貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra
提供:MTG Wiki
Ravenous Chupacabra / 貪欲なチュパカブラ (2)(黒)(黒)
クリーチャー — ビースト(Beast) ホラー(Horror)
クリーチャー — ビースト(Beast) ホラー(Horror)
貪欲なチュパカブラが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
2/2戦場に出たときにクリーチャーを殺害/Murderする187クリーチャー。20年の時を経て、最もシンプルな形に生まれ変わったネクラタル/Nekrataal。
シンプルながらその堅実な強さはネクラタルのお墨付き。クリーチャーを破壊しつつ戦場に現れ、適当なクリーチャーと相打ちするだけで1:2交換が狙える。過去の同系カードと比べて対象に制限がなく、それらのように黒同士の戦いで腐ることがないのが嬉しい。どちらかといえばミッドレンジ寄りだが、ビートダウン、コントロールいずれにも入り得る、汎用性の高いカード。
登場時点のスタンダードは破壊不能や機体など相性の悪いカードが使われている環境だが、黒緑巻きつき蛇やグリクシスカラーのミッドレンジといった黒寄りのデッキで数枚採用されている。前者では造命師の動物記/Lifecrafter's Bestiaryなどのために生物の数を減らし過ぎない点を、後者ではスカラベの神/The Scarab Godで再利用できる相性の良さを買われている。
リミテッドでも適当に使ってもアドバンテージを得られる優秀なカード。トークンに負けないタフネス2を保持しているのも嬉しい。黒のダブルシンボルが問題なく入るなら是非採用すべき。
- 対象が対戦相手のコントロールしているクリーチャーに限定されており、また一部の187クリーチャーのような任意効果でもない。Magic Online上での操作が煩雑にならないよう意識していることが伺えるリメイクである。
- レアリティの違いはあれど、同時に収録されている刺突/Impaleと全く同じマナ・コストで2/2が付いてきており、そちらの立場がない。
- 4コストの腐りにくい除去を持ったクリーチャーとしては火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuが連想される。あちらは色が赤であり4点火力なのでタフネス5以上は焼き切れないが、シングルシンボルでありパワーが4あるという差別化点が存在する。