 7勝7敗 |
第13位 | Brad Nelson | 世界ランキング上位 | 青単ストーム | 7勝7敗 |
第14位 | Elias Watsfeldt | ドラフト・マスター | 赤単アグロタッチ黒 | 7勝7敗 |
第15位 | Brian Braun-Duin | 世界ランキング上位 | 赤黒アグロ | 6勝8敗 |
第16位 | Luis Salvatto | プロツアー「イクサランの相克」優勝 中南米ランキング1位 |
赤黒アグロ | 6勝8敗 |
第17位 | Andrea Mengucci | 世界ランキング上位 | 赤黒アグロ | 6勝8敗 |
第18位 | Matthew Severa | 構築マスター | 赤黒アグロ | 6勝8敗 |
第19位 | Gregory Orange | マジック25周年記念プロツアー優勝 | 青白コントロール | 6勝8敗 |
第20位 | Seth Manfield | プロツアー「イクサラン」優勝 北米ランキング1位 |
赤黒アグロ | 6勝8敗 |
第21位 | Owen Turtenwald | 世界ランキング上位 | 白青ギフト | 5勝9敗 |
第22位 | Martin Jůza | 世界ランキング上位 | 青黒コントロール | 4勝10敗 |
失格 | 行弘賢 | アジア太平洋ランキング1位 | 青単アグロ | - |
プロツアー・チームシリーズ決勝18
併催イベントとして、3日目の決勝ラウンド前にプロツアー・チームシリーズ決勝18が行われた。
- 日時:2018年9月23日
- 会場:Las Vegas Production Studios
- フォーマット:チーム・シールド(ラヴニカのギルド×12)
- 6人が3人ずつのグループ2つに分かれ、グループごとに対戦を行う。どちらかのチームが2勝すれば優勝
- 1-1になった場合は、勝ったほうのグループどうしがタイブレークを行う。
対戦結果
- 1回戦:Ultimate Guard Pro Team(Jon Finkel/Andrew Cuneo/Paul Rietzl) ○―× Hareruya Latin(Carlos Romão/Márcio Carvalho/Thiago Saporito)
- 2回戦:Ultimate Guard Pro Team(Reid Duke/Owen Turtenwald/William Jensen) ○―× Hareruya Latin(Sebastian Pozzo/Luis Salvatto/Lucas Esper Berthoud)
- 勝者:Ultimate Guard Pro Team
脚注
- ↑ World Championship Standard Metagame Breakdown/世界選手権2018・スタンダード メタゲームブレイクダウン(Event Coverage Marc Calderaro著)
- ↑ Disqualification in Round 14/第14回戦での失格処分について(Event Coverage)
- ↑ Gerry ThompsonのTwitter
参考
- 2018 World Championship(公式サイト、英語)
- マジック:ザ・ギャザリング世界選手権2018・イベントカバレージ(mtg-jp.com)
- トーナメント記録