巨像の鎚/Colossus Hammer
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アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+10/+10の修整を受け飛行を失う。
装備(8)((8):あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、これをそれにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)
どんなクリーチャーも巨像並みのサイズにしてしまう装備品。ただしあまりに重いせいか飛行を失ってしまう。
飛行以外の回避能力があればフィニッシャー級のサイズになる。特にトランプルや二段攻撃あたりは相性が極めてよい。
マナ・コストは非常に軽いが、問題は装備コストの重さ。8マナも出せるくらいなら、他にも勝利手段が用意できる。構築で使いたいのであれば、純鋼の聖騎士/Puresteel Paladin等で装備コストの踏み倒しを狙いたい。設置するだけなら1マナなので、純鋼ストームに組み込んで対戦相手の意表を突くのも面白いだろう。
スタンダードでは1ターン目にこれを出し、2ターン目に供犠の仮面/Mask of Immolationを出した後、3ターン目に崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificerの能力でクリーチャー・トークンが装備している供犠の仮面/Mask of Immolationをこれのコピーにしてしまえば最速で使える。少々重いが、手慣れた複製/Masterful Replicationがあれば装備品すべてをこれのコピーにできる。
1度の攻撃で対戦相手を倒しきれない場合、他の装備品をこれのコピーにするのではなく、これを他の装備品のコピーにしてから装備させることも考えよう。この場合奇襲性はなくなるが、コピー手段がなくなっても巨大なサイズ修整を受け続けられるメリットが有る。
リミテッドではコンボパーツが揃いにくいので8マナに到達できるまでは何もしない置物になりがち。名高い武器職人/Renowned Weaponsmithなどマナ加速手段をピックできれば採用を検討できるか。
モダン以下の環境では装備品をインスタント・タイミングで唱えられ、戦場に出たときに装備コストを支払わずに装備させられるエンチャントのシガルダの助け/Sigarda's Aidという最高の相方が存在する。この組み合わせにより最速2ターン目のビートダウンを狙うハンマータイムというデッキが考案された。
- クリーチャーが巨像の槌を装備した後に、そのクリーチャーに天使の贈り物/Angelic Giftなど他の継続的効果が飛行を与えたなら、その飛行は失われることはない。