世界選手権
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2015年2月8日 (日) 05:39時点における版
世界選手権(World Championship / Worlds)は、1年に1度開かれる公式トーナメントの最高峰。2012年はプレイヤー選手権と称された。
目次 |
概要
個人戦で最強のプレイヤーは誰か?を決める趣旨で行われ、世界でたった24人しか招待されない、極めて出場難度の高いイベント。代わりに参加者には往復の交通手段・参加期間中の宿泊施設と食事・イベントで使用するサプライ品などさまざまな物が提供され、最高峰の大会に相応しい待遇を受けることができる。
出場難易度の高さに加え、使用されるフォーマットの難度も最高レベル。2012年は練習が極めて難しいキューブドラフトが導入されたり、2013~2014年はカードプールの違うドラフト2種+スタンダード+モダン構築という複合イベントとなり、マジックすべてにおける幅広い知識が試される。
招待される条件
- 前シーズンのプレイヤー・オブ・ザ・イヤー
- 前シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤー(2014年のみ新設枠)
- 前年度世界選手権優勝者
- 前年度ワールド・マジック・カップ優勝国のキャプテン(2014年-2015年)
- 前回Magic Online Championship Series優勝者
- 前シーズンにおける各プロツアーの優勝者
- 前シーズンにおける各地域のプロ・ポイントによるランキング上位から選出(※1)
- 前シーズンにおけるグランプリ獲得プロ・ポイントの1位(※2)(2015年新設枠)
- 上記に該当しないプレイヤーの中で、前シーズンにおけるプロ・ポイント全世界ランキング上位から選出(※2)
※1.2013年以前:北米、ヨーロッパ、日本、中南米、アジア太平洋の1位。2014年:北米、ヨーロッパ、日本、中南米、アジア太平洋の2位以内。2015年:北米4位以内、ヨーロッパ/アジア太平洋(日本含み)の3位以内、中南米の2位以内。
※2.キャップ制は適用されない
2013年まで招待選手の総数が16人になるまでが、2014年に地域・プロツアー枠に増加し、ルーキー・オブ・ザ・イヤー、ワールド・マジック・カップ枠の新設に伴う、招待選手の総数は24名に拡張される。(参考)
賞金とプロポイント
(2014年-)
順位 | 賞金 | プロポイント | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 50,000USD | ※ | 次回世界選手権参加権利 次シーズン終了まで プロプレイヤーズ・クラブ プラチナレベル昇格 |
2 | 20,000USD | ※ | |
3-4 | 10,000USD | ※ | |
5-8 | 5,000USD | ※ | |
9-16 | 3,000USD | ※ | |
17-24 | 2,000USD | ※ |
(2012年-2013年)
順位 | 賞金 | プロポイント | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 40,000USD | ※ | 次回世界選手権参加権利 次シーズン終了まで プロプレイヤーズ・クラブ プラチナレベル昇格 |
2 | 20,000USD | ※ | |
3-4 | 10,000USD | ※ | |
5-8 | 5,000USD | ※ | |
9-16 | 1,000USD | ※ |
※プロツアー・ポイント:最終順位に関係なく、スイスドロー1勝につき1ポイント、Top4によるプレイオフ1勝につき2ポイント獲得。
2011年までの概要
2011年までの世界選手権は、プロツアーの1つである。
基本的に予選ラウンドではスタンダードとその他の構築フォーマットおよびリミテッド(ブースター・ドラフト)、決勝ラウンドではスタンダードが採用される。
その他の構築フォーマットは、近年ではエクステンデッドが採用されることが多いが、世界選手権07ではレガシーが、世界選手権11ではモダンが採用されている。
以前は、1年交代でブースター・ドラフトとロチェスター・ドラフト、ブロック構築とエクステンデッドが交互に行われていた。しかし世界選手権06はその例に漏れ、2年連続でブースター・ドラフトとエクステンデッドが行われた。これはロチェスター・ドラフトがプロツアーの採用フォーマットから外されたため、また、世界選手権の開催時期が年末に移行したことで、ブロック構築ではエキスパンションが1つしかなく、採用しづらくなったためである。
2012年のイベント再編により、国別対抗戦がワールド・マジック・カップに独立された。当初は別会場で行われていたが、2013年からはワールズ・ウィークとして世界選手権と同時進行で行われる。
2012年以降の世界選手権の成績はプロツアーと同じとして扱われなくなり、プロツアーベスト8の数としてはカウントされなくなった。