秘匿

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[[タップイン]]し、戦場に出たときに[[ライブラリー]]の上から4枚の[[カード]]の中から、1枚を追放する(その[[土地]]に隠す)[[能力]]である。
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[[タップイン]]し、戦場に出たときに[[ライブラリー]]の上から4枚の[[カード]]の中から、1枚を追放する(そのパーマネントに隠す)[[能力]]である。
  
 
ローウィンでは[[風立ての高地/Windbrisk Heights|秘匿ランドサイクル]]のみがこの能力を持ち、これらは秘匿で追放したカードを特定条件下で[[マナ・コスト]]を[[支払う|支払わず]]に[[プレイ]]できるようにする能力を併せ持つ。[[モダンホライゾン]]では[[クリーチャー]]で秘匿を持つ[[明日の見張り/Watcher for Tomorrow]]が登場した。
 
ローウィンでは[[風立ての高地/Windbrisk Heights|秘匿ランドサイクル]]のみがこの能力を持ち、これらは秘匿で追放したカードを特定条件下で[[マナ・コスト]]を[[支払う|支払わず]]に[[プレイ]]できるようにする能力を併せ持つ。[[モダンホライゾン]]では[[クリーチャー]]で秘匿を持つ[[明日の見張り/Watcher for Tomorrow]]が登場した。
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**現在は追放されたカードが持つ常在型能力による効果なので、この点も明確となっている。
 
**現在は追放されたカードが持つ常在型能力による効果なので、この点も明確となっている。
 
*秘匿と追放されたカードをプレイする能力は[[関連している能力]]であるため、秘匿以外の方法で追放されたカードをその能力で使うことはできない({{CR|406.5}})。
 
*秘匿と追放されたカードをプレイする能力は[[関連している能力]]であるため、秘匿以外の方法で追放されたカードをその能力で使うことはできない({{CR|406.5}})。
*ローウィンの秘匿ランドサイクルが持つ唱える方の能力は、能力が[[解決]]中にプレイするよう指示している({{CR|608.2f}})ため、呪文ならば[[優先権]]や[[カード・タイプ]]による制約([[あなた|自分]]の[[メイン・フェイズ]]で[[スタック]]が空といった)とは関係なく唱える事ができる。土地のプレイは、自分の[[ターン]]でありこのターンの間に土地をプレイしていない限りプレイする事ができる({{CR|305.2b}}{{CR|305.3}})。
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*ローウィンの秘匿ランドサイクルが持つ唱える方の能力は、能力が[[解決]]中にプレイするよう指示している({{CR|608.2f}})ため、呪文ならば[[優先権]]や[[カード・タイプ]]による制約([[あなた|自分]]の[[メイン・フェイズ]]で[[スタック]]が空といった)とは関係なく唱える事ができる。[[土地]]のプレイは、自分の[[ターン]]でありこのターンの間に土地をプレイしていない限りプレイする事ができる({{CR|305.2b}}{{CR|305.3}})。
  
 
===その他===
 
===その他===

2019年6月7日 (金) 01:20時点における版

秘匿/Hideaway
種別 常在型能力誘発型能力
登場セット ローウィン
モダンホライゾン
CR CR:702.75

秘匿(ひとく)/Hideawayは、ローウィンで初登場したキーワード能力。これを持つパーマネント戦場に出る際に機能する常在型能力置換効果)と、戦場に出たときに誘発する誘発型能力からなる。


Mosswort Bridge / 苔汁の橋
土地

秘匿4(この土地が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を見て、そのうち1枚を裏向きに追放し、その後残りを一番下に無作為の順番で置く。)
苔汁の橋はタップ状態で戦場に出る。
(T):(緑)を加える。
(緑),(T):あなたがコントロールしているクリーチャーのパワーの合計が10以上であるなら、あなたはその追放されたカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。


定義

秘匿/Hideawayは以下の2つの能力からなる。

解説

タップインし、戦場に出たときにライブラリーの上から4枚のカードの中から、1枚を追放する(そのパーマネントに隠す)能力である。

ローウィンでは秘匿ランドサイクルのみがこの能力を持ち、これらは秘匿で追放したカードを特定条件下でマナ・コスト支払わずプレイできるようにする能力を併せ持つ。モダンホライゾンではクリーチャーで秘匿を持つ明日の見張り/Watcher for Tomorrowが登場した。

ルール

  • 「そのパーマネントをコントロールしていたプレイヤー」には、現在のコントローラーだけではなく、過去にそのパーマネントをコントロールしていたことがあるプレイヤーも含まれる。
    • この機能が正常に働くように当初のルールから変更が加えられ、現在「カードを見てもよい」という能力は、追放したカードに与えられる能力になっている。
  • そのパーマネントが戦場を離れたとしても、それを追放したパーマネントをコントロールしていたプレイヤーはそのカードを見ることができる。
    • FAQの記述は誤りである。「追放されたカードを見ることができる」ということは、秘匿を持つパーマネントが持つ常在型能力によって生成される効果ではなく、(当初は)誘発型能力によって生成される継続的効果によるものである。生成された継続的効果の期限は「そのカードが追放されているかぎり」であり、そのパーマネントが戦場を離れても期限は来ておらず、継続的効果は終了していない。
    • 現在は追放されたカードが持つ常在型能力による効果なので、この点も明確となっている。
  • 秘匿と追放されたカードをプレイする能力は関連している能力であるため、秘匿以外の方法で追放されたカードをその能力で使うことはできない(CR:406.5)。
  • ローウィンの秘匿ランドサイクルが持つ唱える方の能力は、能力が解決中にプレイするよう指示している(CR:608.2f)ため、呪文ならば優先権カード・タイプによる制約(自分メイン・フェイズスタックが空といった)とは関係なく唱える事ができる。土地のプレイは、自分のターンでありこのターンの間に土地をプレイしていない限りプレイする事ができる(CR:305.2bCR:305.3)。

その他

  • タップイン能力の方を忘れやすいので注意が必要。
    • なぜタップイン能力が独立したルール文章ではなく秘匿の定義に含まれているのか、疑問に思った人は多かったようである。2007年10月10日のAsk Wizardsによると、簡単に言えば「ルール文章がカードに収まらなくなるから」。この日のAsk Wizardsにはドイツ語版苔汁の橋/Mosswort Bridgeの拡大画像が出ているが、かなり細かい文字が文章欄に詰め込まれており、納得せざるを得ない窮屈さである。
  • 開発時は、「戦場に出たとき、ライブラリーの上から3枚を裏向きでTreasure pile(宝の束)に加える」という能力を持つ土地で探す宝を作り出し、「(T):Treasure pileから無作為に1枚を公開し、それの点数で見たマナ・コストを支払うことでそのカードを手札に加える」というキーワード処理の「Explore」を持つクリーチャーにその宝を探させる仕組みであった[1]
    • 後年には、実際にキーワード処理として探検/Exploreが登場した。

該当カード

サイクル

ローウィン秘匿ランドサイクル。すべて秘匿4を持つタップインの土地であり、特定の条件下で秘匿したカードマナ・コストを支払うことなくプレイできる。

シャドウムーアの目覚めたクリーチャー(awakened creature)サイクルに対応している。括弧内は目覚めたクリーチャー。

秘匿したカードをプレイできるかどうかは、起動型能力解決時のみに条件をチェックする。起動時に条件を満たすかは考慮しない。

参考

  1. Working for Peanuts(Feature 2007年10月8日)

引用:総合ルール 20231117.0

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