ゴブリン召集
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ゴブリン召集(Goblin Bidding)は、全体除去に対抗するために総帥の召集/Patriarch's Biddingを採用したゴブリン。オンスロートの部族強化によって生まれたデッキ。
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概要
ソーサリー
各プレイヤーは、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。各プレイヤーは、自分の墓地にあるこれにより選ばれたタイプのすべてのクリーチャー・カードを戦場に戻す。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
包囲攻撃の司令官が戦場に出たとき、赤の1/1のゴブリン(Goblin)・クリーチャー・トークンを3体生成する。
(1)(赤),ゴブリン1体を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。包囲攻撃の司令官はそれに2点のダメージを与える。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
ゴブリンの名手は、あなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
クリーチャー1体が死亡するたび、ゴブリンの名手をアンタップする。
(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ゴブリンの名手はそれに1点のダメージを与える。
メインの総帥の召集/Patriarch's Biddingとサイドボードの定員過剰の墓地/Oversold Cemeteryだけのために黒マナを供給する。
ゴブリンの戦長/Goblin Warchiefさえいれば蘇ったゴブリンでそのまま殴れば勝ててしまうことも多いのだが、スカークの探鉱者/Skirk Prospectorと包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commanderでマナと火力に変換し、その過程でゴブリンが墓地に置かれるのを利用してゴブリンの名手/Goblin Sharpshooterの能力を何度も使うという、ゴブリンとは思えない非常に戦略的な面も持つデッキである。
オンスロート・ブロック中後期から活躍を始め、ダークスティールで頭蓋骨絞め/Skullclampを得た頃全盛期となる。これはスカークの探鉱者/Skirk Prospectorなどのゴブリンを生け贄に捧げるという動きが頭蓋骨絞め/Skullclampにかみ合っていたためで、当時のスタンダードでは電結親和と並ぶ一大勢力を築いた。→*1
ローテーション前のエクステンデッドでは総帥の召集/Patriarch's Biddingのかわりに生ける屍/Living Deathを使用する場合もあった。また、安定性を高めるために燃え立つ願い/Burning Wishが採用される。このバージョンをとくにDeath Goblin Wishと呼ぶ。→*2
スタンダード版
- 頭蓋骨絞め/Skullclamp禁止前のスタンダードバージョン。禁止後のものは、World Championship Decks 2003を参照のこと。
エクステンデッド版
- 備考
- プロツアーコロンバス04ベスト8(参考)
- 使用者:Olivier Ruel
- フォーマット
- Death Goblin Wishと呼ばれるタイプ。
- サイドボードの多くは燃え立つ願い/Burning Wishによるシルバーバレット用に割かれている。