威圧の誇示/Display of Dominance
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1つ目のモードはクリーチャーでないパーマネントの破壊。スタンダードではジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancyなどのエンチャント、エレボスの鞭/Whip of Erebosなどの有色アーティファクトへの対策になる。また、悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaverなど一部のプレインズウォーカーにも有効な点は帰化/Naturalizeにない強み。
2つ目のモードは自分のパーマネントを対戦相手の呪文の対象にならなくする。 青に多いバウンスやタップ呪文、黒に多い単体除去呪文への対策になるほか、 インスタントであることを利用して相手の除去に対する打ち消しのように使うこともできる。
2種類の仕事ができる分、色対策カードとしては汎用性が高め。主に黒系コントロールへの対策として期待できる。
ルール
- 土地は無色なので1つ目のモードはで対象に取れない。絵描きの召使い/Painter's Servantなどで青か黒になっていれば対象にできる。
- 威圧の誇示を2つ目のモードで唱えた時点であなたのコントロールするパーマネントが対戦対手の青か黒の呪文の対象になっていた場合、威圧の誇示が解決されることでそれらのパーマネントは不正な対象となる。対戦相手の呪文が他に適正な対象を持たない場合、それはルールによって打ち消される(立ち消え)。
- 2つ目のモードはパーマネントに能力を与える効果ではなく、ルールを変更する効果である。この呪文が解決された後、あなたのコントロール下で戦場に出たパーマネントにも影響を及ぼす(CR:610.2c)。
- 2つ目のモードは青や黒の呪文にのみ影響し、青や黒の発生源をもつ能力には影響しない。プロテクションや呪禁との混同に注意。
関連カード
サイクル
タルキール龍紀伝のアンコモンの2色同時対策カードのサイクル。
- 正義のうねり/Surge of Righteousness
- 氷固め/Encase in Ice
- 自傷疵/Self-Inflicted Wound
- 引き裂く流弾/Rending Volley
- 威圧の誇示/Display of Dominance