コジレックの審問/Inquisition of Kozilek

提供:MTG Wiki

2016年5月28日 (土) 22:18時点におけるTaxin (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Inquisition of Kozilek / コジレックの審問 (黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中からマナ総量が3以下の土地でないカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。


エルドラージ覚醒で登場した強力な手札破壊呪文。3マナ以下のカード捨てさせる。

4マナ以上のカードしかないという初期手札はまずありえないし、もし対戦相手がそんな手札なら序盤で差を付けられるので、1ターン目のアクションとしての確実性はかなり高い。一方で重い呪文に手出しできず、特に中盤以降に使う場合には効果が薄くなりやすい。

類似カードの強迫/Duress思考囲い/Thoughtseizeと比べ、クリーチャーを狙いつつライフに負担がかからないため、特に対アグロにおいて優秀である。一方で強力なフィニッシャープレインズウォーカーに対処できないため対コントロールにおいては少々劣るところがある。

特に同ブロックきってのパワーカードである精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorを抜けないデメリットは大きかったが、スタンダードエクステンデッドモダンと軒並み精神を刻む者、ジェイスが禁止となったため、その点はこのカードにとって朗報と言える。

現役時代のスタンダードはもとより、モダンにおいても非常に広く使われる一方、エターナルでは意外にも採用率は低め。エターナルは軽い呪文が多い環境ではあるものの、意志の力/Force of Willをはじめとして点数で見たマナ・コストが4以上の呪文も決して少なくなく、相対的に隙が大きいためである。また強迫・思考囲いに加えて陰謀団式療法/Cabal Therapyがライバルに加わることも遠因と言えよう。

参考

MOBILE