ファンガス
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ファンガス/Fungusは、クリーチャー・タイプの1つ。"fungus"とは「きのこ、かび」といった「菌類」を意味する。複数形"fungi"。
クリーチャー — ファンガス(Fungus)
あなたのアップキープの開始時に、サリッドの上に胞子(spore)カウンターを1個置く。
サリッドから胞子カウンターを3個取り除く:緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
伝説のクリーチャー — ファンガス(Fungus) シャーマン(Shaman)
胞子の教祖、ゲイヴは+1/+1カウンターが5個置かれた状態で戦場に出る。
(1),あなたがコントロールするクリーチャーから+1/+1カウンター1個取り除く:緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
(1),クリーチャーを1体生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。その上に+1/+1カウンター1個置く。
クリーチャー — ファンガス(Fungus)
貪食2(これが戦場に出るに際し、あなたは望む数のクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。このクリーチャーはその数の2倍に等しい+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。)
あなたのアップキープの開始時に、マイコロスの上に置かれている+1/+1カウンター1個につき、緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
初出はフォールン・エンパイア。Magic Online上でのミラージュ、ビジョンズ発売の際のオラクル変更で意識混濁の胞子/Mindbender Spores、苔男/Lichenthropeも仲間となった。その後、時のらせんブロックで新種が多数登場した。クリーチャー・タイプ大再編ではキノコザウルス/FungusaurやMold Demon等のカビや苔が生えたクリーチャーにこのクリーチャー・タイプが与えられた。アラーラの断片以降も新種が登場し、菌類よろしくじわじわと数を増やしている。
主に緑に存在する種族。時のらせんブロックでは白と黒のファンガスも1体ずつ登場した。
時のらせんブロックにおいてはいずれも苗木・トークンを出す起動型能力能力を持ち、苗木を生け贄に捧げる事をコストとする起動型能力を併せ持つ。それ以外のファンガスも苗木・トークンを出したり、カウンターを利用するカードが多い。
部族カードは、ロードのヘイヴンウッドのセロン/Thelon of Havenwood、一時的な全体強化の淡色のマイコダーム/Pallid Mycoderm、胞子カウンターを上乗せするFungal Bloom、胞子撒きのサリッド/Sporesower Thallidなどがある。
伝説のファンガスは胞子の教祖、ゲイヴ/Ghave, Guru of Sporesのみ(基本セット2014現在)。
- ファンガス以外にも、同様に胞子カウンターを使うクリーチャーが作られている。→ Elvish Farmer、菌類学者/Mycologist
- あまりにマイナーな種族だったためか、同名のファンガス・カウンターを使うカードまである。→ 胞子形成/Sporogenesis、意識混濁の胞子/Mindbender Spores
サリッド/Thallid
フォールン・エンパイアと時のらせんブロックに登場するファンガスの多くは、いずれも胞子カウンターと密接に関連した以下の2つの能力を持つ。
3ターン目がくるまではバニラクリーチャーと変わらず、毎ターン使える能力に比べれば緩慢なのは事実。だが逆にいえば、マナもカードもタップすらもせずに能力が使えるようになるわけで、普通の戦闘行為を並行実施しつづけられるというメリットもある。軽クリーチャーが多く序盤から戦場に並び、苗木・トークンを作る能力を持つものもいるため、気が付くと大群になっていたりして意外とあなどれない。
- 背景ストーリーについてはサリッド/Thallid (ストーリー)のページを参照。