永劫のこだま/Echo of Eons
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ソーサリー
各プレイヤーはそれぞれ、自分の手札と墓地を自分のライブラリーに加えて切り直し、その後カードを7枚引く。
フラッシュバック(2)(青)(あなたはあなたの墓地から、このカードをこれのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後、これを追放する。)
フラッシュバック付きTimetwister。素のマナ・コストは6マナと重いが、フラッシュバックで唱えると元祖Timetwisterそのもの。
今までの数あるリメイクと違い、一度唱えても自身を追放することなく、フラッシュバックにより即座に2度目が唱えられるというのが特徴。
かつての例に漏れずコンボ向けの手札補充カードであり、フラッシュバックの軽さも魅力とあってレガシーでは早速それを利用したデッキが登場した。相性が良いのはライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamondであり、コストによって手札を捨てることでこのカードをスムーズに墓地から唱えることができる。その間に引いた0マナアーティファクトや暗黒の儀式/Dark Ritual等でマナを増やし、苦悶の触手/Tendrils of Agonyで勝利を目指すチェイン・コンボである。これと強力なシナジーを形成しつつ、妨害やパーツの調達を担う覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veilsも同時に採用されており、多角的な攻め方が可能となっている。また、従来のTESでは燃え立つ願い/Burning Wishを途中で挟んでライオンの瞳のダイアモンドで捨てても構わないことから、新たなコンボのルートとしてウィッシュボードに仕込む使い方もなされている。
モダンではライオンの瞳のダイアモンドが使えないため別のルートにはなってしまうが、けちな贈り物/Gifts Ungivenとは相性が良く、捨て身の儀式/Desperate Ritual系の使い切りのマナ加速から素のマナ・コストで唱えるだけでも十分強力であるため、青赤のストームデッキでは見かける機会もあるだろう。ただし、狼狽の嵐/Flusterstormも同セットで収録されているため、使用の際は留意。