Show and Tell
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Show and Tellは、その名の通り実物提示教育/Show and Tellを利用したコンボデッキの総称。主にレガシーで活躍しているそれを指すことが多い。
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概要
ソーサリー
各プレイヤーは、自分の手札にあるアーティファクト・カードかクリーチャー・カードかエンチャント・カードか土地カードを1枚、戦場に出してもよい。
伝説のクリーチャー — ハイドラ(Hydra) アバター(Avatar)
プロテクション(すべて)
大祖始がいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれる場合、代わりに大祖始を公開しそれをオーナーのライブラリーに加えた上で切り直す。
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
この呪文は打ち消されない。
あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンに続いて追加の1ターンを行う。
飛行、プロテクション(1色以上の呪文)、滅殺6
引き裂かれし永劫、エムラクールがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、オーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。
構造は単純で、実物提示教育/Show and Tellを利用し、大祖始/Progenitusや引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn等のファッティを戦場に出すだけである。マナ加速などを使用すればかなり早いターンにファッティを戦場に出すことができる。
実物提示教育と同様ファッティ高速召喚に使用可能な自然の秩序/Natural Orderと比較すると、ライブラリーから直接サーチすることができずファッティを手札に持っておく必要がある。そのため通常のビートダウンやコントロールデッキにこのギミックが仕込まれることは少なく、別の手段でファッティを戦場に出すことのできるデッキに追加の勝ち手段として採用される場合が多い。
具体例としては騙し討ち/Sneak Attackを使用したスニークアタック(Sneaky Show)や、最後の審判/Doomsday+殻船着の島/Shelldock Isleのコンボを主としたDoomsday Comboなどがそれにあたる。
基本セット2013以降では実物提示教育やEurekaで全知/Omniscienceを戦場に出すタイプも結果を残している。全知があればドロー・サーチ呪文を連打することができるようになるので、ライブラリーから見付けたファッティを大量展開、あるいは燃え立つ願い/Burning Wish→サイドボードからの洞察力の花弁/Petals of Insightでストームを稼ぐ→もう一枚の燃え立つ願いから苦悶の触手/Tendrils of Agonyなどを勝ち手段にできる。このタイプはクリーチャー除去やタッパーに強く、忘却の輪/Oblivion Ring系もインスタントドローから狡猾な願い/Cunning Wishでエンチャント除去を持ってくれば対処できるのが利点。
サンプルレシピ1
- 備考
- グランプリヘント12 ベスト8 (参考)
- 使用者:Elias Watsfeldt
- フォーマット
Show and Tell [1] | |
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- 他の特定のギミックを採用しない、比較的シンプルなコンボタイプのデッキ。
- コンボパーツ以外はサーチ・マナ加速と妨害排除のカウンター・手札破壊で構成される。
- サイドボードから苦花/Bitterblossomや精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorを投入し、青黒コントロールとして立ち回ることもできる。
サンプルレシピ2
Show and Tell [2] | |
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- これは苔汁の橋/Mosswort Bridgeを使用したデッキ。
- ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnoughtにより苔汁の橋の条件を満たし、引き裂かれし永劫、エムラクールの召喚を狙う。同時にもみ消し/Stifleを使用したスタイフルノートのギミックも搭載されている。