反復

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(ルール)
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*2回目に唱えるかどうかは任意である。唱えなかった場合、カードは追放領域に残り、それ以降に再度唱える機会は訪れない。
 
*2回目に唱えるかどうかは任意である。唱えなかった場合、カードは追放領域に残り、それ以降に再度唱える機会は訪れない。
 
**[[誘発忘れ]]に注意。
 
**[[誘発忘れ]]に注意。
*2回目に唱えるときに[[特性]]の指定はない。[[当事者カード]]や[[モードを持つ両面カード]]であれば、インスタントやソーサリーでない側でも唱えることができる。また、[[分割カード]]ならば1回目とは違う側を唱えることもできる。
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*2回目に唱える際のルールは、[[マナ・コストを支払うことなく唱える]][[解決中に呪文を唱える]]も参照のこと。
 
===反復を付与した場合について===
 
===反復を付与した場合について===
以下の[[ルール]]については、もともと反復を持たないカードに付与した場合に起こり得る事例を紹介したものである。
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以下の[[ルール]]については、もともと反復を持たないカードに付与した場合に起こり得る事例を紹介したものである。<!-- 反復と下記の性質をもともと併せ持つカードが出たら、適宜上側の欄に移動させてください -->
 
*一つの呪文が複数の反復を持っていたとしても意味はない。
 
*一つの呪文が複数の反復を持っていたとしても意味はない。
 
*[[標]]や[[頂点]]など、[[解決]]中に自身の[[呪文能力]]で他の[[領域]]に移動してしまう呪文は反復の[[置換効果]]で追放することができないため、反復によって唱えることはできない。
 
*[[標]]や[[頂点]]など、[[解決]]中に自身の[[呪文能力]]で他の[[領域]]に移動してしまう呪文は反復の[[置換効果]]で追放することができないため、反復によって唱えることはできない。
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**[[出来事]]の場合、反復の置換効果で追放した場合は「それが追放されているかぎり、出来事でない側として唱えてよい」という[[ルール]]は適用されない。一方、[[当事者カード]]の置換効果により追放した場合は反復で再度唱えることはできないが、通常通り出来事でない側を唱えられる。
 
**[[出来事]]の場合、反復の置換効果で追放した場合は「それが追放されているかぎり、出来事でない側として唱えてよい」という[[ルール]]は適用されない。一方、[[当事者カード]]の置換効果により追放した場合は反復で再度唱えることはできないが、通常通り出来事でない側を唱えられる。
 
*2回目に唱えるときに[[特性]]の指定はない。[[当事者カード]]や[[モードを持つ両面カード]]であれば、インスタントやソーサリーでない側でも唱えることができる。また、[[分割カード]]ならば1回目とは違う側を唱えることもできる。
 
*2回目に唱えるときに[[特性]]の指定はない。[[当事者カード]]や[[モードを持つ両面カード]]であれば、インスタントやソーサリーでない側でも唱えることができる。また、[[分割カード]]ならば1回目とは違う側を唱えることもできる。
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==関連カード==
 
==関連カード==
 
反復を付与するカード(登場順、[[トーナメント]][[リーガル]]でないものは最下段)
 
反復を付与するカード(登場順、[[トーナメント]][[リーガル]]でないものは最下段)

2023年12月8日 (金) 05:47時点における版

反復/Rebound
種別 常在型能力
登場セット エルドラージ覚醒
タルキール龍紀伝
統率者2017
モダンホライゾン
モダンホライゾン2
フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ
イクサラン:失われし洞窟
CR CR:702.88

反復(はんぷく)/Rebound は、エルドラージ覚醒で初登場したキーワード能力インスタントソーサリーが持つ、それがスタック上にあるときに働く常在型能力であり、遅延誘発型能力を生成する。


Distortion Strike / ひずみの一撃 (青)
ソーサリー

クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+0の修整を受けるとともに、このターン、それはブロックされない。
反復(この呪文があなたの手札から唱えられたなら、これの解決に際し、これを追放する。あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からこれのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。)


目次

定義

反復/Rebound は、「この呪文あなた手札から唱えられていたなら、解決に際してこれをあなたの墓地に置く代わりに、これを追放し、あなたの次のアップキープの開始時に、あなたは追放領域にあるこのカードをマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。」を意味する。

解説

インスタントやソーサリーを1回唱えたなら、2回目をタダで唱えられる能力である。ただし2回目は、次の自分のアップキープの開始時のタイミングに限定されており、1回目との間にはタイムラグがある。

全色に存在するが、特にに多い。タルキール龍紀伝では白青オジュタイ氏族/The Ojutai clanのメカニズムとされている。イクサラン:失われし洞窟ではインスタントに反復を与える最深の紀元、オヘル・パクパテク/Ojer Pakpatiq, Deepest Epochのみ収録された。

  • 日本語版総合ルールには反復の登場時から2021年11月19日版までの長きの間、機能する条件を「この呪文があなたの手札から唱えられた」とすべきところを「この呪文が手札から唱えられた」としていた誤訳があった。実際には、センの三つ子/Sen Tripletsのようなカードの効果で自分以外のプレイヤーの手札から唱えたときに機能するようなルールであったことはない。2022年2月18日版以降の総合ルールではこの誤訳は修正されている。

ルール

  • 反復を持つ呪文が、カウンター呪文などによって打ち消されたり、不正な対象であることによって立ち消えするなどの理由により解決しなかった場合、遅延誘発型能力は作られない。
  • 呪文があなたの手札から唱えられていない場合には機能しない。
    • すなわち、呪文のコピーや、反復により2回目に唱えた呪文、墓地から唱えた呪文、徴用/Commandeer等でコントロールを得た呪文などに対しては効果がない。解決後は、追放されることなく、通常通り墓地に置かれる。
  • 2回目に唱えるのは、遅延誘発型能力の解決中に呪文を唱えるCR:608.2g)。そのため、反復を持つソーサリー呪文であっても、アップキープ開始時のタイミングで唱えることができる。
  • 2回目に唱えるかどうかは任意である。唱えなかった場合、カードは追放領域に残り、それ以降に再度唱える機会は訪れない。
  • 2回目に唱える際のルールは、マナ・コストを支払うことなく唱える解決中に呪文を唱えるも参照のこと。

反復を付与した場合について

以下のルールについては、もともと反復を持たないカードに付与した場合に起こり得る事例を紹介したものである。

  • 一つの呪文が複数の反復を持っていたとしても意味はない。
  • 頂点など、解決中に自身の呪文能力で他の領域に移動してしまう呪文は反復の置換効果で追放することができないため、反復によって唱えることはできない。
  • バイバックなど、解決時に(呪文能力ではなく)置換効果で自身を他の領域に移動させる呪文は、解決の際に反復と別の置換効果のうちどちらを適用するかをあなたが選択する(CR:614.15CR:616.1a)。
    • 出来事の場合、反復の置換効果で追放した場合は「それが追放されているかぎり、出来事でない側として唱えてよい」というルールは適用されない。一方、当事者カードの置換効果により追放した場合は反復で再度唱えることはできないが、通常通り出来事でない側を唱えられる。
  • 2回目に唱えるときに特性の指定はない。当事者カードモードを持つ両面カードであれば、インスタントやソーサリーでない側でも唱えることができる。また、分割カードならば1回目とは違う側を唱えることもできる。

関連カード

反復を付与するカード(登場順、トーナメントリーガルでないものは最下段)

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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