珊瑚の暴君、ケローナ/Caelorna, Coral Tyrant

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登場時点で2マナ[[デメリット]]なしクリーチャーの最大タフネスは6であり、8はかなりの堅さ。余程の相手でなければガッチリと受け止める。[[防衛]]は持たないので[[包囲の塔、ドラン/Doran, the Siege Tower]]の系譜に当たるいわゆる重厚[[能力]]と組み合わせれば、2[[マナ]]にして実質8/8という圧倒的な[[サイズ]]を与えられ、如何にバニラと言えど[[対戦相手]]の脅威として十分な制圧力を発揮できる。登場時の[[スタンダード]]の範囲では[[床岩の亀/Bedrock Tortoise]]と一時的にしか付与できない[[世渡り上手の交渉人/Streetwise Negotiator]]程度だが、[[カードプール]]の広い[[フォーマット]]では相性の良い[[カード]]が増える。[[育殻組の誉れ/The Pride of Hull Clade]]とも相性が良く、あちらの[[コスト]]減少[[能力]]によって綺麗な[[マナカーブ]]を描ける。
 
登場時点で2マナ[[デメリット]]なしクリーチャーの最大タフネスは6であり、8はかなりの堅さ。余程の相手でなければガッチリと受け止める。[[防衛]]は持たないので[[包囲の塔、ドラン/Doran, the Siege Tower]]の系譜に当たるいわゆる重厚[[能力]]と組み合わせれば、2[[マナ]]にして実質8/8という圧倒的な[[サイズ]]を与えられ、如何にバニラと言えど[[対戦相手]]の脅威として十分な制圧力を発揮できる。登場時の[[スタンダード]]の範囲では[[床岩の亀/Bedrock Tortoise]]と一時的にしか付与できない[[世渡り上手の交渉人/Streetwise Negotiator]]程度だが、[[カードプール]]の広い[[フォーマット]]では相性の良い[[カード]]が増える。[[育殻組の誉れ/The Pride of Hull Clade]]とも相性が良く、あちらの[[コスト]]減少[[能力]]によって綺麗な[[マナカーブ]]を描ける。
  
[[リミテッド]]でもブロッカーとしての信頼性は非常に高く、[[霊気走破]]において[[アンコモン]]以下で単独でこれを突破できるのは[[大地の暴君、テリアン/Terrian, World Tyrant]]のみ。受け身な性能かつ[[伝説]]のため積極的に[[ピック]]したいほどのカードではなく、[[機体]]や[[乗騎]]の活用に一切寄与しない点も物足りなく、[[白青]]・[[青黒]]の[[アーキタイプ]]である[[アーティファクト]]シナジーに貢献しないあたりも見劣りするが、長期戦にもつれこみがちな[[青]]にはそこそこ向いている。[[エンジン始動!]]を巡る攻防にあたって軽い[[クリーチャー]]が多めに要求される[[環境]]であり、[[ブースター・ドラフト]]ではなかなかピックされずに流れてくることも多いため、2マナ以下のクリーチャーの確保に困った際はつまんでおくのも悪くない。
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[[リミテッド]]でもブロッカーとしての信頼性は非常に高く、[[霊気走破]]において[[アンコモン]]以下で単独でこれを突破できるのは[[接死]]を除くと[[大地の暴君、テリアン/Terrian, World Tyrant]]のみ。受け身な性能かつ[[伝説]]のため積極的に[[ピック]]したいほどのカードではなく、[[機体]]や[[乗騎]]の活用に一切寄与しない点も物足りなく、[[白青]]・[[青黒]]の[[アーキタイプ]]である[[アーティファクト]]シナジーに貢献しないあたりも見劣りするが、長期戦にもつれこみがちな[[青]]にはそこそこ向いている。[[エンジン始動!]]を巡る攻防にあたって軽い[[クリーチャー]]が多めに要求される[[環境]]であり、[[ブースター・ドラフト]]ではなかなかピックされずに流れてくることも多いため、2マナ以下のクリーチャーの確保に困った際はつまんでおくのも悪くない。
  
 
*8枚目の伝説の[[タコ]]カード。タフネスが8なのはタコだからなのだろうか。
 
*8枚目の伝説の[[タコ]]カード。タフネスが8なのはタコだからなのだろうか。

2025年3月20日 (木) 19:16時点における最新版


Caelorna, Coral Tyrant / 珊瑚の暴君、ケローナ (1)(青)
伝説のクリーチャー — タコ(Octopus)

0/8

霊気走破バニラ伝説のクリーチャーサイクルは高タフネスブロッカー

登場時点で2マナデメリットなしクリーチャーの最大タフネスは6であり、8はかなりの堅さ。余程の相手でなければガッチリと受け止める。防衛は持たないので包囲の塔、ドラン/Doran, the Siege Towerの系譜に当たるいわゆる重厚能力と組み合わせれば、2マナにして実質8/8という圧倒的なサイズを与えられ、如何にバニラと言えど対戦相手の脅威として十分な制圧力を発揮できる。登場時のスタンダードの範囲では床岩の亀/Bedrock Tortoiseと一時的にしか付与できない世渡り上手の交渉人/Streetwise Negotiator程度だが、カードプールの広いフォーマットでは相性の良いカードが増える。育殻組の誉れ/The Pride of Hull Cladeとも相性が良く、あちらのコスト減少能力によって綺麗なマナカーブを描ける。

リミテッドでもブロッカーとしての信頼性は非常に高く、霊気走破においてアンコモン以下で単独でこれを突破できるのは接死を除くと大地の暴君、テリアン/Terrian, World Tyrantのみ。受け身な性能かつ伝説のため積極的にピックしたいほどのカードではなく、機体乗騎の活用に一切寄与しない点も物足りなく、白青青黒アーキタイプであるアーティファクトシナジーに貢献しないあたりも見劣りするが、長期戦にもつれこみがちなにはそこそこ向いている。エンジン始動!を巡る攻防にあたって軽いクリーチャーが多めに要求される環境であり、ブースター・ドラフトではなかなかピックされずに流れてくることも多いため、2マナ以下のクリーチャーの確保に困った際はつまんでおくのも悪くない。

  • 8枚目の伝説のタコカード。タフネスが8なのはタコだからなのだろうか。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

霊気走破の暴君サイクル。いずれも能力を持たない、いわゆるバニラ伝説のクリーチャー稀少度アンコモン。背景設定上はいずれもムラガンダ/Muragandaの存在である。

[編集] ストーリー

ケローナ/Caelornaは、ムラガンダ/Muragandaの海に棲むタコ。雌。

ケローナは巨大なタコで、何世紀もの間、ムラガンダの珊瑚柱の奥深くに潜んでおり、そのためこの次元/Planeにおける破壊的な月の破片の落下からは守られていた。彼女は自然のままの力線を糧とし、魔力の源を自らの姿に取り込んでいた。かつては貪欲な擬似冬眠の中でたらふく喰らうことに満足していたが、霊気/Aetherと機械の騒音が彼女の注意を地表へと向けた。今や彼女は海底の深みから姿を現している。かつて満喫した故郷の、狂気的な渦巻きとほぼ貫通不能な珊瑚の鎧をその身に刻んで。

何世紀にも渡り彼女は深海の底を故郷として育ち、ムラガンダの月の隕石に脅かされることもなく、海底を走る原初の力線を糧にした。彼女が海上に姿を現わしたとき、彼女が故郷と呼ぶ深みの珊瑚もともに浮かび上がった。

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 参考

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