大クラゲ/Man-o'-War
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3マナ2/2にもかかわらず送還/Unsummon相当のCIP能力を内蔵した優秀な187クリーチャー。
対戦相手の妨害にも、自身の187クリーチャーの再利用にも使えて汎用性が高い。大クラゲ自身を対象にすることも可能なので、「呪文を唱えたとき」や「クリーチャーが戦場に出たとき」に誘発する誘発型能力と組み合わせるのも有効。特に魔の魅惑/Alurenとの相性は高く、レガシーにおけるアルーレンでは、妨害役兼帝国の徴募兵/Imperial Recruiterの再利用役として重宝されている。
大がかりなコンボと併用しなくても使い勝手がよいため、スタンダード時代から5CG・5CBなどの様々なデッキで採用された。同エキスパンションのネクラタル/Nekrataalとのシナジーは「クラゲタル」と呼ばれ一世を風靡した。
- 初登場からの約10年間、クリーチャー・タイプ「クラゲ」を持つ唯一のクリーチャーであった。
- カード名では「大クラゲ」と訳されているが、「Man-o'-War」とはカツオノエボシという電気クラゲの一種のことで、触手が長いものでは50mにも達するまさしく大きなクラゲである。さらに言うなら、本来「Man-o'-War」は「軍艦」という意味で、電気クラゲは正確には「Portuguese Man-o'-War」と表現する。
- 中国語版のカード名は「戰艦水母」。
- 次元の混乱の棘鞭使い/Stingscourgerのイラストで、触手部分を武器に使われバウンス能力をゴブリンに与えている[1]。
- 基本セット2011にて霊気の達人/AEther Adeptとしてリメイクされる。クリーチャーの質が向上していると言われる昨今において、ダブルシンボルという下方修正が加えられている点からも、これが優秀なクリーチャーであることがうかがえる。
関連カード
主な亜種
特筆のない限り「このクリーチャーが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。」能力を持つクリーチャー・カード。開門などの自分のクリーチャーを手札に戻すカードは含まない。
- 小覇王 孫策/Sun Ce, Young Conquerer - 3UU。3/3。馬術も持つ伝説のクリーチャー。(ポータル三国志)
- 夜景学院の戦闘魔道士/Nightscape Battlemage - 2B。2/2。2Uでキッカーしたとき、最大2体までの黒でないクリーチャーを手札に戻す。(プレーンシフト)
- 空護りの掃討者/Hoverguard Sweepers - 6UU。5/6。飛行。最大2体を手札に戻してもよい。(フィフス・ドーン)
- ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake - 3U。2/2。飛行。金属術の達成が必要。(ミラディンの傷跡)
- 霧鴉/Mist Raven - 2UU。2/2。飛行。(アヴァシンの帰還)
- エイヴンの偵察員/Aven Surveyor - 3UU。2/2。飛行。モードでバウンスか自身の強化を選べる。(運命再編)
- 釣りドレイク/Angler Drake - 4UU。4/4飛行。霧鴉の上位種で空護りの掃討者の下位種。(アモンケット)
- 霧女/Kiri-Onna - 4U。2/2。自身を手札に戻すスピリットクラフト能力も持つ。(神河救済)
- オーガの学者/Ogre Savant - 4R。3/2。青マナを含めて唱えた場合のみの向上呪文。(ギルドパクト)
- 棘鞭使い/Stingscourger - 1R。2/2。対戦相手のクリーチャー1体を手札に戻す。エコーを持つ。(次元の混乱)
- セルキーの垣魔道士/Selkie Hedge-Mage - 2(G/U)。2/2。青緑の混成カード。島を2つコントロールしている場合、タップ状態のクリーチャー1体を手札に戻してもよい。(イーブンタイド)
- サラカーの消し去り/Surrakar Banisher - 4U。3/3。タップ状態のクリーチャーを手札に戻してもよい。(ワールドウェイク)
- 潮流の先駆け/Harbinger of the Tides - UU。2/2。対戦相手のタップ状態のクリーチャー1体を手札に戻してもよい。(マジック・オリジン)
- 霊気の達人/AEther Adept - 1UU。2/2。ダブルシンボルになった大クラゲの下位互換。(基本セット2011)
- 虚無使い/Voidwielder - 4U。1/4。クリーチャー1体を手札に戻してもよい。(ラヴニカへの回帰)
- シディシの信者/Sidisi's Faithful - U。0/4。濫用誘発型能力によりバウンスする。(タルキール龍紀伝)
- 分離主義者の虚空魔道士/Separatist Voidmage - 3U。2/2。クリーチャー1体を手札に戻してもよい。(マジック・オリジン)
- 霞の徘徊者/Murk Strider - 3U。3/2。欠色。昇華者能力で、対戦相手の追放領域に1枚のカードが必要。(戦乱のゼンディカー)
- 反射魔道士/Reflector Mage - 1WU。2/3。対戦相手のクリーチャー1体を手札に戻し、同名のカードはあなたの次のターンまで唱えられなくする効果も持つ。(ゲートウォッチの誓い)
クリーチャーを含めたパーマネントを戻すクリーチャー・カード。特筆しない限り青のカード。
- アーボーグの使者/Urborg Emissary - 黒のクリーチャー。1Uでキッカーしていたらパーマネント1つを手札に戻す。(インベイジョン)
- 裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate - パーマネント1つを手札に戻す。(時のらせん)
- ヴィダルケンの霊気魔道士/Vedalken AEthermage - スリヴァー・パーマネント1つを手札に戻す。(未来予知)
- 造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant - パーマネント1つか呪文1つを手札に戻す。(未来予知)
- 霊気撃ち/AEthersnipe - 土地でないパーマネントを手札に戻す。(ローウィン)
- セドラクシスの錬金術師/Sedraxis Alchemist - 黒のクリーチャー。青のパーマネントをコントロールしている場合、土地でないパーマネント1つを手札に戻す。(コンフラックス)
- ディンローヴァの恐怖/Dinrova Horror - 青黒の多色クリーチャー。パーマネント1つを手札に戻し、オーナーに手札を1枚捨てさせる。(ギルド門侵犯)
参考
- ↑ Stingscourger's Sting(Arcana 2007年2月8日)