青白黒コントロール

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2013年1月19日 (土) 11:17時点における版

青白黒コントロール(UWB Control)は、青白黒3で構成されるコントロールデッキエストニアの国旗の色にちなみエストニア・コントロールアラーラの断片ブロックの次元エスパー/Esperに由来しエスパー・コントロールと呼ぶところもある。

目次

概要

基本は、カウンタードローをベースにしたパーミッションの形態をとる。青白コントロールタッチ、または青黒コントロールにタッチの形をとる場合が多い。

白の各種パーマネントコントロールに黒の手札破壊除去を活用できるため、汎用性は非常に高い。

しかし、3ともなればマナ基盤を整えにくくなるため、強力な特殊地形が使用可能な環境でないと難しい。

ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期

イニストラードフラッシュバック(特に禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy堀葬の儀式/Unburial Rites)が再登場したことで太陽拳が復活を果たす。



詳細は太陽拳を参照のこと。

ゼンディカー・ブロック+ミラディンの傷跡ブロック期

青白Caw-Bladeに、タッチしたデッキがいくつか存在。



特にボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasを採用し青黒テゼレットハイブリッドしたデッキはTezzerator-Bladeと呼ばれる。

アラーラの断片ブロック期

アラーラの断片ブロック期の白青黒コントロールデッキは、アラーラの断片の次元エスパー/Esperからエスパーコントロール(Esper Control)の名で呼ばれることが多い。同時期のスタンダードアラーラの断片ブロック構築で活躍した。



構成はデッキごとで様々だが、ガラス塵の大男/Glassdust Hulkなどのサイクリングを持つアーティファクト・クリーチャーライブラリーを回しつつ境界石マナを伸ばし、除去対戦相手コントロールしつつフィニッシャーで仕留めるという基本方針は同じである。スタンダードの場合、蔵の開放/Open the Vaultsを利用した大量リアニメイトも組み込まれることが多い。

場合によってはガラス塵の大男と覇者シャルム/Sharuum the Hegemonを利用した瞬殺コンボも搭載される。また、鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Windなどのスフィンクスを多用するタイプは特にスフィンクス・コントロール(Sphinx Control)と呼ばれる。

サンプルレシピ

Esper Control [1]
土地 (20)
2 天界の列柱/Celestial Colonnade
4 氷河の城砦/Glacial Fortress
4 島/Island
2 カビーラの交差路/Kabira Crossroads
2 湿地の干潟/Marsh Flats
3 平地/Plains
1 沼/Swamp
2 広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse
クリーチャー (17)
4 意思切る者/Architects of Will
4 金線の天使/Filigree Angel
4 ガラス塵の大男/Glassdust Hulk
1 覇者シャルム/Sharuum the Hegemon
4 失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truths
呪文 (24)
3 急使の薬包/Courier's Capsule
3 審判の日/Day of Judgment
2 原霧の境界石/Fieldmist Borderpost
2 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
2 未達への旅/Journey to Nowhere
1 霧脈の境界石/Mistvein Borderpost
3 忘却の輪/Oblivion Ring
4 蔵の開放/Open the Vaults
4 広がりゆく海/Spreading Seas
サイドボード (15)
1 審判の日/Day of Judgment
3 瞬間凍結/Flashfreeze
2 妨げる光/Hindering Light
1 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
2 未達への旅/Journey to Nowhere
4 否認/Negate
1 忘却の輪/Oblivion Ring
1 血なまぐさい結合/Sanguine Bond


ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期

環境から引き続き太陽拳は健在。



また、一瞬の瞬き/Momentary Blinkを活用するブリンクのうち、を入れたバージョンも登場した。


第10版導入後の後期のバージョンではカウンターリアニメイトの要素を排除し、印鑑によるマナ加速からのパワーカードの連打を基本とした一種のグッドスタッフ的な構成も多く見られる。→参考

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (12)
3 永劫の年代史家/Aeon Chronicler
3 絶望の天使/Angel of Despair
4 宮廷の軽騎兵/Court Hussar
2 骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire
呪文 (26)
3 酷評/Castigate
4 強迫的な研究/Compulsive Research
2 滅び/Damnation
1 無残な収穫/Grim Harvest
2 否定の契約/Pact of Negation
4 差し戻し/Remand
1 神の怒り/Wrath of God
3 アゾリウスの印鑑/Azorius Signet
3 ディミーアの印鑑/Dimir Signet
2 信仰の足枷/Faith's Fetters
1 オルゾフの印鑑/Orzhov Signet
土地 (22)
1 幽霊街/Ghost Quarter
4 神無き祭殿/Godless Shrine
2 神聖なる泉/Hallowed Fountain
3 島/Island
2 雨雲の迷路/Nimbus Maze
3 オルゾフの聖堂/Orzhov Basilica
1 平地/Plains
2 涙の川/River of Tears
1 沼/Swamp
1 地底の大河/Underground River
1 ウルザの工廠/Urza's Factory
1 湿った墓/Watery Grave
サイドボード
1 滅び/Damnation
1 永劫の年代史家/Aeon Chronicler
3 根絶/Extirpate
2 信仰の足枷/Faith's Fetters
1 無残な収穫/Grim Harvest
3 屈辱/Mortify
1 否定の契約/Pact of Negation
3 永遠からの引き抜き/Pull from Eternity

ラヴニカ・ブロック構築

八十岡翔太製作のコントロールデッキプロツアーチャールストン06を制した。



詳細はヤソコンを参照のこと。

神河ブロック+ラヴニカ・ブロック+コールドスナップ期

ディセンション白青ギルド/Guildアゾリウス評議会/The Azorius Senateが登場すると、印鑑からマナ加速して重いカードを連発し大型クリーチャーリアニメイトするグッドスタッフコントロールデッキ太陽拳が登場、メタの中心を担った。



またそれとは別路線で、コールドスナップ相殺/Counterbalance師範の占い独楽/Sensei's Divining Topのソフトロックを搭載したメガパーミッションデッキストラクチャー・アンド・フォースが作られ、その年の日本選手権06を制した。



インベイジョン・ブロック期

インベイジョン・ブロック多色を推奨していたことから注目を浴びる。追放するものドロマー/Dromar, the Banisherのためドロマーコントロールとも呼ばれる。



マスクス・ブロックの頃はドロー・ゴータイプのパーミッションGo-Marが活躍。

また、オデッセイ・ブロック参入後は、影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator翻弄する魔道士/Meddling Mageを併用するフィンキュラが登場した。

エクステンデッド(ローテーション前)

インベイジョン以降、フィンキュラなどの多色グッドスタッフが時折組まれている。



エクステンデッドの強力な多色地形デュアルランドショックランドなど)でマナ基盤を安定させる。

参考

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