サルコマイトのマイア/Sarcomite Myr
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*{{Gatherer|id=145481|カードデザイン}}は外枠が銀、内枠が青とある意味[[混成カード|ハイブリッド]]っぽい。 | *{{Gatherer|id=145481|カードデザイン}}は外枠が銀、内枠が青とある意味[[混成カード|ハイブリッド]]っぽい。 | ||
*「サルコマイト/Sarcomite」は、「肉、筋肉」を意味する「sarc-」と、「生産物」あるいは「肉体の一部、肉体に含まれる成分」の意味の「-ite」を合わせた造語と思われる([[フレイバー・テキスト]]やイラストから機械と肉の混じりあった身体を持つことが判別可能。他のマイアと違って色を持つのは完全な無機物でないことのあらわれか)。 | *「サルコマイト/Sarcomite」は、「肉、筋肉」を意味する「sarc-」と、「生産物」あるいは「肉体の一部、肉体に含まれる成分」の意味の「-ite」を合わせた造語と思われる([[フレイバー・テキスト]]やイラストから機械と肉の混じりあった身体を持つことが判別可能。他のマイアと違って色を持つのは完全な無機物でないことのあらわれか)。 |
2016年3月18日 (金) 00:43時点における版
ミラディン・ブロック以来久々の登場となるマイアであり、マジック史上初の、マナ・コストに色マナを含むアーティファクト・クリーチャー。
未来予知のタイムシフトは前例のない様々な種類のカードが登場しているが、有色アーティファクト・クリーチャーであるという点に関してはギルド渡りの急使/Transguild Courierという先輩がいるのでそれ程目新しいわけではない。しかし、ギルド渡りの急使は特性定義能力(現在は色指標)によって色を得ていたのに対し、このカードはマナ・コストに色マナを含むがゆえに色を持ち、その点においては革新的であるといえる。
肝心のクリーチャーとしての性能は、3マナ2/1と心許ないが、青とアーティファクトの組み合わせでは仕方ない。
リミテッドでの中盤以降ではパワー2のフライヤーとしてクロックを形成できるので、標準よりやや上の戦力になる。後者の能力は「場からサイクリングする」というウルザズ・デスティニーの懐かしの能力で、当時のルールでは当て逃げのテクニックに用いることができた。チャンプブロックの際などに使用できればアドバンテージを失わないため、比較的有用だろう。
- 真鍮の秘書/Brass Secretaryとこそこそ歩くスカージ/Slinking Skirgeの間をとったようなデザインである。
- カードデザインは外枠が銀、内枠が青とある意味ハイブリッドっぽい。
- 「サルコマイト/Sarcomite」は、「肉、筋肉」を意味する「sarc-」と、「生産物」あるいは「肉体の一部、肉体に含まれる成分」の意味の「-ite」を合わせた造語と思われる(フレイバー・テキストやイラストから機械と肉の混じりあった身体を持つことが判別可能。他のマイアと違って色を持つのは完全な無機物でないことのあらわれか)。
- 公式サイトコラムにおいて、これは「ファイレクシアに汚染されたマイア」として描かれており、新たなるファイレクシアを予見させるカードであったことが語られている。また、アラーラの断片のエスパー/Esperのテーマとして登場した「有色アーティファクト」はこのカードが元となっている(→Phyrexian Powers: International Mana Mystery参照)。
- ただしこのカード自体はアラーラの断片ブロック、ミラディンの傷跡ブロック、いずれにも再録されていない。アラーラ/Alaraには設定上マイアがおらず、新たなるファイレクシアの有色アーティファクトはファイレクシア・マナを用いるものに統一されているためだろう。
参考
- Phyrexian Powers: International Mana Mystery(WotC)
- ファイレクシアの力:国際的魔力の神秘(日本語公式、上記の和訳)
- カード個別評価:未来予知 / タイムシフト - コモン