未練ある魂/Lingering Souls

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2015年6月18日 (木) 00:25時点における211.129.158.224 (トーク) - whois による版
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Lingering Souls / 未練ある魂 (2)(白)
ソーサリー

飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを2体生成する。
フラッシュバック(1)(黒)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)


飛行を持つスピリットクリーチャートークンを2体生み出すトークン生成呪文深夜の出没/Midnight Hauntingソーサリーになった代わりに、黒マナコストに含むフラッシュバックを得た。

3マナで2体、5マナ分割払いで4体、フラッシュバック前提で手札から捨てたりライブラリーから直接墓地に落としたりしても2マナで2体。いずれの使い方でもなかなかのコスト・パフォーマンス

複数体のトークンを生む呪文共通のボード・アドバンテージ単体除去耐性に加え、フラッシュバックのおかげで、使うタイミングをずらせば全体除去にも対処でき、カウンター手札破壊にも強い。総じて優秀なカードであり、ビートダウンでもコントロールでも扱いやすい1枚。

深夜の出没が既に実績を残していたこともあり、こちらも参入直後から活躍。スタンダードでは、全体強化手段を利用した白黒トークンやスピリットのシナジーを活用した青白黒スピリットキーカードであり、またライブラリーの多くを墓地に置くFritesブロッカーを生み出す手段としても使われる。その他、コントロールがブロッカー確保にしたり、アグロデッキが追加のアタッカーを確保したりと、が合う様々なデッキで採用されている。

モダンでもしばしば見かけるパワーカード白黒トークンアブザンジャンクアグロドメインなどなど、白黒を含むデッキ全般に姿を見せる。時にはこれのために1足してまで採用する例もあり、特にジャンドトップメタの中心だった時代にはミラーマッチ対策としてよく使われていた。

レガシーでは青白石鍛冶を足して採用されることがある。装備品装備先として除去耐性、カウンター耐性があり、手軽に飛行クリーチャーを複数生み出せるこのカードは非常に相性が良い。他にもヴェールのリリアナ/Liliana of the Veilの手札破壊能力をこのカードに充てたり、直観/Intuitionからサーチされたりと様々なカードとシナジーを形成する。

リミテッドでも言うまでもなく強力で、アンコモンとは到底思えない。

  • 「分割払い可能な1/1飛行4体」というのはスタンダードの前環境で猛威を振るった戦隊の鷹/Squadron Hawkに類似する。比較すると初動は戦隊の鷹が1マナ軽いが、コストの合計は未練ある魂の方が軽い。他にも各種シナジーや除去耐性の違いがある。

2012年4月2日(Magic Onlineでは同年3月28日)より、イニストラード・ブロック構築無形の美徳/Intangible Virtueと共に禁止カードに指定される。白黒系トークンデッキ環境を支配していたため、環境に多様性を取り戻すのが目的。

関連カード

サイクル

イニストラードフラッシュバック対抗色マナを要求する呪文サイクル。いずれもアンコモン

闇の隆盛フラッシュバック対抗色マナを要求する呪文サイクル。いずれもアンコモン

イニストラードのサイクルはカラー・ホイールの2つ左ののマナを、闇の隆盛のサイクルは2つ右の色のマナを要求する。

参考

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