黒緑ビートダウン

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{{#card:Destructive Flow}}
 
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==モダン==
 
[[モダン]]は多色化が容易な環境なため、黒緑ベースのデッキは[[黒緑白|アブザン]]や[[黒赤緑|ジャンド]]が多いが、安定性を求めて2色でまとめるリストも存在する。
 
 
{{#card: Assassin's Trophy}}
 
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特に万能[[除去]]の[[暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy]]獲得後から環境に登場した。
 
 
===サンプルリスト===
 
*備考
 
**[[グランプリポートランド18]] 準優勝([https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gppor18 参考])
 
**使用者:[[Daniel Geiter]]
 
*[[フォーマット]]
 
**[[モダン]](~[[ラヴニカのギルド]])
 
 
{{#MagicFactory: df318941}}
 
 
*[[ウルザトロン#モダン|トロン]]との相性を改善するために[[廃墟の地/Field of Ruin]]や[[暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy]]などが採用されている。特に廃墟の地の採用は、[[基本土地]]を多数採用できる2色デッキならではの長所と言える。
 
  
 
==レガシー==
 
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[[Category:エクステンデッドデッキ]]
 
[[Category:エクステンデッドデッキ]]
 
[[Category:レガシーデッキ]]
 
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2018年12月11日 (火) 04:10時点における版

黒緑ビートダウン(Black-Green Beatdown)は、黒緑2で構成されるビートダウンデッキ

目次

概要

クリーチャー除去手札破壊などのコントロール要素を織り交ぜた、ビート・コントロールの形態をとる場合が多い。

緑のマナサポートによりマナ基盤の不安はそれほどない。緑の苦手な除去を黒が補い、黒単色では対処不可能なエンチャントアーティファクトを緑で対応できるなど、柔軟性に富む。反面、緑青クロック・パーミッションと異なり、呪文全般に対し無防備になりやすいという弱点もあるため、手札破壊のサポートが重要になる。

また、緑のマナ加速から黒のアドバンテージクリーチャーを展開するスタイルのものも存在する。→Vipies

イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期

ラヴニカのギルドから採取+最終/Find+Finalityなどを獲得したことで、ゴルガリ・ミッドレンジ(Golgari Midrange)と呼ばれるミッドレンジデッキトップメタになった。



探検クリーチャー貪欲なチュパカブラ/Ravenous ChupacabraなどのETB能力持ちを採取/Findで使い回してアドバンテージを稼ぎ、殺戮の暴君/Carnage Tyrantなどの高マナ域クリーチャー、ビビアン・リード/Vivien Reidなどのプレインズウォーカー、あるいは最終/Finalityに繋げて勝負を決める。

ビートダウンデッキに対しては各種除去野茂み歩き/Wildgrowth Walkerライフ回復で粘ることができ、コントロールデッキに対しても殺戮の暴君や真夜中の死神/Midnight Reaperといった除去耐性持ち、サイドボード手札破壊で有利に事を運びやすく、様々なデッキへの対応力の高さが特徴。

サンプルリスト

Golgari Midrange [1]
土地 (24)
7 森/Forest
5 沼/Swamp
4 草むした墓/Overgrown Tomb
4 森林の墓地/Woodland Cemetery
2 愚蒙の記念像/Memorial to Folly
1 探知の塔/Detection Tower
1 ゴルガリのギルド門/Golgari Guildgate
クリーチャー (24)
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker
3 野茂み歩き/Wildgrowth Walker
1 探求者の従者/Seekers' Squire
4 翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger
2 真夜中の死神/Midnight Reaper
2 貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra
2 破滅を囁くもの/Doom Whisperer
2 殺戮の暴君/Carnage Tyrant
呪文 (12)
3 採取+最終/Find+Finality
2 喪心/Cast Down
3 ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt
1 ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen
2 ビビアン・リード/Vivien Reid
1 秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker
サイドボード (15)
3 強迫/Duress
1 暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy
2 黄金の死/Golden Demise
2 打ち壊すブロントドン/Thrashing Brontodon
1 貪る死肉あさり/Deathgorge Scavenger
1 略奪者の急襲/Reaver Ambush
1 ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt
3 最古再誕/The Eldest Reborn
1 殺戮の暴君/Carnage Tyrant

戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック期

環境黒緑昂揚(BG Delirium)の一種として、アグロ型のものが存在する。



詳細は黒緑昂揚を参照。

霊気紛争参入後は、巻きつき蛇/Winding Constrictorと各種カウンターを中心とする黒緑巻きつき蛇(BG Constrictor)が登場した。



詳細は黒緑巻きつき蛇を参照。

ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期

墓地利用を中心としたビートダウンデッキが存在する。発掘デッキに動きが似ていることから、ゴルガリドレッジ(Golgari Dredge)、黒緑ドレッジ(BG Dredge)などの名で呼ばれる。



マナ・クリーチャーからマナ加速して忌まわしい回収/Grisly Salvage神々との融和/Commune with the Godsで墓地を肥やし夜の咆哮獣/Nighthowler定命の者の宿敵/Nemesis of Mortalsゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lordといった墓地のクリーチャー数に応じて強くなるクリーチャーに繋げる。

神々の軍勢からサテュロスの道探し/Satyr Wayfinder責め苦の伝令/Herald of Tormentを獲得したことで強化され、環境に姿を現すようになった。


基本セット2015参入後は、世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwakerなどを中心とした一般的なミッドレンジタイプのものも登場した。



構成は同環境のジャンドプレインズウォーカーズに近く、そこからを抜いて安定性を高めたものと見ることができる。プレインズウォーカーが減った分、冒涜の悪魔/Desecration Demonなどの強力なクリーチャーの比率が増している。

ドレッジ型

Golgari Dredge [2]
土地 (20)
8 森/Forest
1 ゴルガリのギルド門/Golgari Guildgate
4 草むした墓/Overgrown Tomb
7 沼/Swamp
クリーチャー (31)
2 死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman
3 エルフの神秘家/Elvish Mystic
3 責め苦の伝令/Herald of Torment
2 ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord
4 ロッテスのトロール/Lotleth Troll
4 定命の者の宿敵/Nemesis of Mortals
4 夜の咆哮獣/Nighthowler
4 サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder
2 影生まれの悪魔/Shadowborn Demon
3 森の女人像/Sylvan Caryatid
呪文 (9)
3 神々との融和/Commune with the Gods
4 忌まわしい回収/Grisly Salvage
2 究極の価格/Ultimate Price
サイドボード (15)
3 ゴルガリの魔除け/Golgari Charm
3 生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie
4 霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydra
2 影生まれの悪魔/Shadowborn Demon
2 思考囲い/Thoughtseize
1 エレボスの鞭/Whip of Erebos


ミッドレンジ型

BG [3]
土地 (25)
4 草むした墓/Overgrown Tomb
4 疾病の神殿/Temple of Malady
4 ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
3 変わり谷/Mutavault
2 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
4 森/Forest
4 沼/Swamp
クリーチャー (16)
4 森の女人像/Sylvan Caryatid
2 漁る軟泥/Scavenging Ooze
4 クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix
4 冒涜の悪魔/Desecration Demon
2 世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater
呪文 (19)
4 思考囲い/Thoughtseize
2 ゴルガリの魔除け/Golgari Charm
2 胆汁病/Bile Blight
2 究極の価格/Ultimate Price
4 英雄の破滅/Hero's Downfall
1 地下世界の人脈/Underworld Connections
4 世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker
サイドボード (15)
4 強迫/Duress
4 悲哀まみれ/Drown in Sorrow
4 霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydra
2 破滅の刃/Doom Blade
1 地下世界の人脈/Underworld Connections


ローウィン=シャドウムーア・ブロック期

強力なクリーチャーのサポートを織り交ぜたグッドスタッフビート・コントロール

いわゆるグッドスタッフの例に漏れず、このデッキローウィン=シャドウムーア・ブロック前後の高額レアを山積みにしたようなデッキであり、時に「札束」などと皮肉を込めて呼ばれることもある。



時のらせんブロック獣群の呼び声/Call of the Herdタルモゴイフ/Tarmogoyfや、ローウィン野生語りのガラク/Garruk Wildspeakerを主力とし、手札破壊思考囲い/Thoughtseizeなどでサポートするのが基本。

世界選手権07では優勝したUri Pelegを含めベスト8中5人を占めた。さらに「ノーマル型」に加え、「ドラン型」、「エルフ型」に分類される。

その他の部分はメタや製作者の好みにより変化し、世界選手権07では3タイプに細分化されているようにグッドスタッフならではのデッキバリエーションに富む。クリーチャー除去叫び大口/Shriekmawエンドカード不敬の命令/Profane Commandあたりが一般的なチョイスである。

リリアナ・ヴェス/Liliana Vessの存在によりサイドシルバーバレット戦略を取ることも可能なので、サイドボードのスペースを広く取れるのも強みである。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (19)
2 極楽鳥/Birds of Paradise
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
2 仮面の称賛者/Masked Admirers
4 オーランのバイパー/Ohran Viper
3 叫び大口/Shriekmaw
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf
呪文 (18)
1 眼腐りの終焉/Eyeblight's Ending
3 野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker
3 リリアナ・ヴェス/Liliana Vess
1 ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer
3 名も無き転置/Nameless Inversion
3 不敬の命令/Profane Command
4 思考囲い/Thoughtseize
土地 (23)
5 森/Forest
4 光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace
1 地平線の梢/Horizon Canopy
4 ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
1 ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
3 冠雪の沼/Snow-Covered Swamp
4 樹上の村/Treetop Village
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
サイドボード
1 滅び/Damnation
1 根絶/Extirpate
4 猛牛の目/Eyes of the Wisent
2 墓生まれの詩神/Graveborn Muse
1 名も無き転置/Nameless Inversion
1 真髄の針/Pithing Needle
1 裂け目掃き/Riftsweeper
1 叫び大口/Shriekmaw
3 ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman

ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期

時のらせんブロック期のスタンダードでは、未来予知で強力アタッカータルモゴイフ/Tarmogoyfが登場したことでメガハンデスが誕生。同年の日本選手権07を制した。



詳細はメガハンデス参照のこと。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (21)
4 極楽鳥/Birds of Paradise
3 木彫りの女人像/Carven Caryatid
1 墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab
4 惑乱の死霊/Hypnotic Specter
3 貪欲なるネズミ/Ravenous Rats
3 骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire
3 タルモゴイフ/Tarmogoyf
呪文 (16)
4 酷評/Castigate
3 罪+罰/Crime+Punishment
4 葬送の魔除け/Funeral Charm
2 ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer
1 屈辱/Mortify
2 化膿/Putrefy
土地 (23)
4 森/Forest
2 神無き祭殿/Godless Shrine
3 ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
4 草むした墓/Overgrown Tomb
5 沼/Swamp
3 寺院の庭/Temple Garden
2 樹上の村/Treetop Village
サイドボード
3 糾弾/Condemn
2 根絶/Extirpate
4 ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch
3 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt
3 萎縮した卑劣漢/Withered Wretch

神河ブロック+ラヴニカ・ブロック+コールドスナップ期

ラヴニカ:ギルドの都参入初期のスタンダードでは、ゴルガリギルドを主力にしたビート・コントロールデッキが活躍。



その後しばらくは鳴りを潜めていたが、コールドスナップ知恵の蛇/Ophidianことオーランのバイパー/Ohran Viperが登場したことにより、これと惑乱の死霊/Hypnotic Specterを緑のマナ・クリーチャーから高速展開するVipiesが生まれた。



詳細はVipiesの項を参照のこと。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (26)
3 空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder
4 極楽鳥/Birds of Paradise
3 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 ウッド・エルフ/Wood Elves
4 惑乱の死霊/Hypnotic Specter
3 ネクラタル/Nekrataal
3 墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab
2 鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni
呪文 (12)
4 最後の喘ぎ/Last Gasp
4 化膿/Putrefy
4 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
土地 (22)
6 沼/Swamp
6 森/Forest
4 草むした墓/Overgrown Tomb
4 ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
1 烏羅未の墳墓/Tomb of Urami
1 先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers
サイドボード
2 頭蓋の摘出/Cranial Extraction
4 鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber
4 帰化/Naturalize
2 真髄の針/Pithing Needle
1 空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder
1 ネクラタル/Nekrataal
1 迫害/Persecute

ミラディン・ブロック+神河ブロック期

神河ブロック期のスタンダードでは、親和消滅後、以前から存在したネズミデッキタッチしたヴィリジアン・ラッツが現れた。



が苦手とするアーティファクト破壊ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shamanで補う。第9版で復活した対抗色ペインランドラノワールの荒原/Llanowar Wastesの存在も大きい。

詳細はヴィリジアン・ラッツの項目を参照のこと。

オデッセイ・ブロック期

オデッセイ・ブロック期のスタンダードでは、トーメントで登場したマッドネスを利用した黒緑マッドネスが登場。



詳細は黒緑マッドネスを参照。

マスクス・ブロック構築

マスクス・ブロック構築では、強力なブラストダーム/Blastodermの攻撃を殺し/Snuff Outなどの除去で通すスナフ・オ・ダームが登場。



その構成からスイカと呼ばれたデッキの走りとなった。詳細はスナフ・オ・ダームを参照のこと。

エクステンデッド

エクステンデッドThe Rockから発展したビートダウンデッキ京都迷宮案内が存在する。



クリーチャー手札破壊除去でサポートするデッキで、汎用性は極めて高い。

また、時のらせん参入後は、タッチ基本でない土地への対策の破壊的な流動/Destructive Flowを搭載した亜種、Flow Rockも登場した。


レガシー

壌土からの生命/Life from the Loamを核としたビートダウンデッキアグロロームが存在する。



また、タルモゴイフ/Tarmogoyf墓忍び/Tombstalkerを活かしたEva Greenも活躍している。



参考

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