生命起源の御神体/Go-Shintai of Life's Origin

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神河：輝ける世界統率者デッキの御神体。エンチャントのリアニメイトに加え、自身や他の祭殿が出るたび祭殿・クリーチャー・エンチャント・トークンを生成する能力を持つ。

従来の祭殿が伝説であるのに対し、これが生成するトークンは伝説でないため大量に並べることができる。このカード自身が祭殿かつETBでトークンを伴うため、適当な祭殿を追加で出すだけで祭殿4個分となり、従来とは比べものにならない勢いでの効果の増強が狙える。そのほか、エンチャントの数を水増しできるので星座など一般的なエンチャントシナジーの効力を増やすのにも使える。

一見カラーマーカーに見える起動型能力も優秀で、除去された祭殿の復帰はもちろん、全知/Omniscienceのような重量級エンチャント用の釣り竿を統率領域に置けると考えればなかなか強力。サメ台風/Shark Typhoonのような自力で墓地へ行けるエンチャントと組み合わせてもよいだろう。

祭殿との直接的な相互関係を持ちつつ固有色が5色の伝説のクリーチャーは初であり、祭殿デッキの統率者にうってつけのカード。両能力ともエンチャント関連のシナジーを形成しやすいため、祭殿に特化せず、ある程度エンチャントレスなどに寄せた構築でも活躍が期待できる。

• 祭殿特化デッキを組む場合の注意点として、誘発型能力を持った祭殿のほとんどは自分のターンに1回誘発するだけなので、多人数戦では相対的に誘発のチャンスが少なくなる。長期戦にならなければ真価を発揮しづらいので、ゲームを長引かせるような工夫は必須と言えよう。あるいは追加のターンを得るカードを使い、強引に誘発回数を稼ぐのも手。

• 万物の聖域/Sanctum of Allは着地→誘発でこのカードの分と合わせて計6個の祭殿が揃うため、誘発回数の追加条件をすぐに満たせる。

• 祭殿の数を参照しない祭殿はこれが初。

• 祭殿はエンチャント・タイプであり、クリーチャー・タイプではないことに注意。このカードや生成されるトークンはクリーチャー・タイプのないクリーチャーである。

関連カード

サイクル

神河：輝ける世界の御神体サイクル。伝説のクリーチャー・エンチャントで、祭殿のエンチャント・タイプを持ち、クリーチャー・タイプは持たない。あなたの終了ステップの開始時に誘発する、コントロールしている祭殿の数だけ効果が大きくなる誘発型能力を持つ。稀少度はアンコモン。

• 共同目的の御神体/Go-Shintai of Shared Purpose
• 逸失叡智の御神体/Go-Shintai of Lost Wisdom
• 隠避残虐の御神体/Go-Shintai of Hidden Cruelty
• 古伝戦争の御神体/Go-Shintai of Ancient Wars
• 無尽活力の御神体/Go-Shintai of Boundless Vigor

また神河：輝ける世界統率者デッキには、5色の固有色を持つ生命起源の御神体/Go-Shintai of Life's Originが収録されている。

ストーリー

生命起源の御神体（せいめいきげんのごしんたい）/Go-Shintai of Life's Originは神河/Kamigawaの神/Kamiが宿る祭殿（イラスト）。

神が死ぬのを見たことがある者はほとんどいないが、有り得ない話ではない。都和市/Towashiの拡大で樹海/The Jukai Forestが壊滅した際には、多くの神が塵と化した。だがその塵は、樹海の中心にある古の祭殿に流れ着き、融合して新しい何かになり始めた。祭殿は一つの命と神の力を有するようになった。この新たな神は神河じゅうを彷徨い続けており、死んだ神の残滓が加わるたびに強くなり続けている。

登場作品・登場記事

• The Legends of Kamigawa: Neon Dynasty/『神河：輝ける世界』の伝説たち（Feature 2022年2月11日 Ari Zirulnik, Grace Fong, Emily Teng, and Gerritt Turner著）

参考

• The Tokens of Kamigawa: Neon Dynasty/『神河：輝ける世界』のトークン(Daily MTG 2022年2月10日)
• 5色カード
• リアニメイトカード
• カード個別評価：神河：輝ける世界統率者デッキ - 神話レア（ブースター限定カード）