カウンタースリヴァー
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*除去しにくいクリーチャーによる[[クロック]]と、それを守るパーミッションスペルという組み合わせのデッキは、カウンタースリヴァーがその走りだった。現在では、[[クロック・パーミッション]]というデッキカテゴリーとして一般的に知られているが、当初はこれしかなかったため、「カウンタースリヴァータイプ」といった表現をされることも少なくなかった。 | *除去しにくいクリーチャーによる[[クロック]]と、それを守るパーミッションスペルという組み合わせのデッキは、カウンタースリヴァーがその走りだった。現在では、[[クロック・パーミッション]]というデッキカテゴリーとして一般的に知られているが、当初はこれしかなかったため、「カウンタースリヴァータイプ」といった表現をされることも少なくなかった。 | ||
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*いわゆるDDスリヴァー。[[Demonic Consultation]]で必要なスリヴァーを[[サーチ]]する。 | *いわゆるDDスリヴァー。[[Demonic Consultation]]で必要なスリヴァーを[[サーチ]]する。 | ||
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+ | [[次元の混乱]]での[[筋力スリヴァー/Sinew Sliver]]の登場を受け、[[レガシー]]でも見られるようになった。[[筋肉スリヴァー/Muscle Sliver]]との併用により高速化が実現されるとともに、[[クリーチャー]]同士の殴り合いにもある程度の耐性を持っている。追加で[[板金スリヴァー/Plated Sliver]]を投入することで殴り合いに耐性をつけつつ、[[紅蓮地獄/Pyroclasm]]や[[仕組まれた疫病/Engineered Plague]]から身を守るタイプも多い。 | ||
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+ | 色マナを無視して[[スリヴァー]]を[[戦場に出す|戦場に出せる]][[霊気の薬瓶/AEther Vial]]は重要なカードである。[[多色デッキ]]ゆえに[[特殊地形]]対策にもろい部分があり、このとき霊気の薬瓶が置かれていないと厳しい展開を強いられることも。 | ||
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**[[レガシー選手権08]] 優勝 | **[[レガシー選手権08]] 優勝 | ||
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*ドローカードで必要なスリヴァーを速やかに集め、ピッチカウンターでそれらを全力で展開しつつサポートする。[[霊気の薬瓶/AEther Vial]]はスリヴァーにとって[[コンバット・トリック]]や防御としても活きる多芸なカード。 | *ドローカードで必要なスリヴァーを速やかに集め、ピッチカウンターでそれらを全力で展開しつつサポートする。[[霊気の薬瓶/AEther Vial]]はスリヴァーにとって[[コンバット・トリック]]や防御としても活きる多芸なカード。 | ||
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+ | **StarCityGames.com Legacy Open on 10/26/2014 ベスト4 | ||
+ | **使用者:[[Blake Patraw]] | ||
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+ | **[[レガシー]](~[[タルキール覇王譚]]) | ||
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+ | {{#MagicFactory:df312895}} | ||
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+ | *基本セット2015参入後のタイプ。[[魂の洞窟/Cavern of Souls]]、[[スリヴァーの巣/Sliver Hive]]と2種類の5色地形が採用されている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
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*[http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=sb20010607a,,ja Tinkerデッキへの探求](上の邦訳) | *[http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=sb20010607a,,ja Tinkerデッキへの探求](上の邦訳) | ||
*[[クロック・パーミッション]] | *[[クロック・パーミッション]] | ||
+ | *[[スリヴァー (デッキ)]] | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
− | [[Category:緑白青黒デッキ | + | {{DEFAULTSORT:かうんたあすりうああ}} |
− | [[Category:5色デッキ | + | [[Category:緑白青黒デッキ]] |
− | [[Category:クロック・パーミッションデッキ | + | [[Category:5色デッキ]] |
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− | [[Category:部族デッキ | + | [[Category:ビート・コントロールデッキ]] |
− | [[Category:緑白青黒クロック・パーミッションデッキ | + | [[Category:部族デッキ]] |
− | [[Category:緑白青黒ビート・コントロールデッキ | + | [[Category:緑白青黒クロック・パーミッションデッキ]] |
− | [[Category:5色クロック・パーミッションデッキ | + | [[Category:緑白青黒ビート・コントロールデッキ]] |
− | [[Category:5色ビート・コントロールデッキ | + | [[Category:5色クロック・パーミッションデッキ]] |
− | [[Category:アイスエイジ期のエクステンデッドデッキ | + | [[Category:5色ビート・コントロールデッキ]] |
− | [[Category:レガシーデッキ | + | [[Category:アイスエイジ期のエクステンデッドデッキ]] |
+ | [[Category:レガシーデッキ]] |
2015年5月2日 (土) 03:10時点における版
カウンタースリヴァー(Counter Sliver)は、エターナル環境に存在するクロック・パーミッションデッキ。
目次 |
概要
2マナの強力なスリヴァーを並べて、その共有能力を武器に攻め込むデッキ。カウンターは相手のリセットやキーカードを打ち消すために使われるのが普通。純粋なビートダウン・デッキと殴りあうと力負けしてしまうが、パーミッションやコンボデッキに対して有利なデッキタイプ。
基本的に青と白がメインで、そこに緑や黒のスリヴァーを加えた構成をとる。特にやっかいなのが水晶スリヴァー/Crystalline Sliverと冬眠スリヴァー/Hibernation Sliverの組み合わせで、除去が非常に困難になる。これらがいると単体除去は対象を取れないし、全体除去呪文を撃っても手札に戻されてしまう。
エクステンデッド
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)は被覆を持つ。(それらは呪文や能力の対象にならない。)
2/2クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)は「2点のライフを支払う:このパーマネントをオーナーの手札に戻す。」を持つ。
2/2当時環境で暴れ回っていたドネイトに対して絶大な効果を発揮したため、環境の一環としてメタに常に数えられていた。ドネイトにはデッキタイプ的に有利なのに加え、給食スリヴァー/Victual Sliverが効果的だったのも一因。
序盤から多くの色マナを揃えなければならないため、デュアルランドや5色地形が多用される。本格的に作ろうとすると土地だけでかなりの大金が必要になることも。スリヴァーの女王/Sliver Queenさえ入れなければ、クリーチャーや主要な呪文はアンコモンまでで集められる。しかし、Force of Will、剣を鍬に/Swords to Plowshares、当時のエクステンデッドではDemonic Consultationと、高額アンコモンばかりである。
- 除去しにくいクリーチャーによるクロックと、それを守るパーミッションスペルという組み合わせのデッキは、カウンタースリヴァーがその走りだった。現在では、クロック・パーミッションというデッキカテゴリーとして一般的に知られているが、当初はこれしかなかったため、「カウンタースリヴァータイプ」といった表現をされることも少なくなかった。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーシカゴ99 ベスト8
- 使用者:Christian Luhrs
- フォーマット
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (20) | 3 | 非業の死/Perish | |
4 | 酸性スリヴァー/Acidic Sliver | 2 | 剣を鍬に/Swords to Plowshares |
4 | 水晶スリヴァー/Crystalline Sliver | 2 | 解呪/Disenchant |
4 | 冬眠スリヴァー/Hibernation Sliver | 3 | 水流破/Hydroblast |
4 | 筋肉スリヴァー/Muscle Sliver | 2 | 名誉の道行き/Honorable Passage |
4 | 有翼スリヴァー/Winged Sliver | 3 | 死者への敬意/Honor the Fallen |
呪文 (17) | |||
4 | 対抗呪文/Counterspell | ||
3 | Demonic Consultation | ||
2 | 解呪/Disenchant | ||
4 | Force of Will | ||
2 | 誤った指図/Misdirection | ||
2 | 剣を鍬に/Swords to Plowshares | ||
土地 (23) | |||
4 | 真鍮の都/City of Brass | ||
4 | 氾濫原/Flood Plain | ||
2 | 宝石鉱山/Gemstone Mine | ||
2 | 知られざる楽園/Undiscovered Paradise | ||
2 | Scrubland | ||
1 | Tropical Island | ||
3 | Tundra | ||
4 | Underground Sea | ||
1 | Volcanic Island |
- いわゆるDDスリヴァー。Demonic Consultationで必要なスリヴァーをサーチする。
レガシー
次元の混乱での筋力スリヴァー/Sinew Sliverの登場を受け、レガシーでも見られるようになった。筋肉スリヴァー/Muscle Sliverとの併用により高速化が実現されるとともに、クリーチャー同士の殴り合いにもある程度の耐性を持っている。追加で板金スリヴァー/Plated Sliverを投入することで殴り合いに耐性をつけつつ、紅蓮地獄/Pyroclasmや仕組まれた疫病/Engineered Plagueから身を守るタイプも多い。
色マナを無視してスリヴァーを戦場に出せる霊気の薬瓶/AEther Vialは重要なカードである。多色デッキゆえに特殊地形対策にもろい部分があり、このとき霊気の薬瓶が置かれていないと厳しい展開を強いられることも。
基本セット2014と基本セット2015でスリヴァーが再登場したことで若干強化された。
サンプルレシピ1
- 備考
- レガシー選手権08 優勝
- 使用者:Blake Patrow
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (19) | |
4 | 水晶スリヴァー/Crystalline Sliver |
3 | 冬眠スリヴァー/Hibernation Sliver |
4 | 筋肉スリヴァー/Muscle Sliver |
4 | 筋力スリヴァー/Sinew Sliver |
4 | 有翼スリヴァー/Winged Sliver |
インスタント・ソーサリー (19) | |
4 | 渦まく知識/Brainstorm |
4 | 目くらまし/Daze |
4 | Force of Will |
3 | 思案/Ponder |
4 | 剣を鍬に/Swords to Plowshares |
エンチャント・アーティファクト (4) | |
4 | 霊気の薬瓶/AEther Vial |
土地 (18) | |
4 | 溢れかえる岸辺/Flooded Strand |
1 | 島/Island |
3 | 変わり谷/Mutavault |
1 | 平地/Plains |
1 | 汚染された三角州/Polluted Delta |
2 | Tropical Island |
3 | Tundra |
2 | Underground Sea |
1 | 吹きさらしの荒野/Windswept Heath |
サイドボード | |
4 | 青霊破/Blue Elemental Blast |
2 | 調和スリヴァー/Harmonic Sliver |
2 | クローサの掌握/Krosan Grip |
4 | 次元の狭間/Planar Void |
3 | もみ消し/Stifle |
- ドローカードで必要なスリヴァーを速やかに集め、ピッチカウンターでそれらを全力で展開しつつサポートする。霊気の薬瓶/AEther Vialはスリヴァーにとってコンバット・トリックや防御としても活きる多芸なカード。
サンプルレシピ2
- 備考
- StarCityGames.com Legacy Open on 10/26/2014 ベスト4
- 使用者:Blake Patraw
- フォーマット
- 基本セット2015参入後のタイプ。魂の洞窟/Cavern of Souls、スリヴァーの巣/Sliver Hiveと2種類の5色地形が採用されている。