艦の魔道士、ラフ・キャパシェン/Raff Capashen, Ship's Mage
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
瞬速
飛行
あなたは歴史的な呪文を、それが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。(歴史的とは、アーティファクトと伝説と英雄譚(Saga)のことである。)
新生ウェザーライト/Weatherlightの乗組員であり、キャパシェン一族の末裔たる伝説の人間・ウィザード。飛行と瞬速に加え、歴史的な呪文限定のヴィダルケンの宇宙儀/Vedalken Orreryを内蔵する。
歴史的な呪文全てをインスタント・タイミングで唱えられるのは、大振りで隙を晒しがちなそれらの呪文を用いる上でとてもありがたい。自身も瞬速を持つため更に隙が少なく、その上で4マナ3/3飛行と戦力としてのスペックも備えている。各種伝説のクリーチャーに限っても、豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plentyで単体除去や手札破壊を弾いたり、呪われし者、アルヴァード/Arvad the Cursedをコンバット・トリックのように運用したりと実に多芸。プレインズウォーカーに関しても、能力を起動する回数こそ減るものの、忠誠度能力を使いながらマナを立てておけるためプレインズウォーカーを守りやすく、場持ちを補ってくれる。
中でも英雄譚との相性が良く、対戦相手のターン中に唱えるのも勿論便利だが、これを対戦相手のターンに出した直後に自分のターンのアップキープなどに英雄譚を唱えることで、すぐさま第Ⅱ章の能力を誘発させられるのが特筆すべき点。フレーバー的には皮肉が過ぎるが、ファイレクシア教典/Phyrexian Scripturesは第Ⅰ章の章能力でラフを強化してアーティファクト化しつつ、直後に第Ⅱ章の章能力で一方的な全体除去を放てるなど特に相性が良い。
リミテッドでは歴史的シナジーを大量に集めるのは困難であるが、基礎スペックだけでも優秀。構築でも英雄譚や伝説のクリーチャーを多く採用し、インスタント・タイミングでの動きを重視した白青のミッドレンジデッキで採用されている例がある。
関連カード
サイクル
- 艦の魔道士、ラフ・キャパシェン/Raff Capashen, Ship's Mage (白青)
- 呪われし者、アルヴァード/Arvad the Cursed (白黒)
- ギックスの信奉者、ローナ/Rona, Disciple of Gix (青黒)
- 燃えがらの風、エイデリズ/Adeliz, the Cinder Wind (青赤)
- 血の炎、ガルナ/Garna, the Bloodflame (黒赤)
- 密航者、スライムフット/Slimefoot, the Stowaway (黒緑)
- 炎矢師、ハラー/Hallar, the Firefletcher (赤緑)
- 艦の整備士、ティアナ/Tiana, Ship's Caretaker (赤白)
- シッセイの後裔、シャナ/Shanna, Sisay's Legacy (緑白)
- 水底のドルイド、タトヨヴァ/Tatyova, Benthic Druid (緑青)
ストーリー
ラフ・キャパシェン/Raff Capashenは飛翔艦ウェザーライト/Weatherlight号に乗る人間の魔道士。かつての英雄ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashenの遠い親戚に当たる。
詳細はラフ・キャパシェン/Raff Capashenを参照。