ナルコメーバ/Narcomoeba
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2013年6月8日 (土) 06:22時点における版
飛行を持つとはいえ2マナ1/1とクロックとしては力不足なのは明らかだが、能力を使えばマナを支払うことなく、かつ手札を減らすことなく戦場に出すことができるので、テンポ・アドバンテージとカード・アドバンテージ、ボード・アドバンテージの三要素を同時に獲得できる強力なカードに化ける。特に凶悪なのが戦慄の復活/Dread Returnとのシナジーで、これで獲得したアドバンテージを良質なクリーチャーへと変換できる。構築ではこの両者をセットとして、自らのライブラリーを大量に削るギミックをもつデッキに採用される。
スタンダードではその名を冠したナルコブリッジを世に送り出したほか、発掘デッキでも使用された。エクステンデッドやエターナルにおいてもフリゴリッドやセファリッド・ブレックファーストで活躍をみせる。
リミテッドでは能力を生かすことが難しく、仮に能力で出せたとしても小粒すぎて盤面への影響が小さいため、あまり採用したくない部類に属する。使用するなら軽いフライヤーという点を生かし、知恵の蛇の眼/Ophidian Eyeや鋭い感覚/Keen Senseなどと組み合わせたい。
- 生き埋め/Buried Aliveを使えばまとめて3体戦場に出すことも可能。
ストーリー
ナルコメーバ/Narcomoebaはイクァターナ/Iquatanaに生息する純白の半透明なクラゲのような姿の生物(イラスト)。イクァティ/The Iquatiによって創られた生きた記憶あるいは純粋な記憶そのもののような存在である。(→Lexicon of the Future、Card of the Day - 2009/9/1、The Planes of Planechase参照)
- カード名は「narc-(熟睡、(不法な)麻酔剤)」+「amoeba(アメーバ)」による合成語。
- 未来予知のタイムシフトはマジックそのものの未来を表すという性格がある。このカードはメカニズムの新しさもさることながら、Planechaseでの霊気筒/The AEther Fluesの登場という未来も表していたと考えられる。