伝説のソーサリー
提供:MTG Wiki
2019年8月19日 (月) 19:16時点におけるPepperskitter (トーク | 投稿記録)による版
伝説のソーサリー/Legendary Sorceryは、特殊タイプ「伝説の」を持つソーサリーの総称。
Urza's Ruinous Blast / ウルザの殲滅破 (4)(白)
伝説のソーサリー
伝説のソーサリー
(伝説のソーサリーは、あなたが伝説のクリーチャーか伝説のプレインズウォーカーをコントロールしているときにのみ唱えられる。)
伝説でなく土地でもないパーマネントをすべて追放する。
目次 |
解説
ドミナリアで初めて登場した、パーマネントではない伝説のカード。パーマネント用のレジェンド・ルールは使用せず、独自のルールを用いる。
伝説のソーサリーは「伝説のクリーチャー、あるいは伝説のプレインズウォーカーが唱える大呪文」というフレイバーを表しており、唱えるためには術者となる伝説のクリーチャーか伝説のプレインズウォーカーをコントロールしている必要がある。
- 登場と一緒に伝説のインスタントも総合ルールで制定されたが、ドミナリア現在は伝説のインスタントは存在せず、今後の登場も未定である。
ルール
- あなたが伝説のクリーチャーか伝説のプレインズウォーカーをコントロールしていないかぎり、あなたは伝説のソーサリーを唱えることはできない。
- 他の伝説のパーマネント(伝説のアーティファクトや伝説のエンチャントや伝説の土地)では条件を満たさないことに注意。
- 唱え始める時点で伝説のクリーチャーかプレインズウォーカーをコントロールしていればよい。コストの支払いで伝説のクリーチャーを生け贄に捧げるなどで条件を満たさなくなっても、唱えることが不正になることはない(CR:601、CR:601.2e)。
- 制限は上記のみ。同一ターンの間に何回でも唱えられるし、同じカード名の呪文との相互作用もない。
- レジェンド・ルールこそ使用しないものの、「伝説の」特殊タイプを持つ事に変わりはない。サリアの槍騎兵/Thalia's Lancersや艦長シッセイ/Captain Sisayでライブラリーからサーチできる。
その他
満を持して登場した新しい形の伝説のカードだったが、上記ルールにある唱えるための制約により一見して思うよりも使いにくく、手札にだぶついてしまうことの多さや、それらが伝説のパーマネントと違う形で作用することに不満を覚えたプレイヤーもいたとして、後に失敗の教訓として振り返られている(→デザイン演説2018参照)。
伝説のソーサリー・カード
ドミナリアの伝説のソーサリーのサイクル。各色1枚ずつと多色に1枚の合計6枚が、それぞれのレアに存在する。
- ウルザの殲滅破/Urza's Ruinous Blast
- カーンの経時隔離/Karn's Temporal Sundering
- ヨーグモスの不義提案/Yawgmoth's Vile Offering
- ヤヤの焼身猛火/Jaya's Immolating Inferno
- カマールのドルイド的誓約/Kamahl's Druidic Vow
- 上古族の栄華な再誕/Primevals' Glorious Rebirth
これらはドミナリア/Dominaria次元/Planeの歴史を象徴する出来事をカード化したものであり、いずれもフレイバー・テキストが「数世紀前(Centuries ago)」で語り始められる。