スレイベンの検査官/Thraben Inspector
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クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
スレイベンの検査官が戦場に出たとき、調査を行う。(手掛かり(Clue)トークン1つを生成する。それは、「(2),このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)
1/2ETBで調査を行う献身の勇士/Devoted Heroであり、その上位互換。
1マナ1/2だけではそこまで魅力的とは言い難いが、調査によりハンド・アドバンテージを失わず、息切れ対策にもなるため扱いやすい。人間なのでサリアの副官/Thalia's Lieutenantをはじめとする部族サポートを得られるのも強み。アーティファクトシナジーを持つカードを支援でき、紛争条件を満たすことも可能と、カラデシュ・ブロックで追加された多くのカードと相性がよいのも魅力。
登場時のスタンダードでは人間ウィニーなどで採用され活躍した。カラデシュ参入後は模範的な造り手/Toolcraft Exemplar、密輸人の回転翼機/Smuggler's Copterといった相性のいい相棒に恵まれ、白青フラッシュや赤白機体、赤白トークンを支え続けた。ETB能力を買われパンハモニコンに採用された実績もある。霊気紛争追加後は禁止カード発表もあって環境が大きく入れ替わったものの、引き続き赤白機体、赤白人間を支えつつも、緑白トークン、白黒アグロなど白絡みのビートダウンデッキで幅広く採用される。
パイオニアではボロス召集で使用され、召集や上機嫌の解体/Gleeful Demolitionのコストを担う。
パウパーでもサイボーグなどのアグロで使用されるほか、ボロス統治者や現実の酸などの回収や明滅でETB能力を使い回してアドバンテージを稼ぐデッキでも使われる。
- 地域チャンピオンシップ2022-23シーズンサイクル2予選の参加者の特典としてプロモーション・カードとなった[1]。
関連カード
- 白は当時ドローが苦手な色であり、3マナ分割払いで1/2+キャントリップのこれの性能は、2マナ1/1のエルフの幻想家/Elvish Visionaryと比較しても遜色ない破格であったと言える。純粋にキャントリップのクリーチャーカードはそちらの項を参照。
- 溺墓の探検者/Drownyard Explorers - (3)(青)2/4。(イニストラードを覆う影)
- 漏斗網のイトグモ/Funnel-Web Recluse - 陰鬱を達成していた場合のみ。(4)(緑)3/5到達。(モダンホライゾン2)
- 波ふるい/Wavesifter - 2回調査する。想起(緑)(青)。(3)(緑)(青)5マナ3/2飛行。(モダンホライゾン2)
- 茨橋の追跡者/Briarbridge Tracker - (2)(緑)3マナ2/3警戒、トークンをコントロールしている限り+2/+0修整。(イニストラード:真夜中の狩り)
- マーサ・ジョーンズ/Martha Jones - (2)(青)3/2ドクターのコンパニオン。手掛かりを生け贄に捧げるたび、これと対象クリーチャーはそのターンブロックされない。(ドクター・フー統率者デッキ)
- 逃亡ドクター/The Fugitive Doctor - (3)(赤)(緑)4/4。攻撃時に手掛かりを生け贄に捧げれば墓地のインスタントかソーサリーにフラッシュバック(2)(赤)(緑)を付与。(ドクター・フー統率者デッキ)
- 私立探偵、ダッガン/Duggan, Private Detective - 攻撃時にも調査する。(2)(緑)(青)マロー/Maro能力と、(1)(緑)でダメージ倍の噛みつきを行うタップ能力を持つ。(ドクター・フー統率者デッキ)
- 3代目ドクター/The Third Doctor - 手掛かりでなく食物または宝物を生成することも選べる。(2)(緑)(青)2/2トランプル、あなたのトークン数だけ+1/+1修整。(ドクター・フー統率者デッキ)
- ロクソドンの盗聴者/Loxodon Eavesdropper - (3)(緑)3/3。そのターン2枚目のカードを引くたび+1/+1修整と警戒を得る。(カルロフ邸殺人事件)
- 説き伏せる尋問者/Persuasive Interrogators - (4)(黒)(黒)5/6。手掛かりを生け贄に捧げるたび対戦相手1人に毒カウンターを2個置く。(カルロフ邸殺人事件)
- 煌く機械ドレイク/Gleaming Geardrake - (青)(赤)1/1飛行アーティファクト・クリーチャー。アーティファクトを生け贄に捧げるたび+1/+1カウンターを得る。(カルロフ邸殺人事件)
- 捜査の達人、アルキスト・プロフト/Alquist Proft, Master Sleuth - (1)(白)(青)3/3警戒。(X)(白)(青)(青)と手掛かりを生け贄にXドローX点回復するタップ能力を持つ。(カルロフ邸殺人事件)
- 探偵社社長、エズリム/Ezrim, Agency Chief - 2回調査する。(1)(白)(白)(青)(青)5/5飛行。(1)とアーティファクトを生け贄にそのターン、警戒か絆魂か呪禁を得る。(カルロフ邸殺人事件)
- 物静かな捜索者/Serene Sleuth - (1)(白)2/2。あなたの戦闘開始時にもあなたの使嗾されたクリーチャー数だけ調査する。(カルロフ邸殺人事件統率者デッキ)
- Resonance Technician - (3)(青/赤)(青/赤)4/4飛行。手札を1枚捨てれば2回調査する。アーティファクトX個をタップすることで、Xマナ以下のインスタントやソーサリーをコピーするタップ能力を持つ。(Ravnica: Cluedo Edition)
- Carnage Interpreter - (1)(黒/赤)(黒/赤)3/3。手札を全て捨て、4回調査する。手札が1枚以下なら+2/+2修整と威迫を得る。(Ravnica: Cluedo Edition)
- 敵意ある調査員/Hostile Investigator - (3)(黒)4/3。ETBで調査ではなく手札破壊を行うが、誰かがカードを捨てるたび調査するので、実質的にETBで調査するような挙動を見せる。(ビッグスコア)
また、調査しつつクリーチャー・トークンを生成するカードとして、堅固な証拠/Hard Evidence、ジャドゥーンの逃亡者/Fugitive of the Judoon、まばたき/Blink、運河浚い/Drag the Canal、チョーク・アウトライン/Chalk Outlineがある。
参考
- ↑ 2022-2023シーズン「プロツアー2」への参加権利とプロモを手に入れよう(2022年 7月 28日)