共食い/Cannibalize

提供:MTG Wiki

2015年4月15日 (水) 02:50時点におけるYukikaze (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Cannibalize / 共食い (1)(黒)
ソーサリー

同じプレイヤーがコントロールするクリーチャー2体を対象とする。それらのクリーチャーの一方を追放し、もう一方の上に+1/+1カウンターを2個置く。


プレイヤー1人がコントロールするクリーチャー2体に影響を与える呪文。一方を除去追放)し、もう一方を強化する。結果的に、対戦相手側に使えば変則的な除去、自分側に使えば犠牲を伴う強化と、状況によって使い分けることができる。

除去呪文として使う場合
追放除去なので、墓地から這い出てくる鬱陶しいクリーチャーをこれで除去するのがいい。別のクリーチャーが強化されてしまうが、それは他の除去で葬ればすむ話。
他にも、どうしても止まらないシャドーを殺してあたりを大きくする、といった戦術もある。リミテッドでは十分一線級に使われた。
でも対象に取れるので、恐怖/Terrorと入れ替わりでサイドインするにはちょうどいいカード。
味方の強化用に使う場合
明らかに役に立たない自分のクリーチャーを排除して、他の優秀なクリーチャーを強化するという方法をとることになる。例えば当時、弱ったスパイクから別のスパイクへ、命と引き換えに+1/+1カウンターをあげる、という場面などが見られた。
とはいえ、2マナで+2/+2という効果はともかく、カード・アドバンテージ的には1枚分損をするので、ちょっと割り高。

ソーサリーであるためコンバット・トリックに使えず、対象が2体必要というのがデメリットである。

  • 対象2つについて「どちらが失われ」「どちらが強化される」という指定は、呪文使用宣言時に行う。そして、複数の対象を取る呪文の通常ルール通り、解決時点で対象のどちらか一方が失われていても効果は失われない。
    • 例えば「自クリーチャー強化」の使い方をしている場合、これの使用を宣言後・解決前に他のコストなどで「失われる」ものを生け贄に捧げても強化は正常に行える。同様に同じようなタイミングで「強化される」ものを相手からインスタントで除去されても、「失われる」ことはとめられない。
  • 一方を強化、もう一方を弱体化するインスタントには体力奪取/Steal Strength力の消耗/Consume Strengthがある。

参考

MOBILE