マナを引き出す目的でタップする
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パーマネントをマナを引き出す目的でタップする/tap a permanent for manaは、ルール上特別な意味を持つ言葉である。これは「パーマネントの、起動コストにタップ・シンボルを含むマナ能力を起動しマナを引き出す」ということを意味する。
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解説
Wild Growth / 繁茂 (緑)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(土地)
エンチャントされている土地がマナを引き出す目的でタップされるたび、それのコントローラーは追加で(緑)を加える。
Pale Moon / 蒼ざめた月 (1)(青)
インスタント
インスタント
ターン終了時まで、プレイヤーがマナを引き出す目的で基本でない土地をタップした場合、それは他のいかなるタイプのマナの代わりに無色のマナを生み出す。
あるパーマネント(以下A)を何らかの手段でタップし、その結果マナ・プールにマナが加えられたとしても、「Aをマナを引き出す目的でタップした」ことになるとは限らない。大雑把に言えば、Aが持つ「(T):~を加える。」という能力を起動し、その起動コストとしてAをタップしてマナを引き出した場合のみ、「Aをマナを引き出す目的でタップした」ことになる。
具体例は以下の通り。
- 極楽鳥/Birds of Paradiseの能力を起動し、それをタップした。これは「極楽鳥をマナを引き出す目的でタップした」ことになる。
- 平地/Plainsの能力を起動し、それをタップした。これは「平地をマナを引き出す目的でタップした」ことになる。
- 森/Forestに豊かな成長/Abundant Growthをエンチャントしている状態で、森の持つ「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を起動し、森をタップした。これは「森をマナを引き出す目的でタップした」ことになる。
- 東屋のエルフ/Arbor Elfの能力を起動し、それをタップした。これは「東屋のエルフをマナを引き出す目的でタップした」ことにはならない。
- 死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanの1番目の能力を起動し、それをタップした。これは「死儀礼のシャーマンをマナを引き出す目的でタップした」ことにはならない。
- 対象を取る起動型能力はマナ能力ではないため(CR:605.1a)。マナを生み出すがマナ能力でないカードも参照。
- クローサの庇護者シートン/Seton, Krosan Protectorの能力を起動し、シートン自身をタップした。これは「クローサの庇護者シートンをマナを引き出す目的でタップした」ことにはならない。
- 起動コストに(T)を含まないため。タップ・アウトレットも参照。
- バネ葉の太鼓/Springleaf Drumの能力を起動し、バネ葉の太鼓とメムナイト/Memniteをタップした。これは「バネ葉の太鼓をマナを引き出す目的でタップした」ことにはなるが、「メムナイトをマナを引き出す目的でタップした」ことにはならない。
- 起動したマナ能力を持っているのはバネ葉の太鼓であり、メムナイトではないため。
- ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleの能力を起動したがクリーチャーをコントロールしていないのでマナは出なかった。これは「ガイアの揺籃の地をマナを引き出す目的でタップした」ことにならない。
- マナ能力の起動であるがマナを引き出していないため。
その他
- 魔力の篭手/Gauntlet of Power(カード画像)とマナの反射/Mana Reflection(カード画像)の日本語版のルール文章には「マナを生み出す目的で」とあるが、オラクルは"tap a ○○ for mana"の書式であり、「マナを引き出す目的で」が正しい。
- 「パーマネントをマナを引き出す目的でタップする」ことを誘発イベントとし、「プレイヤーのマナ・プールにマナを加える」ことを効果とする誘発型能力は(対象を取るものでない限り)誘発型マナ能力である(CR:605.1b)。マナ能力も参照。