計画

提供:MTG Wiki

2024年4月6日 (土) 23:28時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索
計画/Plot
種別 常在型能力
登場セット サンダー・ジャンクションの無法者
サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ
CR CR:702.170

計画/Plotとは、サンダー・ジャンクションの無法者で制定されたキーワード能力。これを持つカード手札にあるときに機能する常在型能力である。


Djinn of Fool's Fall / 愚者の滝のジン (4)(青)
クリーチャー ― ジン(Djinn)

飛行
計画(3)(青)((3)(青)を支払ってあなたの手札にあるこのカードを追放してもよい。後のターンに、これをソーサリーとしてマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。計画はソーサリーとして行う。)

4/3



Longhorn Sharpshooter / 長角の名手 (2)(赤)
クリーチャー ― ミノタウルス(Minotaur) 射手(Archer)

到達
長角の名手が計画された状態になったとき、1つを対象とする。これはそれに2点のダメージを与える。
計画(3)(赤)((3)(赤)を支払ってあなたの手札にあるこのカードを追放してもよい。後のターンに、これをソーサリーとしてマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。計画はソーサリーとして行う。)

3/3



Make Your Own Luck / 自ら運を掴め (3)(青)(緑)
ソーサリー

あなたのライブラリーの一番上にあるカード3枚を見る。その中から土地でないカード1枚を追放してもよい。そうしたなら、それは計画された状態になる。残りをあなたの手札に加える。(後のターンに、それをソーサリーとしてマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。)


カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。

目次

定義

計画 [コスト]/Plot [cost]とは、「あなたが自分のメイン・フェイズ中でスタックが空であり、優先権を持っているとき、あなたは[コスト]を支払って、そのカード手札から追放してもよい。それは計画された状態になる。この処理は特別な処理であり、スタックを使わない。」を意味する。

計画された状態/Plottedのカードは、そのカードが計画された状態になったのと同一のターン唱えることはできない。その後の任意のターンで、あなたは自分のメイン・フェイズ中でスタックが空である時に、そのカードを追放領域からマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい

解説

呪文のコストを前払いするかのようなメカニズム

サンダー・ジャンクションの無法者では全に存在するが、にやや多く、この色の組み合わせ緑青)のリミテッドアーキタイプとなっている。また、白青の「自分のターン中に手札から呪文を唱えない」や青赤の「2回目の呪文」テーマともシナジーを形成している。また、他のカードを計画された状態にするカードもや青、それらを含む多色に存在している。

  • サンダー・ジャンクションの無法者時点では、計画を持つカードはいずれも元からソーサリー・タイミングでしか唱えられないものである。
  • 追放領域を介し、コストを前払いするという点では待機との類似性がある。
    • 一度追放すれば後からいつでも唱えられるという点では、カードの向きなどの違いはあるが予顕にも近い。実際に予顕メカニズムを元にして計画が生み出されている(→#開発秘話)。
  • カード・タイプ計略とは日本語名が似ているので混同に注意。

ルール

計画能力でカードを追放する

計画されたカードを唱える

唱える時の基本的なルールマナ・コストを支払うことなく唱えるも参照。

開発秘話

計画能力は、悪役が陰謀を企てる様子をゲームで表現しようとして生み出された。陰謀が実を結び呪文を無料で唱えられるターンが訪れる、というアイデアから、予顕を元にしたコスト前払い型メカニズムとなった。

開発部は計画されたカードをインスタント・タイミングで唱えられるゲームプレイは好ましくないと判断したため、計画は瞬速インスタントには持たせない方針となった。加えて、他のカードにより「計画された」状態になった場合を考慮し、ソーサリー・タイミングでのみ唱えられるという制限も付け加えられた[1]

脚注

  1. Outlaws of the Land, Part 2/この地の『無法者』 その2Making Magic 2024年4月1日 Mark Rosewater著)

参考

MOBILE