巨像の鎚/Colossus Hammer
提供:MTG Wiki
7行: | 7行: | ||
[[構築]]での実用性を考えると、馬鹿正直に8マナを捻出して使うのは非現実的であり、[[コンボ]]によって活用するのが前提となるだろう。幸いにして[[マナ・コスト]]だけなら1マナと[[軽い]]ため、「[[戦場に出す]]」ところまでは容易。その先の「装備する」ところを何とかすればよい。 | [[構築]]での実用性を考えると、馬鹿正直に8マナを捻出して使うのは非現実的であり、[[コンボ]]によって活用するのが前提となるだろう。幸いにして[[マナ・コスト]]だけなら1マナと[[軽い]]ため、「[[戦場に出す]]」ところまでは容易。その先の「装備する」ところを何とかすればよい。 | ||
− | + | 手段としては、大別して | |
#装備コストを踏み倒す手段を用いる。 | #装備コストを踏み倒す手段を用いる。 | ||
#他の[[カード]]の[[コピー]]にする手段を用いる。 | #他の[[カード]]の[[コピー]]にする手段を用いる。 |
2021年1月19日 (火) 11:24時点における版
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+10/+10の修整を受け飛行を失う。
装備(8)((8):あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とし、これをそれにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)
どんなクリーチャーも巨像並みのサイズにしてしまう装備品。ただしあまりに重いせいか飛行を失ってしまう。
圧倒的な修整により、どんなクリーチャーでもフィニッシャーに早変わり。ただし当然、装備コストが非常識なまでに重い。8マナも出せるくらいなら、他にいくらでも勝利手段が用意できる。
構築での実用性を考えると、馬鹿正直に8マナを捻出して使うのは非現実的であり、コンボによって活用するのが前提となるだろう。幸いにしてマナ・コストだけなら1マナと軽いため、「戦場に出す」ところまでは容易。その先の「装備する」ところを何とかすればよい。
手段としては、大別して
- 装備コストを踏み倒す手段を用いる。
- 他のカードのコピーにする手段を用いる。
- 「あらかじめ装備させておいた装備品を、これに変える」ことで、無理やり装備している状態を作り、一撃入れることを狙う。
- 「これを、装備コストが軽い装備品に変える」。その状態で装備し、コピーに変更する効果が切れるのを待つ。
という方向性が考えられる。
スタンダードではアーティファクトを他のアーティファクトのコピーに変更する能力を持つ崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificerと共存しているのが追い風。1ターン目にこれを出し、2ターン目に供犠の仮面/Mask of Immolationを出した後、3ターン目にサヒーリの忠誠度能力でクリーチャー・トークンが装備している供犠の仮面をこれのコピーにしてしまえば最速で使える。少々重いが、手慣れた複製/Masterful Replicationがあれば装備品すべてをこれのコピーにできる。
モダン以下の環境では純鋼の聖騎士/Puresteel Paladin、コーの装具役/Kor Outfitter、シガルダの助け/Sigarda's Aidなどの相性のよいカードが多数存在するためより工夫の余地が大きく、ジョニー魂の見せ所。実際、シガルダの助けとの組み合わせはハンマータイムというデッキとして成立した。
リミテッドではコンボパーツが揃いにくいので8マナに到達できるまでは何もしない置物になりがち。名高い武器職人/Renowned Weaponsmithなどマナ加速手段をピックできれば採用を検討できるか。
- クリーチャーが巨像の槌を装備した後に、そのクリーチャーに天使の贈り物/Angelic Giftなど他の継続的効果が飛行を与えたなら、その飛行は失われることはない。