揺り籠から墓場まで/Cradle to Grave
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(関連カード) |
|||
3行: | 3行: | ||
[[黒]]の[[単体除去]][[呪文]]。書いてある事は[[恐怖/Terror]]や[[闇への追放/Dark Banishing]]と似ているが、以下のような点で異なる。 | [[黒]]の[[単体除去]][[呪文]]。書いてある事は[[恐怖/Terror]]や[[闇への追放/Dark Banishing]]と似ているが、以下のような点で異なる。 | ||
− | + | 恐怖と比べると[[アーティファクト・クリーチャー]]も[[破壊]]できるようになったこと、闇への追放と比べると1[[マナ]][[軽い]]ことが長所。短所としては、[[再生]]を許してしまうことと、[[唱える|唱え]]られるタイミングがかなり限られていることが挙げられる。 | |
− | 対戦相手の[[ターン]]に[[ | + | 対戦相手の[[ターン]]に[[戦場に出る|戦場に出た]][[クリーチャー]]を破壊したければ(1)(黒)を確保しておかなければならない。その意味では、[[霊魂放逐/Remove Soul]]を[[黒]]く作り替えたものとも見られる。そのターンに2体以上戦場に出ていれば、選択できる部分がやや融通性が高い。 |
[[構築]]では短所が目立ってしまうが、[[リミテッド]]では充分な性能である。 | [[構築]]では短所が目立ってしまうが、[[リミテッド]]では充分な性能である。 | ||
14行: | 14行: | ||
*名前は第二次大戦後にイギリス労働党が掲げた社会福祉政策のスローガンが元ネタ。「国民の皆様が生まれてから死ぬまで、国がしっかりお世話しますよ」という意味。さらに詳しい話は[[Wikipedia:ja:ゆりかごから墓場まで|こちら]]からどうぞ。 | *名前は第二次大戦後にイギリス労働党が掲げた社会福祉政策のスローガンが元ネタ。「国民の皆様が生まれてから死ぬまで、国がしっかりお世話しますよ」という意味。さらに詳しい話は[[Wikipedia:ja:ゆりかごから墓場まで|こちら]]からどうぞ。 | ||
**このカードの[[効果]]にこの[[カード名]]を持って来ているのが笑いどころ。揺り篭から直接墓場に送るという趣旨。 | **このカードの[[効果]]にこの[[カード名]]を持って来ているのが笑いどころ。揺り篭から直接墓場に送るという趣旨。 | ||
+ | |||
+ | ==関連カード== | ||
+ | [[時のらせんブロック]]の各[[エキスパンション]]に収録されている[[黒]]の2[[マナ]][[除去]][[インスタント]] | ||
+ | *[[早すぎる埋葬/Premature Burial]] | ||
+ | *[[揺り籠から墓場まで/Cradle to Grave]] | ||
+ | *[[危険な墓/Grave Peril]] | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:次元の混乱]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:次元の混乱]] - [[コモン]] |
2010年6月13日 (日) 02:35時点における版
黒の単体除去呪文。書いてある事は恐怖/Terrorや闇への追放/Dark Banishingと似ているが、以下のような点で異なる。
恐怖と比べるとアーティファクト・クリーチャーも破壊できるようになったこと、闇への追放と比べると1マナ軽いことが長所。短所としては、再生を許してしまうことと、唱えられるタイミングがかなり限られていることが挙げられる。
対戦相手のターンに戦場に出たクリーチャーを破壊したければ(1)(黒)を確保しておかなければならない。その意味では、霊魂放逐/Remove Soulを黒く作り替えたものとも見られる。そのターンに2体以上戦場に出ていれば、選択できる部分がやや融通性が高い。
構築では短所が目立ってしまうが、リミテッドでは充分な性能である。
- 後に登場した破滅の刃/Doom Bladeの下位互換。そちらは、戦場に出てきたタイミングを選ばない。
- 同じ時のらせんブロックの早すぎる埋葬/Premature Burialとは、似すぎていると言えるほど似た効果である。いろいろと微妙な違いこそあるが、こちらのほうが時のらせんブロックで大量に追加された瞬速に強い(瞬速もちは大抵こちらの終了ステップに出てくるため)。ただし、どちらも終了ステップに出てきたザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfirを除去することはできない。
- 時のらせんで登場した早すぎる埋葬/Premature Burialは、「前の自分のターンが終了してから」という、少し「過去」に戦場に出たクリーチャーを除去する。次元の混乱で登場したこのカードは、「このターン」という「現在」に戦場に出たクリーチャーを除去する。そして、未来予知で登場した危険な墓/Grave Perilは、「未来」に戦場に出るであろうクリーチャーを除去される運命にする。
- 名前は第二次大戦後にイギリス労働党が掲げた社会福祉政策のスローガンが元ネタ。「国民の皆様が生まれてから死ぬまで、国がしっかりお世話しますよ」という意味。さらに詳しい話はこちらからどうぞ。
関連カード
時のらせんブロックの各エキスパンションに収録されている黒の2マナ除去インスタント
- 早すぎる埋葬/Premature Burial
- 揺り籠から墓場まで/Cradle to Grave
- 危険な墓/Grave Peril