イニストラードを覆う影
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*[http://hanweirchronicle.com/ The Hanweir Chronicle]/[http://mtg-jp.com/hanweirchronicle/# ハンウィアークロニクル] | *[http://hanweirchronicle.com/ The Hanweir Chronicle]/[http://mtg-jp.com/hanweirchronicle/# ハンウィアークロニクル] | ||
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+ | マジック:ザ・ギャザリングYoutube公式チャンネル | ||
+ | *[https://www.youtube.com/watch?v=seXiMh2wpM4 [Trailer]4月8日(金)発売『イニストラードを覆う影』] | ||
+ | *[https://www.youtube.com/watch?v=gl4dIN0rOOg [PV]InsideR&D『イニストラードを覆う影』の舞台設定] | ||
+ | *[https://www.youtube.com/watch?v=5vXwsMa30uU [PV]InsideR&D『イニストラードを覆う影』の種族] | ||
+ | *[https://www.youtube.com/watch?v=j6t1URL_8JY [PV]InsideR&D『イニストラードを覆う影』のメカニズム] | ||
==参考== | ==参考== |
2017年3月8日 (水) 18:33時点における版
イニストラードを覆う影/Shadows over Innistrad | |
シンボル | 逆さになったアヴァシン教会/The Church of Avacynの十字架 |
略号 | SOI |
コードネーム | Tears |
発売日 | 2016年4月8日 |
セット枚数 | 全297種類 |
イニストラードを覆う影/Shadows over Innistradは、イニストラードを覆う影ブロックの1番目のエキスパンション。2016年4月8日発売。キャッチコピーは「事変の謎を追え/Unravel the Madness」。
目次 |
概要
次元/Planeイニストラード/Innistradが再び舞台となる。帰還した大天使アヴァシン/Avacynが突如狂気に陥り、人間を殺戮し始めた。さらによじれた石柱の出現、マルコフ荘園/Markov Manorの崩壊など、奇怪な現象が次々と発生する。
テーマはイニストラードを覆う「狂気」と「謎」。イニストラード・ブロックから両面カード、部族、墓地利用を引き継ぎ、狂気を表すためにマッドネスと昂揚、プレインズウォーカー/Planeswalkerとイニストラードの住民が謎を解き明かしていく過程を示した調査といったメカニズムが新たに加わっている。新たな回避能力として潜伏も登場した。また、数は少ないが、数字の「13」に関連したカードや呪い、陰鬱および明滅に酷似した効果など、イニストラード・ブロックで見られたいくつかのメカニズムが再登場している。
新たなクリーチャー・タイプとしてモグラが、新たなアーティファクト・タイプとして手掛かりが登場した。
- 発売に先駆けデュエルデッキ:正しき者vs堕ちし者が発売され、精神壊しの悪魔/Mindwrack Demonなどいくつかのカードが先行収録された。
- 変則的な稀少度を採用しており、ブースターパックには通常のセットのコモンのカード1枚の代わりに必ずコモンかアンコモンの両面カードが1枚封入されている。そして8パックに1つの割合でそれに加えてコモンのカード1枚の代わりにレアか神話レアの両面カードが1枚封入されている。プレミアム・カードは通常のカードか両面カード、そして稀少度の区別がないため、1枚のパックに通常カード、両面カード、プレミアム・カードの3枚のレア/神話レアが封入されている(加えてプレムアムカードが3枚目の両面カードとなる)事もある。
- イニストラードと同じく、チェックリストカードが封入されるため基本土地のバリエーションは他のセットより少なく各3種類。イニストラード・ブロックの基本土地と似た構図のイラストもあり、また謎の石/Cryptolithが描かれているイラストが各基本土地タイプに1枚づつ存在する。
- カード名について、文章調となっているものが妙に多い(狙いは高く/Aim High、悪魔と踊る/Dance with Devils、末永く/Ever After、床下から/From Under the Floorboards、死中に活/Hope Against Hope、忘られじ/Not Forgotten、灰と化す/Reduce to Ashes、根から絶つ/Root Out、今夜を生き延びる/Survive the Night)。基本に帰れ/Back to Basicsや白日の下に/Bring to Lightになど、これまでにもそうしたカードは登場していたが、ひとつのエキスパンションにここまで集中しているというのは珍しい。背景ストーリーの雰囲気に合わせたものなのか、単に命名(翻訳)方針が変わったのかは不明。
ウェルカム・デッキ限定カード
ブースターパックには封入されず、店舗などで配布される入門者用のハーフデッキ(非売品)およびデッキビルダーセットにのみ封入される限定カードが16枚存在する(参考)。
いずれも再録カードであり、これらのカードは独自のエキスパンション・シンボルと略号(W16)を持っているが、スタンダードのローテーションにおいて、イニストラードを覆う影と同期間使用することができる。
- 該当カード
- 神盾の天使/Aegis Angel
- 名誉の印/Marked by Honor
- セラの天使/Serra Angel
- 大気の召使い/Air Servant
- 分散/Disperse
- マゴーシのスフィンクス/Sphinx of Magosi
- 精神腐敗/Mind Rot
- 夢魔/Nightmare
- センギアの吸血鬼/Sengir Vampire
- 歩く死骸/Walking Corpse
- 国境地帯の匪賊/Borderland Marauder
- 火炎放射/Cone of Flame
- シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon
- 増え続ける成長/Incremental Growth
- 樫変化/Oakenform
- 収穫の魂/Soul of the Harvest
発売前情報
特設サイト「The Hanweir Chronicle/ハンウィアークロニクル」では、イニストラードの交易拠点であるハンウィアー/Hanweirの地方紙を通じてエキスパンションのストーリー背景が語られた。
カードプレビュー
「謎」のテーマに因み、イベントやWeb上で提示された謎をユーザーが解いていくことで新たなカードが明かされる仕掛けが施された。
- Innistrad Map
- 特設サイト「Innistrad Map」では、グランプリにおけるイベントと連動したカードプレビューが行われた。同時期に開催されたグランプリデトロイト16、グランプリボローニャ16、グランプリメルボルン16にそれぞれイニストラードの有名地所3箇所に対応したクイズハウスが設営され、参加者が謎を解くと地所に関連されたカードがプレビューとして公開された(参考)。
- 同時に、公式Twitterを中心とした各種ソーシャルメディア上で様々なパズルが公開された。謎を解いて得られる文字列をメールアドレスのローカルパートにしてウィザーズ社宛にメールを送信すると、プレビューカードの画像が返信され、さらに正解者が一定数に達すると特設サイトにも公開された。
- パッケージ画像
- Shadows Over Innistrad Packaging/『イニストラードを覆う影』のパッケージの記事中のパッケージ画像のファイル名に、そのカードのプレビューがされる日時と場所のヒントが隠されているという仕掛けが行われた。
- プレリリース告知ポスター
- プレリリース告知ポスターに隠された謎を解き明かすことでカードがプレビューされるという企画が行われた。ポスターの左下に書かれた謎の石/Cryptolithの向きが時計の文字盤を示しており、各国の数字を全て合計すると先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbingerのコレクター番号になる。
イベント
プレリリース
2016年4月2日、3日に行われた。
参加した各プレイヤーはタミヨウの日誌/Tamiyo's Journalを模したプレリリース・キットを受け取り、40枚以上のシールドデッキを構築しプレイする。プレリリース・キットには
- イニストラードを覆う影のブースターパック6つ
- 日付入りのプレリリース・カード1枚
- 謎が隠された仕切り板1枚
- デッキ構築のヒントが書かれた説明書
- スピンダウン・ライフカウンター1個
が含まれている。
仕切り板は欠けたランタンの図柄になっており、複数を重ね合わせることで完全な形のランタンが完成する。公式Twitterで解答を記念してイニストラードの霊/Geistのイラストが公開された(参考1/参考2)。
発売記念週末
2016年4月8~10日のフライデー・ナイト・マジックなどで、救出の天使/Angel of Deliveranceのプロモーション・カードが配布された(参考)。
プロツアー
2016年4月22~24日に、スペイン・バルセロナで開催。(→プロツアー「イニストラードを覆う影」)
ゲームデー
2016年4月30~5月1日に開催される。参加賞として手に負えない若輩/Incorrigible Youths、上位入賞賞として苦渋の破棄/Anguished UnmakingのCHAMPSプロモが配布される。そして優勝者には通常版の苦渋の破棄のイラストのプレイマットが配布される(参考)。
構築済みデッキ
エントリーセット
- 霊魂の大波/Ghostly Tide (白青)
- 蘇生の秘儀/Unearthed Secrets (青緑)
- 吸血の渇望/Vampiric Thirst (黒赤)
- 天使の憤怒/Angelic Fury (赤白)
- 恐怖の幻視/Horrific Visions (緑黒)
パッケージ・イラスト
- ファルケンラスの過食者/Falkenrath Gorger
- 月の抱擁、アーリン/Arlinn, Embraced by the Moon
- 浄化の天使、アヴァシン/Avacyn, the Purifier
- 死の宿敵、ソリン/Sorin, Grim Nemesis
- 秘密の解明者、ジェイス/Jace, Unraveler of Secrets
主な開発スタッフ
- デザイン・チーム - Mark Gottlieb(リード)、Mark Rosewater、Ken Nagle、Gavin Havey、Sam Stoddard、Andrew Veen、Adam Lee
- デベロップ・チーム - Dave Humpherys(リード)、Tim Aten、Ethan Fleischer、Erik Lauer 、Ari Levitch、Sam Stoddard、Matt Tabak(協力)
公式特集ページ
製品情報
- 『イニストラードを覆う影』(マジック英語公式日本語版)
- 『イニストラードを覆う影』 発表(Arcana 2015年11月2日)
- 『イニストラードを覆う影』のパッケージ(Feature 2016年3月7日)
- 『イニストラードを覆う影』のメカニズム(Feature 2016年3月7日)
- 『イニストラードを覆う影』のエントリーセットとプロモカード(Feature 2016年3月14日)
- 『イニストラードを覆う影』の基本土地(Card Preview 2016年3月21日)
- 『イニストラードを覆う影』 エントリーセット・デッキリスト(Feature 2016年3月30日)
- Shadow over Innistrad Release Notes/『イニストラードを覆う影』 リリースノート(Feature 2016年3月30日)
開発コラム
Mark Rosewaterによるコラム、Making Magic -マジック開発秘話-。
- 影を追う その1(2016年3月14日)
- 影を追う その2(2016年3月21日)
- 暗き影 その1(2016年3月28日)
- 暗き影 その2(2016年4月4日)
- こぼれ話:『イニストラードを覆う影』 その1(2016年4月11日)
- こぼれ話:『イニストラードを覆う影』 その2(2016年4月19日)
Sam Stoddardによるコラム、Latest Developments -デベロップ最先端-。
- 部族再訪(2016年3月18日)
- 昂揚発見(2016年3月25日)
- マッドネスの懐かしい思い出(2016年4月1日)
- Mファイル『イニストラードを覆う影』編・パート1(2016年4月8日)
- Mファイル『イニストラードを覆う影』編・パート2(2016年4月15日)
- フューチャー・フューチャーの日々『イニストラードを覆う影』編(2016年4月29日)
- 両面カードのデベロップ(2016年5月6日)
- 『イニストラードを覆う影』一問一答(2016年5月13日)
- 『イニストラードを覆う影』中間報告(2016年5月20日)
広報
動画
マジック:ザ・ギャザリングYoutube公式チャンネル
- [Trailer]4月8日(金)発売『イニストラードを覆う影』
- [PV]InsideR&D『イニストラードを覆う影』の舞台設定
- [PV]InsideR&D『イニストラードを覆う影』の種族
- [PV]InsideR&D『イニストラードを覆う影』のメカニズム