ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond

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*同様に、効果によりマナの支払いが求められている時にも起動できない。
 
*同様に、効果によりマナの支払いが求められている時にも起動できない。
 
**例:自分がコントロールする呪文が[[マナ漏出/Mana Leak]]で打ち消されるのを防ぐために、ライオンの瞳のダイアモンドを使いたい場合、マナ漏出の[[解決]]が始まる前に起動しマナを出しておく必要がある。
 
**例:自分がコントロールする呪文が[[マナ漏出/Mana Leak]]で打ち消されるのを防ぐために、ライオンの瞳のダイアモンドを使いたい場合、マナ漏出の[[解決]]が始まる前に起動しマナを出しておく必要がある。
**例:[[プロパガンダ/Propaganda]]によって課された攻撃コストは、ライオンの瞳のダイアモンドからは支払えない。[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]の開始時にプレイヤーは[[優先権]]を得ないので、ライオンの瞳のダイアモンドの能力を起動するタイミングも存在しないためである。([[基本セット2010]]発売に合わせてのルール改訂で、各[[ステップ]]の終了時に[[マナ・プール]]が空にされるようになる以前は、直前のステップである[[戦闘開始ステップ]]のうちに起動しておけば大丈夫であった。)
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**例:[[プロパガンダ/Propaganda]]によって課された攻撃コストは、ライオンの瞳のダイアモンドからは支払えない。[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]の開始時にプレイヤーは[[優先権]]を得ないので、ライオンの瞳のダイアモンドの能力を起動するタイミングも存在しないためである。
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***これは[[基本セット2010]]発売に合わせてのルール改訂(各[[ステップ]]の終了時に[[マナ・プール]]が空にされるようになった)以降の場合であり、それ以前は直前のステップである[[戦闘開始ステップ]]のうちに起動しておけば大丈夫であった。
 
*勘違いされやすいが、起動コストにこれ自身のタップは含まれていないため、タップ状態でも能力を起動できる。
 
*勘違いされやすいが、起動コストにこれ自身のタップは含まれていないため、タップ状態でも能力を起動できる。
 
*これ自身を[[生け贄に捧げる]]ことと、手札をすべて捨てることのどちらを先に行ってもかまわない({{CR|601.2g}})。
 
*これ自身を[[生け贄に捧げる]]ことと、手札をすべて捨てることのどちらを先に行ってもかまわない({{CR|601.2g}})。

2018年9月3日 (月) 14:13時点における版


Lion's Eye Diamond / ライオンの瞳のダイアモンド (0)
アーティファクト

あなたの手札を捨てる,ライオンの瞳のダイアモンドを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。起動はインスタントとしてのみ行う。


劣化版Black Lotusとして作られたアーティファクトマナを出すには手札をすべて捨てる必要があるので、せっかくマナを出しても呪文に使えないというデメリットを抱えている。

素直な使い方としては、(ドロー内容に期待して)自分のドロー呪文に対応して能力起動したり、手札無しでも使用できるパーマネント起動型能力起動コストにあてたり、といった使い道が考えられるが、決して使いやすいカードではなく、登場したミラージュ当時では完全なカスレアの1つとして扱われていた。

しかしカード・プールが広がったことにより、このデメリットでも不十分という状況になっている。例えばヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainで新たにカードを引きなおしたり、ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will墓地のカードを唱えたりできる。これらと併用することで、Black Lotus同然のカードとして使用することができる。これを最大限に活かしたのがロング・デックであり、ヴィンテージにおいて猛威を振るった。またドレッジでは手札を捨てることがメリットになるため、オマケがついた強化版Black Lotusとすら言える。

他にも強力な利用方法はいくつかあり、主にエターナルで活躍している。

2004年1月1日より、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードに、タイプ1.5禁止カードに指定された。2004年9月20日よりタイプ1.5から移行したレガシーでは禁止されていない。

ルール

  • 本来マナ能力コスト支払い時にも起動できるのだが、この能力はインスタント・タイミングでしか起動できないため、呪文を唱えることを宣言してからコストを支払う時には起動できない。これは手札を捨てるというデメリットを軽減させないためだろう。
    • 第6版登場当初(=スタック導入時)の一時期ではこの制限がなく、まさにBlack Lotusと同質のカードとなっていた。1999年8月に出されたエラッタでこの制限が追加され、現在に至る。
    • 起動できるタイミングに制約がついていてもこの能力はマナ能力であるため、起動直後に解決される。
  • 同様に、効果によりマナの支払いが求められている時にも起動できない。
    • 例:自分がコントロールする呪文がマナ漏出/Mana Leakで打ち消されるのを防ぐために、ライオンの瞳のダイアモンドを使いたい場合、マナ漏出の解決が始まる前に起動しマナを出しておく必要がある。
    • 例:プロパガンダ/Propagandaによって課された攻撃コストは、ライオンの瞳のダイアモンドからは支払えない。攻撃クリーチャー指定ステップの開始時にプレイヤーは優先権を得ないので、ライオンの瞳のダイアモンドの能力を起動するタイミングも存在しないためである。
  • 勘違いされやすいが、起動コストにこれ自身のタップは含まれていないため、タップ状態でも能力を起動できる。
  • これ自身を生け贄に捧げることと、手札をすべて捨てることのどちらを先に行ってもかまわない(CR:601.2g)。

他の利用方法

「手札を全て捨てる」という強烈なデメリットにもかかわらずこれだけ活躍するということは、マナ・アーティファクトの調整はそこまで難しいということを示していると言えよう。

参考

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