閑静な中庭/Secluded Courtyard
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土地
閑静な中庭が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプ1つを選ぶ。
(T):(◇)を加える。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。このマナは、その選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えるためか、その選ばれたタイプのクリーチャーやクリーチャー・カードの能力を起動するためにしか使用できない。
指定したクリーチャー・タイプ限定の5色地形になる土地。能力の起動に対しても色マナを出せる手付かずの領土/Unclaimed Territoryの上位互換。
必然、採用するならデッキ内の部族は極力統一していきたい。神河:輝ける世界であれば侍や戦士、忍者、ならず者、狐、ネズミなどが狙い目。とはいえリミテッドだと、土地をピックすること自体が投入できるカードの選択肢を狭める結果に繋がり、また然程早い展開にはなりづらいのもあって、これが有効活用できる状況というのはそう多くない。他に有効な札が存在しない選択肢の中で、消去法的に選ぶというのが多いだろう。
構築では、3色以上の部族デッキに向いた優良土地。イニストラード:真夜中の狩り、真紅の契りでは部族がフィーチャーされており、それらを利用しつつタッチさせたい色がある、という場合に役に立つ。ただしこれで色マナを出せるのはクリーチャー・カードに関わる場合のみなので、呪文の都合でタッチさせる場合は避けた方がよい。
登場時のスタンダードであればティアマト/Tiamatを搭載できるドラゴンデッキが一番活用しやすいだろう。起動型能力に5色が必要な神河の魂、香醍/Kyodai, Soul of Kamigawaも多少使いやすくなり、環境に多色地形が豊富なこと、宝物を生み出す手段も多数存在することから、本来跳ね上がる筈の事故率を大幅に下げることが可能。アンタップインかつ最悪無色マナは出せる為、マナ基盤としてテンポも比較的失いづらい。
同セットに存在し真っ先に思いつくだろう神の乱/The Kami Warには使えない。第1面はただの英雄譚であり、クリーチャーで無ければドラゴンでもないため。
- クリーチャー・カードに印刷されているサブタイプのうち、祭殿や装備品は指定できないことに注意。カードからは読み取れないが、総合ルールではそれぞれエンチャント・タイプとアーティファクト・タイプとして定義されており、クリーチャー・タイプではない。