キーワード能力

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その中には復活を果たした[[サイクリング]]や[[二段攻撃]]のように複数のブロックにまたがって使われるようになったものもいくつかある。
 
その中には復活を果たした[[サイクリング]]や[[二段攻撃]]のように複数のブロックにまたがって使われるようになったものもいくつかある。
  
*昔は直接テキストで書かれていたものがキーワード化されたものや、[[防衛]]のように[[壁]]のルールから移されてきたものもある。
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*昔は直接テキストで書かれていたものがキーワード化されたものや、[[防衛]]のように[[壁]]のルールから移されてきたものもある。これらは該当する能力を持っていた過去のカードも[[Oracle]]でその能力を持つように変更されている。
*:これらは該当する能力を持っていた過去のカードも[[Oracle]]でその能力を持つように変更されている。
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**具体的には[[速攻]]([[第6版]])、[[畏怖]]([[オンスロート]])、[[警戒]]([[神河物語]])、[[防衛]](神河物語)、[[瞬速]]([[時のらせん]])、[[被覆]]、[[絆魂]]、[[到達]]、[[接死]](四個とも[[未来予知]])が該当する。
 
**具体的には[[速攻]]([[第6版]])、[[畏怖]]([[オンスロート]])、[[警戒]]([[神河物語]])、[[防衛]](神河物語)、[[瞬速]]([[時のらせん]])、[[被覆]]、[[絆魂]]、[[到達]]、[[接死]](四個とも[[未来予知]])が該当する。
**その他にも[[サイクロン/Cyclone]]は[[累加アップキープ]]を持つ。
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**その他にも[[サイクロン/Cyclone]]は[[累加アップキープ]]を持つ。[[Oubliette]]と[[Tawnos's Coffin]]は一時期[[フェイズ・アウト]]を使った[[テキスト]]を持っていたが、2007年09月の[[Masters Edition]]のための[[Oracle]]訂正でフェイズ・アウトを使わなくなった。
**:[[Oubliette]]と[[Tawnos's Coffin]]は一時期[[フェイズ・アウト]]を使った[[テキスト]]を持っていたが、2007年09月の[[Masters Edition]]のための[[Oracle]]訂正でフェイズ・アウトを使わなくなった。
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**そのうち「[[ブロック]]に参加できない」などもキーワード化されるのではないだろうか。
 
**そのうち「[[ブロック]]に参加できない」などもキーワード化されるのではないだろうか。
 
**一方でキーワード能力でなくなったものも存在している。
 
**一方でキーワード能力でなくなったものも存在している。
**:通常のテキストになった[[生息条件]]、[[能力語]]になった[[スレッショルド]]、[[特殊タイプ]]になった[[雪かぶり]](現在は[[氷雪]])、[[キーワード行動]]になった[[占術]]など。
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***通常のテキストになった[[生息条件]]、[[能力語]]になった[[スレッショルド]]、[[特殊タイプ]]になった[[雪かぶり]](現在は[[氷雪]])、[[キーワード行動]]になった[[占術]]など。
*[[再生]]や[[占術]]は、かつてはキーワードであったが現在ではキーワード能力ではない。「再生する」「占術を行う」の書式で用いられる[[キーワード行動]]である。
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*[[再生]]や[[占術]]は、かつてはキーワードであったが現在ではキーワード能力ではない。「再生する」「占術を行う」の書式で用いられる[[キーワード行動]]である。ただし占術の方は、「クリーチャー」などの目的語を取らないなどの事情により、現在でもただ単に「占術」と書かれている場合もある。
*:ただし占術の方は、「クリーチャー」などの目的語を取らないなどの事情により、現在でもただ単に「占術」と書かれている場合もある。
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*キーワード能力は、あるルールを短い言葉にしているものだが、「そのルールそのものがテキストに書かれている」とはみなされない。
 
*キーワード能力は、あるルールを短い言葉にしているものだが、「そのルールそのものがテキストに書かれている」とはみなされない。
*:例えば[[畏怖]]はルールの中に「[[黒]]」という[[色]]を表す言葉が存在しているが、これを書き換えることはできない。
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**例えば[[畏怖]]はルールの中に「[[黒]]」という[[色]]を表す言葉が存在しているが、これを書き換えることはできない。
 
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*新しく追加されたキーワード能力は注釈文つきで表記される傾向にあるため、記述スペースの節約という点では本末転倒であることも。ただし[[はじける子嚢/Saproling Burst]]など、カードのその他の能力の記述が長い時には注釈文は省かれる。
 
*新しく追加されたキーワード能力は注釈文つきで表記される傾向にあるため、記述スペースの節約という点では本末転倒であることも。ただし[[はじける子嚢/Saproling Burst]]など、カードのその他の能力の記述が長い時には注釈文は省かれる。
 
*ブロックごとにキーワード能力を追加することを決めたのは[[レジェンド]]以降であり、その第一弾が[[ランページ]]であったことを知っている人は、ごくわずかである。その理由は[[ランページ]]のページを参照願いたい。
 
*ブロックごとにキーワード能力を追加することを決めたのは[[レジェンド]]以降であり、その第一弾が[[ランページ]]であったことを知っている人は、ごくわずかである。その理由は[[ランページ]]のページを参照願いたい。
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*:現在では、類似カードを一括りにしやすいなどの理由で積極的にキーワード化しており、頻繁に登場している。(能力語が作られたのも同じような理由だと思われる)
 
*:現在では、類似カードを一括りにしやすいなどの理由で積極的にキーワード化しており、頻繁に登場している。(能力語が作られたのも同じような理由だと思われる)
 
**一部の[[クリーチャー・タイプ]]さながらに、ある特定の[[サイクル]]のカードのみが有するキーワード能力も存在する。(→[[献身]]、[[歴伝]])
 
**一部の[[クリーチャー・タイプ]]さながらに、ある特定の[[サイクル]]のカードのみが有するキーワード能力も存在する。(→[[献身]]、[[歴伝]])
**[[時のらせんブロック]]では[[タイムシフト]]を含め、新規キーワードが16個、再登場のキーワードが17個もある。
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**[[時のらせんブロック]]では[[タイムシフト]]を含め、新規キーワードが16個、再登場のキーワードが17個もある。これにより「[[第10版]]+[[コールドスナップ]]+時のらせんブロック+[[ローウィン・ブロック]]」のスタンダードでは合計54個という過去最大個数のキーワード能力が同時に存在することになる。
**:これにより「[[第10版]]+[[コールドスナップ]]+時のらせんブロック+[[ローウィン・ブロック]]」のスタンダードでは合計54個という過去最大個数のキーワード能力が同時に存在することになる。
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<!-- ラヴニカ・ブロックは個別に数を言及するほどでなくなったので略しました。  
 
<!-- ラヴニカ・ブロックは個別に数を言及するほどでなくなったので略しました。  
 
  これにより「[[第9版]]+ラヴニカ・ブロック+[[コールドスナップ]]+時のらせんブロック」のスタンダードでは合計50個という過去最大個数のキーワード能力が同時に存在することになる。  
 
  これにより「[[第9版]]+ラヴニカ・ブロック+[[コールドスナップ]]+時のらせんブロック」のスタンダードでは合計50個という過去最大個数のキーワード能力が同時に存在することになる。  
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   到達,変形 計50種(9E+RAV〜FUT)  
 
   到達,変形 計50種(9E+RAV〜FUT)  
 
  ラヴニカ・ブロック落ちで憑依と複製が脱落。ローウィン・ブロックで6種追加。 -->
 
  ラヴニカ・ブロック落ちで憑依と複製が脱落。ローウィン・ブロックで6種追加。 -->
 
 
*[[オンスロート]]以降、キーワード能力は基本的に二字熟語になっている。
 
*[[オンスロート]]以降、キーワード能力は基本的に二字熟語になっている。
  

2008年2月23日 (土) 15:18時点における版

キーワード能力/Keyword Abilityとは、ルール・テキストが長い能力、よく使われる能力をキーワードでまとめたもの。 能力語とは異なり、それ単体でルール上の意味を持つ。 その機能を注釈文により説明していることもある。

目次

解説

複数の能力が一語のキーワードでまとめられたものもあり、その場合もルールに従って、個別の能力ごとに分けて処理する。 この個別の能力の性質により、起動型能力誘発型能力常在型能力のいずれかに分類される。

ブロック毎に新しくでき、そのブロック内でのみ使われるキーワード能力も多い。 その中には復活を果たしたサイクリング二段攻撃のように複数のブロックにまたがって使われるようになったものもいくつかある。

  • 昔は直接テキストで書かれていたものがキーワード化されたものや、防衛のようにのルールから移されてきたものもある。これらは該当する能力を持っていた過去のカードもOracleでその能力を持つように変更されている。
  • 再生占術は、かつてはキーワードであったが現在ではキーワード能力ではない。「再生する」「占術を行う」の書式で用いられるキーワード行動である。ただし占術の方は、「クリーチャー」などの目的語を取らないなどの事情により、現在でもただ単に「占術」と書かれている場合もある。
  • キーワード能力は、あるルールを短い言葉にしているものだが、「そのルールそのものがテキストに書かれている」とはみなされない。
    • 例えば畏怖はルールの中に「」というを表す言葉が存在しているが、これを書き換えることはできない。
  • 新しく追加されたキーワード能力は注釈文つきで表記される傾向にあるため、記述スペースの節約という点では本末転倒であることも。ただしはじける子嚢/Saproling Burstなど、カードのその他の能力の記述が長い時には注釈文は省かれる。
  • ブロックごとにキーワード能力を追加することを決めたのはレジェンド以降であり、その第一弾がランページであったことを知っている人は、ごくわずかである。その理由はランページのページを参照願いたい。
  • インベイジョン・ブロックの頃までは、あまりキーワード能力を増やさないようにしていたようで、1ブロックにつき1〜2つ程度しか追加されなかった。
    現在では、類似カードを一括りにしやすいなどの理由で積極的にキーワード化しており、頻繁に登場している。(能力語が作られたのも同じような理由だと思われる)
  • オンスロート以降、キーワード能力は基本的に二字熟語になっている。

キーワード能力一覧

起動型能力

誘発型能力

常在型能力

CR順一覧

「主な登場セット」の欄に記載のないものは、基本セットや多くのブロックにまたがって登場。(アンヒンジドなど、特例での再登場は考慮しない)

CR キーワード能力 分類 主な登場セット
2 先制攻撃(First strike) 常在型能力
3 側面攻撃(Flanking) 誘発型能力 ミラージュ・ブロック時のらせんブロック
4 飛行(Flying) 回避能力
5 速攻(Haste) 常在型能力
6 土地渡り(Landwalk) 回避能力
7 プロテクション(Protection) 常在型能力
8 シャドー(Shadow) 回避能力 テンペスト・ブロック時のらせんブロック
9 トランプル(Trample) 常在型能力
10 バンド(Banding) 常在型能力 ミラージュ・ブロック以前)
11 他の〜とのバンド(Bands with Other 〜) 常在型能力 レジェンド
12 ランページ(Rampage) 誘発型能力 第5版以前)、時のらせんタイムシフト
13 累加アップキープ(Cumulative Upkeep) 誘発型能力 アイスエイジ・ブロックミラージュ・ブロック
14 警戒(Vigilance) 常在型能力
15 フェイジング(Phasing) 常在型能力 ミラージュ・ブロック
16 バイバック(Buyback) 常在型能力 テンペスト・ブロック時のらせん未来予知
17 馬術(Horsemanship) 回避能力 ポータル三国志
18 サイクリング(Cycling) 起動型能力 ウルザ・ブロックオンスロート・ブロック未来予知
18d タイプ・サイクリング(Typecycling) オンスロート・ブロック時のらせんタイムシフト)、未来予知
19 エコー(Echo) 誘発型能力 ウルザ・ブロック時のらせんブロック
20 消散(Fading) 常在型能力誘発型能力 ネメシス
21 キッカー(Kicker) 常在型能力 インベイジョン・ブロック時のらせんブロック
22 フラッシュバック(Flashback) 常在型能力 オデッセイ・ブロック時のらせん未来予知
23 スレッショルド(Threshold) 能力語 オデッセイ・ブロック時のらせん
24 マッドネス(Madness) 常在型能力誘発型能力 トーメント時のらせんブロック
25 畏怖(Fear) 回避能力
26 変異(Morph) 常在型能力 オンスロート・ブロック時のらせんブロック
27 増幅(Amplify) 常在型能力 レギオン
28 二段攻撃(Double Strike) 常在型能力 オンスロート・ブロック以降)
29 挑発(Provoke) 誘発型能力 レギオン
30 ストーム(Storm) 誘発型能力 スカージ時のらせん未来予知
31 親和(Affinity) 常在型能力 ミラディン・ブロック
32 双呪(Entwine) 常在型能力 ミラディン・ブロック
33 装備(Equip) 起動型能力 ミラディン・ブロック以降)
34 刻印(Imprint) 起動型または誘発型能力 ミラディン・ブロック
35 接合(Modular) 常在型能力誘発型能力 ダークスティールフィフス・ドーン
36 被覆(Shroud) 常在型能力
37 烈日(Sunburst) 常在型能力 フィフス・ドーン
38 武士道(Bushido) 誘発型能力 神河ブロック
39 転生(Soulshift) 誘発型能力 神河ブロック
40 連繋(Splice) 常在型能力 神河ブロック
41 防衛(Defender) 常在型能力
42 献身(Offering) 常在型能力 神河謀叛
43 忍術(Ninjutsu) 起動型能力 神河謀叛
44 歴伝(Epic) 常在型能力遅延誘発型能力 神河救済
45 エンチャント(Enchant) 常在型能力
46 召集(Convoke) 常在型能力 ラヴニカ:ギルドの都未来予知
47 発掘(Dredge) 常在型能力 ラヴニカ:ギルドの都未来予知
48 変成(Transmute) 起動型能力 ラヴニカ:ギルドの都未来予知
49 実存(Substance) 常在型能力 (主に ミラージュビジョンズ
50 狂喜(Bloodthirst) 常在型能力 ギルドパクト未来予知
51 憑依(Haunt) 誘発型能力 ギルドパクト
52 複製(Replicate) 常在型能力誘発型能力 ギルドパクト
53 予見(Forecast) 起動型能力 ディセンション未来予知
54 移植(Graft) 常在型能力誘発型能力 ディセンション未来予知
55 復活(Recover) 誘発型能力 コールドスナップ
56 波及(Ripple) 誘発型能力 コールドスナップ
57 瞬速(Flash) 常在型能力
58 刹那(Split second) 常在型能力 時のらせんブロック
59 待機(Suspend) 常在型能力誘発型能力 時のらせんブロック
60 消失(Vanishing) 常在型能力誘発型能力 次元の混乱未来予知
61 吸収(Absorb) 常在型能力 未来予知
62 オーラ交換(Aura swap) 起動型能力 未来予知
63 接死(Deathtouch) 誘発型能力 未来予知ローウィン・ブロック
64 探査(Delve) 常在型能力 未来予知
65 城砦化(Fortify) 起動型能力 未来予知
66 激情(Frenzy) 誘発型能力 未来予知
67 墓地ストーム(Gravestorm) 誘発型能力 未来予知
68 絆魂(Lifelink) 誘発型能力
69 有毒(Poisonous) 誘発型能力 未来予知
70 到達(Reach) 常在型能力
71 変形(Transfigure) 起動型能力 未来予知
72 覇権(Champion) 誘発型能力 ローウィン・ブロック
73 多相(Changeling) 特性定義能力 ローウィン・ブロック
74 想起(Evoke) 常在型能力誘発型能力 ローウィン・ブロック
75 秘匿(Hideaway) 常在型能力誘発型能力 ローウィン・ブロック
76 徘徊(Prowl) 常在型能力 モーニングタイド
77 補強(Reinforce) 起動型能力 モーニングタイド

引用:総合ルール 20231117.0


参考

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