ヨーグモス・コンボ
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===モダンホライゾン2後=== | ===モダンホライゾン2後=== | ||
*備考 | *備考 | ||
**Modern Challenge - 2022/4/24 優勝([https://www.mtgo.com/en/mtgo/decklist/modern-challenge-2022-04-2412412172 参考]) | **Modern Challenge - 2022/4/24 優勝([https://www.mtgo.com/en/mtgo/decklist/modern-challenge-2022-04-2412412172 参考]) | ||
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**[[モダン]](~[[神河:輝ける世界]]) | **[[モダン]](~[[神河:輝ける世界]]) | ||
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*[[禁止]]解除された[[緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith]]を4枚投入したリスト。 | *[[禁止]]解除された[[緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith]]を4枚投入したリスト。 | ||
− | + | *[[邪悪鳴らし/Malevolent Rumble]]によって[[手札]]を補充しつつ、[[アガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldron]]で[[追放]]したい[[クリーチャー]]・[[カード]]を[[墓地]]に仕込むことができる。 | |
==参考== | ==参考== | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] |
2025年2月2日 (日) 23:51時点における版
ヨーグモス・コンボ(Yawgmoth Combo)、またはヨーグモス医院(Yawgmoth's Hospital)は、スランの医師、ヨーグモス/Yawgmoth, Thran Physicianをキーカードに据えたコンボデッキ。主にモダンホライゾン参入後のモダン環境に存在する。
目次 |
概要
伝説のクリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
プロテクション(人間(Human))
1点のライフを支払う,他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:クリーチャー最大1体を対象とする。それの上に-1/-1カウンターを1個置き、カードを1枚引く。
(黒)(黒),カード1枚を捨てる:増殖を行う。(望む数のパーマネントやプレイヤーを選び、その後すでにそこにあるカウンター1個につき、そのカウンターをもう1個与える。)
クリーチャー — 狼(Wolf)
不死(このクリーチャーが死亡したとき、それの上に+1/+1カウンターが置かれていなかった場合、それを+1/+1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
1/1スランの医師、ヨーグモス/Yawgmoth, Thran Physicianと不死クリーチャー2体を並べ(毒物の侍臣、ハパチラ/Hapatra, Vizier of Poisons+不死持ち1体+ヨーグモスでも可)、ヨーグモスの1つ目の起動型能力で不死持ちの片方を生け贄に捧げてもう片方に-1/-1カウンターを置き、不死による+1/+1カウンターを相殺するという動きを繰り返すことで、ライフと引き換えに大量のハンド・アドバンテージを獲得できる。
これだけでも強力だが、不死持ちがゲラルフの伝書使/Geralf's Messengerならお互いのライフ次第ではそのまま勝利できる。また、血の芸術家/Blood Artistかズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroatがいれば無限ループとなり、お互いのライフによらず勝利できる。
さらに毒物の侍臣、ハパチラ/Hapatra, Vizier of Poisonsがいる状態でヨーグモスの能力を起動して対戦相手のクリーチャーに-1/-1カウンターを置くと、蛇・トークンが生成されるため、これを生け贄に捧げることで再びヨーグモスの能力を起動可能である。そこでこの手順をライフが続く限り繰り返すことで、対戦相手のクリーチャーを全て除去しつつ大量にカードを引くことができる。
主に黒緑で組まれ、採用される緑のカードは不死持ち、マナ・クリーチャー、コンボパーツのサーチ手段などである。特に召喚の調べ/Chord of Callingを採用することから、ヨーグモス・コード(Yawgmoth Chord)とも呼ばれる。
コンボがメインのプランだが、ビートダウンによるサブプランも行使することができ、勝ち筋が広い。
モダンホライゾン2参入後は召喚の調べなどで拾えるユーティリティカードとして、飢餓の潮流、グリスト/Grist, the Hunger Tideを手に入れた。
+1/+1カウンターを多用する構成であり、またヨーグモスは起動型能力に重きを置いているため、エルドレインの森参入後はアガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldronによりさらなる柔軟性が生まれた。
サンプルレシピ
初期型
- 備考
- StarCityGames.com Modern Open Knoxville 優勝(参考)
- 使用者:Aaron Barich
- フォーマット
- 色拘束の強いカードが多く、またライフの損失を抑えることが重要なデッキであるため、黄昏のぬかるみ/Twilight Mireが4枚積みされている。
- 異界の進化/Eldritch Evolutionは、不死持ちを追加コストに充てられるため相性が良い。
モダンホライゾン2後
Golgari Yawgmoth(MH2) [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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エルドレインの森後
Golgari Yawgmoth(WOE) [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 指輪物語:中つ国の伝承の新戦力である喜ぶハーフリング/Delighted Halflingやオークの弓使い/Orcish Bowmastersも採用されている。
緑の太陽の頂点解禁後
- 備考
- フォーマット
Golgari Yawgmoth(GSZ) [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 禁止解除された緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithを4枚投入したリスト。
- 邪悪鳴らし/Malevolent Rumbleによって手札を補充しつつ、アガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldronで追放したいクリーチャー・カードを墓地に仕込むことができる。