Glacial Chasm
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*無敵なのはダメージに対してのみであり、[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]のような「ライフを[[失う|失わせる]]」効果は天敵。[[ライブラリーアウト]]や[[勝利条件|勝利条件カード]]に対しても無力。 | *無敵なのはダメージに対してのみであり、[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]のような「ライフを[[失う|失わせる]]」効果は天敵。[[ライブラリーアウト]]や[[勝利条件|勝利条件カード]]に対しても無力。 | ||
*以前はダメージを0にするという記述であったが、ダメージを軽減するという記述に変更された。その為、[[軽減されない|軽減できない]]ダメージを防ぐ事は出来なくなっている。 | *以前はダメージを0にするという記述であったが、ダメージを軽減するという記述に変更された。その為、[[軽減されない|軽減できない]]ダメージを防ぐ事は出来なくなっている。 | ||
− | * | + | *イメージとしては、'''プレイヤーが氷河の裂け目に隠れている'''状態。ダメージを一切拒絶する氷の下に篭もっているが、そこにいると徐々に凍えてライフを失っていくという味付けが成されていて、[[フレイバー]]としての完成度は高い。 |
*[[From the Vault:Realms]]に{{Gatherer|id=288996|新規イラスト}}で収録された。 | *[[From the Vault:Realms]]に{{Gatherer|id=288996|新規イラスト}}で収録された。 | ||
+ | ==ゲームチェンジャー指定== | ||
+ | [[統率者戦]]では[[2025年]]2月11日の[[ブラケット]]制導入に伴い[[ゲームチェンジャー・カード]]に指定された。対戦相手がカードを使うことを効果的に[[ロック]]し、フラストレーションを抱えさせやすかったため<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/announcements/introducing-commander-brackets-beta Introducing Commander Brackets Beta]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0038508/ 「統率者戦ブラケット(ベータ版)」導入のお知らせ]([[Daily MTG]] [[2025年]]2月11日 [[Gavin Verhey]]著)</ref>。 | ||
+ | ==脚注== | ||
+ | <references /> | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:アイスエイジ]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:アイスエイジ]] - [[アンコモン]] | ||
*[[カード個別評価:Masters Edition 2]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:Masters Edition 2]] - [[レア]] | ||
*[[From the Vault:Realms]] | *[[From the Vault:Realms]] |
2025年5月13日 (火) 23:07時点における最新版
Glacial Chasm
土地
土地
累加アップキープ ― 2点のライフを支払う。(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
Glacial Chasmが戦場に出たとき、土地を1つ生け贄に捧げる。
あなたがコントロールするクリーチャーは攻撃できない。
あなたに与えられるすべてのダメージを軽減する。
強力な軽減能力を持った土地。クリーチャーや火力など、どんなダメージソースからであろうがダメージを0に軽減する。
累加アップキープで、ライフを失うものの、それ以上にライフが減ることはなくなる。青白コントロールなどにとって、1、2ターンしのぐには格好のカード。こちらもクリーチャーを攻撃に使えなくなるが、そういう仕様のデッキならばあまり気にする必要がない。
相手のターンには効果を発揮するため維持費をまったく払わずとも1ターン足止めができる。これを利用し土地の再利用手段と目減りしていく土地の補填手段を組み合わせることで一方的に攻撃をすることが可能になる。壌土からの生命/Life from the Loamや世界のるつぼ/Crucible of Worldsに踏査/Explorationを組み合わせるのが良く見る手法である。
- 累加アップキープの性質上、2,4,6,8……とライフを失っていくので、普通に出すと4ターンしか維持できない。元から真っ当に維持して使うようには出来ていないとも言える。
- クロノステイシスと同様に、時エイトグ/Chronatogにターンを食べさせることによって頭痛の種である累加アップキープすら無視することも可能である。後世の永劫の中軸/Eon Hubあたりとのシナジーもかなりやっかい。
- 無敵なのはダメージに対してのみであり、死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanのような「ライフを失わせる」効果は天敵。ライブラリーアウトや勝利条件カードに対しても無力。
- 以前はダメージを0にするという記述であったが、ダメージを軽減するという記述に変更された。その為、軽減できないダメージを防ぐ事は出来なくなっている。
- イメージとしては、プレイヤーが氷河の裂け目に隠れている状態。ダメージを一切拒絶する氷の下に篭もっているが、そこにいると徐々に凍えてライフを失っていくという味付けが成されていて、フレイバーとしての完成度は高い。
- From the Vault:Realmsに新規イラストで収録された。
[編集] ゲームチェンジャー指定
統率者戦では2025年2月11日のブラケット制導入に伴いゲームチェンジャー・カードに指定された。対戦相手がカードを使うことを効果的にロックし、フラストレーションを抱えさせやすかったため[1]。