教団のギルド魔道士/Cult Guildmage
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クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
(3)(黒),(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカード1枚を捨てる。起動はソーサリーとしてのみ行う。
(赤),(T):対戦相手1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。教団のギルド魔道士はそれに1点のダメージを与える。
ラクドス教団/The Cult of Rakdosのギルド魔道士は、手札破壊と本体火力。
黒の能力は、ソーサリー・タイミング限定の対戦相手に選択権のあるディスカード。起動コストがやや重く、トップデッキ勝負の状況では役に立ちにくいが、相手が抱えているフィニッシャーやコンバット・トリック等の有効札を叩き落とせるのは便利。遅めのデッキにはこちらを起動し続けるだけで優位な状況に持ち込めるだろう。逆に対戦相手がこれを使っているのなら、余計な土地を戦場に出さずにブラフとして残しておくのも有効である。
赤の能力は、プレイヤーかプレインズウォーカーへの1点の火力。ダメージは極小で戦場に干渉することもできないが、ブロッカーを並べられて睨み合いになった状況では勝利手段にもなり得る。もちろんラクドスカラーに与えられた絢爛メカニズムの一助にもなってくれる。
分かりやすくカード・アドバンテージを得られる能力と軽微なライフ・アドバンテージに繋がる能力を併せ持ち、ゲームの終始に渡って役立つクリーチャー。
アグロ傾向にあるリミテッドの黒赤デッキにおいては単なる2マナ2/2として働くことも多いが、大事に運用すれば最後の一押しにもなってくれる有用な一枚。特に絢爛カードを多くピックしているなら優先的に確保しておきたい。
- 可愛らしくデフォルメされたジェイス・ベレレン/Jace Belerenの人形を手に持つイラストが目を惹く。不在がちで役目を果たせていないギルドパクト/Guildpactを風刺する人形劇を興行しているのだろう。現実世界でも特定の政治家や権力者に対して、その人物を模った人形を使ったデモ活動が行われることがよくある。
- この人形はイラストレーター本人により実際に制作されており、オークションで出品されたところ1,000ドルの値段が付いた[1]。また人物もイラストレーターのTitus Lunter氏をモデルにして描かれている。[2]
関連カード
ラクドス教団/The Cult of Rakdosのギルド魔道士
- ラクドスのギルド魔道士/Rakdos Guildmage
- リックス・マーディのギルド魔道士/Rix Maadi Guildmage
- 教団のギルド魔道士/Cult Guildmage
サイクル
ラヴニカのギルドとラヴニカの献身のギルド魔道士サイクル。2マナ2/2の多色クリーチャーで、対応する2色それぞれの色マナを必要とする2つのタップ能力を持つ。各ギルド/Guildの二つ名がカード名に含まれている。
- ラヴニカのギルド
- 家門のギルド魔道士/House Guildmage(ディミーア家/House Dimir)
- 団体のギルド魔道士/League Guildmage(イゼット団/The Izzet League)
- 群集のギルド魔道士/Swarm Guildmage(ゴルガリ団/The Golgari Swarm)
- 軍勢のギルド魔道士/Legion Guildmage(ボロス軍/Boros Legion)
- 議事会のギルド魔道士/Conclave Guildmage(セレズニア議事会/The Selesnya Conclave)
- ラヴニカの献身
- 評議会のギルド魔道士/Senate Guildmage(アゾリウス評議会/The Azorius Senate)
- 組織のギルド魔道士/Syndicate Guildmage(オルゾフ組/The Orzhov Syndicate)
- 教団のギルド魔道士/Cult Guildmage(ラクドス教団/The Cult of Rakdos)
- 一族のギルド魔道士/Clan Guildmage(グルール一族/The Gruul Clans)
- 連合のギルド魔道士/Combine Guildmage(シミック連合/The Simic Combine)