カビのマムシ/Mold Adder
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Mold Adder / カビのマムシ (緑)
クリーチャー — ファンガス(Fungus) 蛇(Snake)
クリーチャー — ファンガス(Fungus) 蛇(Snake)
対戦相手1人が青の呪文か黒の呪文を唱えるたび、あなたはカビのマムシの上に+1/+1カウンターを1個置いてもよい。
1/1緑の対抗色への色対策カードであるクリーチャー。対戦相手が青か黒の呪文を唱えるたび強くなる。
そもそもが1マナであるから、1個でも+1/+1カウンターが乗れば上々。1ターン目に出せば、相手も呪文を使わざるを得ないだろう。
しかし、上手く出せてもただカウンターが乗るばかりで回避能力もなく、悠長なため、なかなか脅威にはなれない。ましてや終盤に引くとどうしようもない。除去耐性が皆無なのも悲しい所で、色対策カードのはずなのに黒の単体除去はもちろん、青のバウンスにも弱い。むしろ1マナのこれに除去を撃たせてテンポ・アドバンテージを取るためのカードと言える。
構築では力不足だが、リミテッドなら使えないほどではない。相手が青か黒のデッキを使ってきたらサイドインするとよい。
- レアにはより確実な青黒対策である大貂皮鹿/Great Sable Stagが存在する。構築でもやはりそちらの方がよく使われている。
開発秘話
サイクルの他のカードはコールドスナップかコンフラックスから再録されたが、緑のカープルーザンの徘徊者/Karplusan Striderは単に構築で十分な強さがなく、金線の破れ目/Filigree Fractureはアラーラの断片ブロックの外に出す意味がないことから、新規カードとしてこれを作ることが決まった。
しかし、開発でトーナメントの中心にはならないと判断され、それを補うための大貂皮鹿を作る理由の1つとなった。(→Back to the Future Future参照)
関連カード
サイクル
基本セット2010のアンコモンの2色同時対策カードのサイクル。カビのマムシ/Mold Adderを除いてコールドスナップとコンフラックスからの再録である。
- 天界の粛清/Celestial Purge
- 瞬間凍結/Flashfreeze
- 死の印/Deathmark
- 無秩序の点火/Ignite Disorder
- カビのマムシ/Mold Adder