歓喜の天使/Angel of Jubilation
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コストとしてのライフの支払いやクリーチャーを生け贄に捧げることを禁止する天使。全体強化能力も持つ。
全体強化は自分がコントロールする黒でないクリーチャーすべてに及ぶが、トリプルシンボルであることを考えると白単色に近いデッキでの採用になるだろう。禁止能力は自分も影響を受けるが、白はライフや生け贄のコストはそれほど多くないので、黒系デッキへの対策としての意味合いが強い。
構築で使う場合は出産の殻デッキやファイレクシア・マナを含むカードを多用するDelver-Goへの対策として機能する。
ルール
- 3番目の能力
- この能力は、一部のコストの支払いを禁止する。適正なコストを支払えないのであれば、呪文を唱えることも、起動型能力を起動することもできない。
- 例1:投げ飛ばし/Flingは、支払わなければならない追加コストを支払えないので、唱えることができない。
- 例2:意志の力/Force of Willは、マナ・コストを支払って唱えることはできるが、代替コストで唱えることはできない。
- 例3:はらわた撃ち/Gut Shotは、赤マナ1点で唱えることはできるが、ライフ2点で唱えることはできない。
- 例4:マナの合流点/Mana Confluenceのマナ能力を起動することはできない。
- 呪文を唱えるため、あるいは起動型能力を起動するためのコストの支払いでない行動は、この能力の影響を受けない。
- 例1:無垢の血/Innocent Bloodを唱えることは可能である。これでクリーチャーを生け贄に捧げるのは、解決時の効果である。
- 例2:神聖なる泉/Hallowed Fountainをアンタップインさせるためにライフを支払うことは可能である。これは戦場に出るイベントを置換する常在型能力である。
- 例3:突き刺しモズ/Impaler Shrikeの能力で突き刺しモズ自身を生け贄に捧げることは可能である。これは誘発型能力の解決時に支払うコストである。
- 例4:破滅の贈り物/Gift of Doomの変異コストを支払うためにクリーチャーを生け贄に捧げることは可能である。変異コストを支払って表向きにするのは特別な処理である。
- パーマネントを生け贄に捧げられるかどうかは、そのパーマネントがクリーチャーであるかどうかを見る。ルール文章にクリーチャーと書かれているかどうかは関係ない。
- 例:エイトグ/Atogの能力の起動コストは「アーティファクトを1つ生け贄に捧げる」であるが、この能力でアーティファクト・クリーチャーを生け贄に捧げることはできない。