血の誓い/Blood Oath
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Blood Oath / 血の誓い (3)(赤)
インスタント
インスタント
カード・タイプを1つ選ぶ。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。血の誓いはそのプレイヤーに、これにより公開されたカードのうち、選ばれたタイプのカード1枚につき3点のダメージを与える。(アーティファクト、クリーチャー、エンチャント、インスタント、土地、プレインズウォーカー、ソーサリー、部族がカード・タイプである。)
相手のデッキがある1つのカード・タイプでまとまっているなら、適当にプレイしても結構なダメージが見込める。当たった1枚につき3点なので、2枚当たれば6点。4マナのインスタント呪文としては十分すぎる威力。 火力としてはかなり重い部類に入るが、うまく使えばその重さを補って余りある威力になる上に、色拘束が薄くタッチで使うことも容易いため、ファイアーズのサイドボードでよく見かけられた。
- マスクス・ブロック構築では強力なエンチャントが多かったため、赤単がエンチャントと宣言して大ダメージを与えていた。
また、相手のデッキを正確に読みきってプレイできなくても、「手札がバレる」瞬間を狙えば2枚くらいは当てるのは意外と簡単である。 例えば噴出/Gushをピッチスペルでプレイした瞬間は、手札に2枚の土地が必ず存在するし、嘘か真か/Fact or Fictionは何を引いたのかが筒抜けである。
- それを狙って相手の嘘か真かを「5枚と0枚」に分けるなんて大技も存在した。
パーミッションには、マストカウンターである。宣言は大体「インスタント」。 10点オーバーのダメージが入ることもあるため、シロッコ/Siroccoのようにインスタントのみをカウントするものと勘違いしたプロプレイヤーもいるほど。
- カード・タイプの宣言は解決時に行う。
- 激動/Upheaval後に通ればゲームエンド。
- デュエルファイター刃では、ターボジョークルにこれを入れてリセットを警戒して手札に残しておいたり抹消/Obliterateに対応して手札に戻したりした「土地」を指定して大ダメージを与える、という使われ方をした。
- Jester's Maskと組めば、相手の手札を特定のタイプで揃えた上でダメージを与えることができる。
- 突然の衝撃/Sudden Impactと同じような用途で使われることが多い。
が、血の誓いは一発でゲームエンドということも往々にしてありうるので、赤使いには好んで使われた。
- 注釈文には書かれていないが「部族」や「プレインズウォーカー」を宣言することも可能(注釈文はルールに影響しないため。そもそもOracleからは削除されている)。