薄暮薔薇の聖遺/Dusk Rose Reliquary
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2023年11月25日 (土) 06:05時点における最新版
アーティファクト
この呪文を唱えるための追加コストとして、アーティファクトやクリーチャーである1つを生け贄に捧げる。
護法(2)
薄暮薔薇の聖遺が戦場に出たとき、アーティファクトやクリーチャーであり対戦相手がコントロールしている1つを対象とする。薄暮薔薇の聖遺が戦場を離れるまで、それを追放する。
飛行機械による拘束/Thopter Arrestの亜種。アーティファクトになった他、2マナ軽い上に護法まで持つが、代わりにアーティファクトかクリーチャーを生け贄に捧げる追加コストが付いた。
これ自身は戦場では置物同然のため、実質的に2:1交換になってしまうものの、僅か1マナで破壊不能や死亡誘発まで貫通して追放してくれる。トークンや戦場で腐っているパーマネントを消費して、エンドカード級を除去できるのであれば、枚数の上での損失などは問題になるまい。護法についても地味に優秀で、排除されてしまったとしても大抵の場合はテンポ・アドバンテージを稼ぎ、更なる追撃をされる前に対策の猶予をもたらしてくれる場合もある。
リミテッドでは特に工夫せずとも、とりあえず1枚か2枚採用しておけば活躍してくれるだろうが、構築で採用する場合はやはり、生け贄をメリットとして使いたいところ。死亡誘発能力を持つクリーチャーや、毒気の薬/Mephitic Draughtのように戦場を離れる時に誘発する能力を備えたアーティファクトと併用していれば、高性能な一時的除去として活躍できるだろう。ただし、軽い単体除去でありながらポータブル・ホール/Portable Holeなどと違い、序盤に出しづらく高速のアグロなどには有効に働きづらい点には注意。
追加コストを要求されるのは唱える場合のみであるため、唱えずに戦場に出す手段があればメリットだけを享受できる。低マナのパーマネントであるため白ならばリアニメイトしやすいのは追い風で、登場時のスタンダードならば永岩城の修繕/The Restoration of Eiganjoなどとの組み合わせが考えられる。