マーフォーク (デッキ)

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{{Otheruses|デッキ|クリーチャー・タイプ|マーフォーク}}
+
{{Otheruses|[[デッキ]]|[[クリーチャー・タイプ]]|マーフォーク}}
  
'''マーフォーク'''(''Merfolk'')は、[[マーフォーク]]を多数投入した[[部族 (俗称)|部族]]デッキの総称。
+
'''マーフォーク'''(''Merfolk'')は、[[マーフォーク]]を多数投入した[[タイプ的]][[デッキ]]の総称。
  
 
==概要==
 
==概要==
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基本は、[[フィッシュ]]などと同様、[[軽い]][[クリーチャー]]を序盤に[[展開]]し、[[打ち消す|カウンター]]で[[クロック]]を維持する[[クロック・パーミッション]]の形態を取る。
 
基本は、[[フィッシュ]]などと同様、[[軽い]][[クリーチャー]]を序盤に[[展開]]し、[[打ち消す|カウンター]]で[[クロック]]を維持する[[クロック・パーミッション]]の形態を取る。
  
[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]と優秀な打ち消し呪文の存在により、黎明期から存在し続けている[[デッキタイプ]]である。
+
黎明期から存在し続けている[[デッキタイプ]]であり、クロック・パーミッションという[[アーキタイプ]]に加えて[[ロード (俗称)|ロード]]の[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]により[[島]][[土地渡り|渡り]]を持たせることができるため、[[青]]い[[コントロールデッキ]]や[[コンボデッキ]]が活躍する[[環境]]で強い。ただし、[[対戦相手]]のデッキが青でなくても[[広がりゆく海/Spreading Seas]]や[[魔法改竄/Magical Hack]]などで[[土地渡り]]を機能させることができるため、相手のデッキに左右されないという強みもある。
  
*俗にこれを指してフィッシュと言うこともある。しかし本来別のデッキであるし、海外では元々殆ど使われていなかった。ただし広義には、フィッシュに、これや他の[[青]]の[[部族 (俗称)|部族]][[ウィニー]]を含める場合もある。
+
*俗にこれを指してフィッシュと言うこともある。しかし本来別のデッキであるし、海外では元々殆ど使われていなかった。ただし広義には、フィッシュに、これや他の青の[[タイプ的]][[ウィニー]]を含める場合もある。
  
==ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期==
+
==スタンダード==
 +
下記の時期の[[スタンダード]]においても、活躍を見せる。
  
要の[[ローウィン・ブロック]]は健在だが[[時のらせんブロック]]の退場で[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]を失ったことにより一時期衰退。だが、[[基本セット2010]]で新たな[[ロード (俗称)|ロード]][[マーフォークの君主/Merfolk Sovereign]]を獲得し復活を果たす。
+
*[[マーフォーク (デッキ)/スタンダード/イクサラン・ブロック期|イクサラン・ブロック期]]
 
+
*[[マーフォーク (デッキ)/スタンダード/ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期|ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期]]
{{#card:Merfolk Sovereign}}
+
*[[マーフォーク (デッキ)/スタンダード/時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期|時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期]]
{{#card:Sygg, River Guide}}
+
*マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期
 
+
**[[対立オーブ]][[クリーチャー]][[マーフォーク]]に差し替えたバージョンが存在する。詳細は'''[[フィッシュ対立]]'''を参照。
動きはこれまでのものと変わらず、[[マーフォーク]]を並べ[[ロード (俗称)|ロード]][[全体強化]][[謎めいた命令/Cryptic Command]]のサポートを受けつつ殴り倒す。
+
**[[海のハンター/Seahunter]]から連続して[[衝撃のマーフォーク/Jolting Merfolk]]を引っ張ってくる[[シナジー]]を搭載したタイプのデッキも存在した。
 
+
*テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期
===サンプルレシピ===
+
**凶悪な[[コンボデッキ]]や有力な[[青単コントロール/スタンダード/テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期|青単コントロール]][[メタゲーム]]の中心にあり、それらへの対抗手段として組まれた。特に青の超極悪コンボデッキ・[[MoMa]]を強く意識している。
*備考
+
*[[マーフォーク (デッキ)/スタンダード/ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期|ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期]]
**[[ドイツ選手権09]] 優勝([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gernat09/welcome 参考]
+
**使用者:[[Sebastian Thaler]]
+
*[[フォーマット]]
+
**[[スタンダード]][[マジック2010]][[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]][[アラーラの断片ブロック]]
+
 
+
{{#MagicFactory:df301991}}
+
  
 
==ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築==
 
==ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築==
 
 
[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築]]では、[[マーフォーク]]と[[ウィザード]]の折衷[[デッキ]]として組まれることが多い。
 
[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築]]では、[[マーフォーク]]と[[ウィザード]]の折衷[[デッキ]]として組まれることが多い。
  
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[[石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret]]で両者の[[コスト]]を軽減して加速し高速[[展開]]。[[アドバンテージ]]をとりながら[[謎めいた命令/Cryptic Command]]などでサポートしつつで一気に押し切る。
 
[[石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret]]で両者の[[コスト]]を軽減して加速し高速[[展開]]。[[アドバンテージ]]をとりながら[[謎めいた命令/Cryptic Command]]などでサポートしつつで一気に押し切る。
  
また、同[[環境]]は[[多色地形]]が優秀な為、[[多色]]化し[[黒]]や[[緑]]を追加する場合も多い。
+
また、同[[環境]]は[[多色土地]]が優秀なため、[[多色デッキ|多色]]化し[[黒]]や[[緑]]を追加する場合も多い。
  
 
===サンプルレシピ===
 
===サンプルレシピ===
 
 
*備考
 
*備考
**[[グランプリリミニ08]] 準優勝([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gprim08/welcome 参考])
+
**[[グランプリリミニ08]] 準優勝 [http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gprim08/welcome 参考]
**使用者:[[中村修平]]
+
**使用者:[[中村修平]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
**[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築]]([[ローウィン]]+[[モーニングタイド]]+[[シャドウムーア]]+[[イーブンタイド]])
+
**[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築]][[ローウィン]]+[[モーニングタイド]]+[[シャドウムーア]]+[[イーブンタイド]]
  
 
{{#MagicFactory:df300837}}
 
{{#MagicFactory:df300837}}
 +
*緑を[[タッチ]]して[[カメレオンの巨像/Chameleon Colossus]]を追加したバージョン。[[多相]]持ちのため[[タイプ的]]サポートをフルに受けられるのが利点である。
  
*[[]][[タッチ]]して[[カメレオンの巨像/Chameleon Colossus]]を追加したバージョン。[[多相]]持ちのため[[部族 (俗称)|部族]]サポートをフルに受けられるのが利点である。
+
==エクステンデッド(時のらせん期)==
 +
[[時のらせん]]期の[[エクステンデッド]]にも同様の[[デッキ]]は存在している。
  
==時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期==
+
{{#card:Silvergill Adept}}
 +
{{#card:Spreading Seas}}
  
[[ローウィン]]で[[マーフォーク]]が主要[[部族]]に選ばれたことで復活を果たす。[[川の案内者、シグ/Sygg, River Guide]]などのために[[白青]]で組まれることが多いが、[[緑青]]のものも存在する。
+
[[マーフォーク]]を並べて[[ロード (俗称)|ロード]][[全体強化]][[打ち消す|カウンター]]でバックアップ、という基本方針は変わっていない。
  
{{#card:Sygg, River Guide}}
+
この時期のものには[[広がりゆく海/Spreading Seas]]が採用されており、[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]による[[]][[土地渡り|渡り]][[能力]]を強化すると共に[[]]以外の[[多色デッキ]]に対して[[マナ拘束]]手段としても機能するようになっている。
{{#card:Cryptic Command}}
+
 
+
動きは同[[環境]]の[[フェアリー (デッキ)|フェアリー]]に近く、[[軽い|軽量]]マーフォークによる[[ダメージ]][[クロック]]を[[引く|ドロー]]ソースの[[祖先の幻視/Ancestral Vision]]や[[打ち消す|カウンター]]の[[謎めいた命令/Cryptic Command]]でサポートする[[クロック・パーミッション]][[デッキ]]である。
+
 
+
序盤は[[石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret]]や[[メロウの騎兵/Merrow Reejerey]]で[[マナ加速]]。この2枚が揃うことで、1マナ、2マナ[[シングルシンボル]]のマーフォークがさながら[[フリースペル]]のように機能するため、[[展開]]によっては圧倒的な物量を揃えることができる。
+
 
+
最後は[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]や川の案内者、シグの[[全体強化]]により一気に押し切る。アトランティスの王を採用したことで[[メタゲーム]]の中心である[[ヒバリブリンク]]やフェアリーに優位に立てることも大きな利点である。
+
 
+
海外では[[プロツアーハリウッド08]]の少し前から[[メタゲーム]]の一角を担っており、実際にベスト8進出者を輩出し、日本でも話題になった。→[[#青白型|*1]]
+
 
+
また、[[イーブンタイド]][[対抗色]]がフィーチャーされてからは[[緑青]]のものも生み出されている。超強力な[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]やマーフォークの一種でもある[[カメレオンの巨像/Chameleon Colossus]]を投入することで打撃力を向上させ、また[[メタゲーム]]の中心にあがってきた[[スライ#時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期|スライ]]などの[[赤]]系デッキに対する耐性を向上させている。
+
 
+
このタイプが[[グランプリコペンハーゲン08]]でベスト8入りし、話題となった。→[[#青緑型|*2]]
+
 
+
===青白型===
+
  
 +
===サンプルレシピ===
 
*備考
 
*備考
**[[プロツアーハリウッド08]] 準優勝([http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/protour2008/hollywood/index.html 参考])
+
**[[プロツアーアムステルダム10]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptams10/welcome 参考])
**使用者:[[Jan Ruess]]
+
**使用者:[[Marijn Lybaert]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
**[[スタンダード]]([[第10版]][[コールドスナップ]][[時のらせんブロック]][[ローウィン・ブロック]]+[[シャドウムーア]])
+
**[[エクステンデッド]]([[第10版]][[基本セット2011]][[時のらせんブロック]][[ゼンディカー・ブロック]])
  
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
+
{{#MagicFactory:df303318}}
|-
+
==エクステンデッド(デュアルランド期)==
!colspan="2" style="background:#dddddd"|''メインデッキ (60)''
+
古い[[エクステンデッド]]でも時折組まれる[[デッキタイプ]]であった。特に、[[環境]]を席巻した[[]][[コンボデッキ]]への[[アンチデッキ]]としての色彩が強い。
|-
+
!colspan="2" style="background:#ffddee"|''クリーチャー (28)''
+
|-
+
|4||[[呪い捕らえ/Cursecatcher ]]
+
|-
+
|4||[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]
+
|-
+
|4||[[メロウの騎兵/Merrow Reejerey]]
+
|-
+
|4||[[銀エラの達人/Silvergill Adept]]
+
|-
+
|3||[[誘惑蒔き/Sower of Temptation]]
+
|-
+
|3||[[石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret]]
+
|-
+
|2||[[川の案内者、シグ/Sygg, River Guide]]
+
|-
+
|2||[[潮刻みの神秘家/Tideshaper Mystic]]
+
|-
+
|2||[[造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant]]
+
|-
+
!colspan="2" style="background:#ffeedd"|''呪文(8)''
+
|-
+
|3||[[謎めいた命令/Cryptic Command]]
+
|-
+
|2||[[祖先の幻視/Ancestral Vision]]
+
|-
+
|3||[[賢人の消火/Sage's Dousing]]
+
|-
+
!colspan="2" style="background:#ddffee"|''土地 (24)''
+
|-
+
|11||[[冠雪の島/Snow-Covered Island]]
+
|-
+
|4||[[アダーカー荒原/Adarkar Wastes]]
+
|-
+
|1||[[フェアリーの集会場/Faerie Conclave]]
+
|-
+
|4||[[ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hub]]
+
|-
+
|4||[[変わり谷/Mutavault]]
+
|-
+
!colspan="2" style="background:#ddeeff"|''サイドボード(15)''
+
|-
+
|4||[[ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender]]
+
|-
+
|1||[[謎めいた命令/Cryptic Command]]
+
|-
+
|2||[[目覚ましヒバリ/Reveillark]]
+
|-
+
|2||[[鋸刃の矢/Serrated Arrows]]
+
|-
+
|1||[[誘惑蒔き/Sower of Temptation]]
+
|-
+
|3||[[太陽の槍/Sunlance]]
+
|-
+
|2||[[送還/Unsummon]]
+
|}
+
  
*[[石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret]][[ウィザード]][[呪文]][[コスト]]も軽減することに着目した、マーフォーク・ウィザードデッキとでも呼ぶべきチューニング。特に、[[造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant]]のメイン投入は当時としては高い奇襲性を誇った。
+
史上最悪と謳われるコンボデッキ・[[MoMa]]が荒れ狂った[[プロツアーローマ98]]では、[[Nicolas Labarre]]がこのデッキを使用して準優勝を飾った。また、[[Alan Comer]]製作のオリジナルの[[グロウ]]デッキは[[グロウフィッシュ]]と呼ばれ、当時[[メタゲーム]]の中心にあった[[トリックス]]を意識した強烈な青[[メタる|メタ]]デッキであった。
  
===青緑型===
+
最強の[[ピッチスペル|ピッチ]]・[[打ち消す|カウンター]]、[[意志の力/Force of Will]]の存在がその背景にあることは言うまでもない。
  
 +
{{#card:Force of Will}}
 +
 +
===サンプルレシピ===
 
*備考
 
*備考
**[[グランプリコペンハーゲン08]] 8([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Events.aspx?x=mtgevent/gpcop08/welcome 参考])
+
**[[プロツアーローマ98]] 準優勝
**使用者:[[William Cavaglieri]]
+
**使用者:[[Nicolas Labarre]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
**[[スタンダード]]([[第10版]][[コールドスナップ]][[時のらせんブロック]][[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]])
+
**[[エクステンデッド]][[リバイズド・エディション]][[第5版]][[ザ・ダーク]][[ウルザズ・サーガ]]
  
{{#MagicFactory:df300829}}
+
{{#MagicFactory:df310592}}
 +
*[[MoMaの冬]]に現れた[[エクステンデッド]]バージョン。
 +
*史上最凶のコンボデッキ・[[MoMa]]の[[アンチデッキ]]としてこのデッキを持ち込み、[[プロツアーローマ98]]で準優勝に輝いている(決勝で引導を渡したのは[[Tommi Hovi]]のMoMaであったが)。
  
==マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期==
+
==ヒストリック==
 +
[[ヒストリック]]では[[フォーマット]]制定当初から[[イクサラン・ブロック]]のカードを使用したタイプ的デッキとして一定数存在していたが、以降の[[本流のセット]]であまりマーフォークが強化されず、時間と共に数を減らしていった。しかし[[Jumpstart: Historic Horizons]]で強力なマーフォークを手に入れたことで[[メタゲーム]]に浮上を果たした。
  
[[対立オーブ]]のクリーチャーをマーフォークに差し替えたバージョン([[フィッシュ対立]])が存在する。
+
{{カードテキスト
 
+
|カード名=Shoreline Scout / 海辺の斥候
{{#card:Opposition}}
+
|コスト=(青)
{{#card:Static Orb}}
+
|タイプ=クリーチャー — マーフォーク(Merfolk)・スカウト(Scout)
 
+
|カードテキスト=海辺の斥候が戦場に出たとき、あなたはあなたの手札にありマーフォークか土地であるカード1枚を追放してもよい。そうしたなら、あなたの手札に「熱帯の島」のカード1枚を創出する。<br>このターンにこれでないマーフォークや島があなたのコントロール下で戦場に出たことがあるかぎり、海辺の斥候は+1/+0の修整を受ける。
[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]により特に対[[ブルーオーブ]]に有利になるのが大きい。
+
|PT=1/1
 
+
|アーティスト=Shreya Shetty
*この時期には[[海のハンター/Seahunter]]から連続して[[衝撃のマーフォーク/Jolting Merfolk]]を引っ張ってくる[[シナジー]]を搭載したタイプのデッキも存在した。
+
|背景=arena
 
+
}}
==ウルザ・ブロック期==
+
{{#card:Svyelun of Sea and Sky}}
 
+
[[緑青]]の2色で組まれる。他のフォーマット同様に[[ロード (俗称)|ロード]]を並べての押し込みが基本戦術となっている。[[広がりゆく海/Spreading Seas]]などがないため他フォーマットのように[[土地]]を攻める戦略は持たないものの、[[海辺の斥候/Shoreline Scout]]により、[[手札]][[マーフォーク]]から[[Tropical Island|熱帯の島/Tropical Island]][[創出]]できるため[[マナスクリュー]]を起こしにくいというヒストリック版独自の特徴を持つ。
[[ウルザ・ブロック]]のころは凶悪な[[コンボ]]や有力な[[青単コントロール#ウルザ・ブロック期|青単コントロール]][[メタゲーム]]の中心にあり、それらへの対抗手段として組まれた。[[ウルザズ・サーガ]]参入直後は[[]]の超極悪コンボデッキ・[[MoMa]]への[[アンチデッキ]]として。
+
 
+
[[マスクス・ブロック|マスクス]]参入後も[[補充]][[イタリックブルー]]といった青い[[デッキ]]が[[トップメタ]]であったため、同様にそれに対抗する形で戦果を挙げている。
+
 
+
[[日本選手権00]]では[[パララクス補充]]と[[青茶単]]の荒海を泳ぎきり、見事ベスト8(2日目時点では1位)に輝いた。
+
  
 
===サンプルレシピ===
 
===サンプルレシピ===
 
 
*備考
 
*備考
**[[日本選手権00]] ベスト8(スイスラウンド1位)
+
**Red Bull Untapped 2021 日本大会 優勝 [https://mtg-jp.com/coverage/redbulluntapped2021/article/0035576/ 参考]
**使用者:[[野瀬恒二]]
+
**使用者:手塚 陽
*フォーマット
+
*[[フォーマット]]
**[[スタンダード]]([[第6版]]+[[ウルザ・ブロック]]+[[メルカディアン・マスクス]][[ネメシス]])
+
**[[ヒストリック]](~[[イニストラード:真夜中の狩り]])
  
 +
([https://mtg-jp.com/coverage/redbulluntapped2021/decklist/0035538/ デッキリスト出典])
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#dddddd"|''メインデッキ (60)''
+
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)
 +
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード (15)
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ffddee"|''クリーチャー (18)''
+
!colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (31)
 +
|1||[[銀エラの達人/Silvergill Adept]]
 
|-
 
|-
|4||[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]
+
|4||[[海辺の斥候/Shoreline Scout]]||1||[[海と空のシヴィエルン/Svyelun of Sea and Sky]]
 
|-
 
|-
|3||[[珊瑚マーフォーク/Coral Merfolk]]
+
|4||[[クメーナの語り部/Kumena's Speaker]]||2||[[大祖始の遺産/Relic of Progenitus]]
 
|-
 
|-
|4||[[砂州のマーフォーク/Sandbar Merfolk]]
+
|2||[[霧の呼び手/Mistcaller]]||3||[[凶暴な一振り/Savage Swipe]]
 
|-
 
|-
|4||[[ルートウォーターの泥棒/Rootwater Thief]]
+
|4||[[真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Trident]]||1||[[唱え損ね/Miscast]]
 
|-
 
|-
|3||[[マスティコア/Masticore]]
+
|4||[[マーフォークの霧縛り/Merfolk Mistbinder]]||1||[[呪文貫き/Spell Pierce]]
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ffeedd"|''インスタント・ソーサリー (16)''
+
|3||[[マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster]]||4||[[霊気の疾風/Aether Gust]]
 
|-
 
|-
|4||[[無効/Annul]]
+
|3||[[銀エラの達人/Silvergill Adept]]||1||[[才能の試験/Test of Talents]]
 
|-
 
|-
|2||[[目くらまし/Daze]]
+
|3||[[メロウの騎兵/Merrow Reejerey]]||1||[[世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World]]
 
|-
 
|-
|1||[[誤算/Miscalculation]]
+
|3||[[海と空のシヴィエルン/Svyelun of Sea and Sky]]||||
 
|-
 
|-
|4||[[対抗呪文/Counterspell]]
+
|1||[[玻璃池のミミック/Glasspool Mimic]]||||
 
|-
 
|-
|2||[[誤った指図/Misdirection]]
+
!colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (9)
 +
|||
 
|-
 
|-
|3||[[妨害/Thwart]]
+
|3||[[呪文貫き/Spell Pierce]]||||
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#eeeeee"|''エンチャント・アーティファクト (3)''
+
|2||[[消えゆく希望/Fading Hope]]||||
 
|-
 
|-
|3||[[沿岸の海賊行為/Coastal Piracy]]
+
|4||[[集合した中隊/Collected Company]]||||
 
|-
 
|-
|colspan="2" style="background:#ddffee"|''土地 (23)''
+
!colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (20)
 +
|||
 
|-
 
|-
|18||[[島/Island]]
+
|4||[[島/Island]]||||
 
|-
 
|-
|4||[[リシャーダの港/Rishadan Port]]
+
|4||[[繁殖池/Breeding Pool]]||||
 
|-
 
|-
|1||[[ラースの果て/Rath's Edge]]
+
|4||[[植物の聖域/Botanical Sanctum]]||||
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background:#ddeeff"|''サイドボード''
+
|4||[[樹皮路の小道/Barkchannel Pathway]]||||
 
|-
 
|-
|1||[[マスティコア/Masticore]]
+
|4||[[手付かずの領土/Unclaimed Territory]]||||
|-
+
|3||[[水没/Submerge]]
+
|-
+
|1||[[誤った指図/Misdirection]]
+
|-
+
|4||[[退去の印章/Seal of Removal]]
+
|-
+
|3||[[寒け/Chill]]
+
|-
+
|3||[[呪われたトーテム像/Cursed Totem]]
+
 
|}
 
|}
  
*7枚の[[ピッチスペル|ピッチ]][[打ち消す|カウンター]]が高速展開を強力にバックアップする。[[リシャーダの港/Rishadan Port]]による[[マナ拘束]]も定番。
+
==モダン==
 +
[[モダン]]でも、[[環境]]初期から一定の人気がある[[デッキタイプ]]となっている。
  
==エクステンデッド(時のらせん期)==
+
{{#card:Master of the Pearl Trident}}
[[時のらせん]]期の[[エクステンデッド]]にも同様の[[デッキ]]は存在している。
+
{{#card:Master of Waves}}
  
{{#card:Silvergill Adept}}
+
[[呪い捕らえ/Cursecatcher]]や[[銀エラの達人/Silvergill Adept]]などの優良[[マーフォーク]]を並べ、多数の[[ロード (俗称)|ロード]]で[[全体強化]]して戦うのが基本的な動き。サポートとしては[[展開]]を加速する[[霊気の薬瓶/Aether Vial]]や、[[マナ拘束]]と[[島]][[土地渡り|渡り]]の補助を兼ねる[[広がりゆく海/Spreading Seas]]がよく用いられる。
{{#card:Spreading Seas}}
+
  
[[マーフォーク]]を並べて[[ロード (俗称)|ロード]][[全体強化]][[打ち消す|カウンター]]でバックアップ、という基本方針は変わっていない。
+
[[クリーチャー]][[#レガシー|レガシーのマーフォーク]]にも引けを取らないラインナップだが、[[ピッチスペル]]がないため、[[打ち消す|カウンター]]は[[メインデッキ]]には採用されないか、されても少数であることが多い。
  
この時期のものには[[広がりゆく海/Spreading Seas]]が採用されており、[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]による[[]][[渡り]][[能力]]を強化すると共に[[青]]以外の[[多色]][[デッキ]]に対して[[マナ拘束]]手段としても機能するようになっている。
+
[[基本セット2013]]からは[[真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Trident]]を獲得。さらに[[テーロス]]からは[[波使い/Master of Waves]][[海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea]]といった[[スタンダード]][[青単信心]]でも活躍している[[カード]]を獲得し、大きく強化された。
  
===サンプルレシピ===
+
青単が主流だが、[[白]]をタッチしたタイプも存在する。
 +
 
 +
===青単===
 
*備考
 
*備考
**[[プロツアーアムステルダム10]] ベスト4([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/ptams10/welcome 参考])
+
**[[グランプリコペンハーゲン15]] 優勝 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpcop15 参考])
**使用者:[[Marijn Lybaert]]
+
**使用者:[[Przemek Knocinski]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
**[[エクステンデッド]][[第10版]]~[[基本セット2011]]、[[時のらせんブロック]]~[[ゼンディカー・ブロック]])
+
**[[モダン]](~[[タルキール龍紀伝]])
  
{{#MagicFactory:df303318}}
+
{{#MagicFactory:df313600}}
 +
*[[窒息/Choke]]などの対策として、定番の[[水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water's Edge]]や[[雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds]]に加えて、[[白マナ]]を要求するカードが1枚も入っていないにもかかわらず[[ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hub]]が3枚採用されている。
  
==エクステンデッド(デュアルランド期)==
+
===青単2===
 +
*備考
 +
**[[プレイヤーズコンベンション横浜23モダンオープン]] ベスト4 ([https://mtg-jp.com/coverage/pcyokohama23/ 参考])
 +
**使用者:[[藤野能隆]]
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[モダン]](~[[ファイレクシア:完全なる統一]])
  
古い[[エクステンデッド]]でも時折組まれる[[デッキタイプ]]であった。特に、[[環境]]を席巻した[[]][[コンボ]][[デッキ]]への[[アンチデッキ]]としての色彩が強い。
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{{#MagicFactory: df321749}}
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===タッチ白===
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*備考
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**[[グランプリコペンハーゲン15]] ベスト4 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpcop15 参考]
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**使用者:[[Christoffer Larsen]]
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*[[フォーマット]]
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**[[モダン]](~[[タルキール龍紀伝]]
  
史上最悪と謳われるコンボデッキ・[[MoMa]]が荒れ狂った[[プロツアーローマ98]]では、[[Nicolas Labarre]]がこのデッキを使用して準優勝を飾った。また、[[Alan Comer]]製作のオリジナルの[[グロウ]]デッキは[[グロウフィッシュ]]と呼ばれ、当時[[メタ]]の中心にあった[[トリックス]]を意識した強烈な青メタデッキであった。
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{{#MagicFactory:df313603}}
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==レガシー==
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[[ローウィン]]参入以降、[[レガシー]]では[[マーフォーク]][[タイプ的]][[シナジー]]を生かしたクリーチャー構成も登場した。
  
最強の[[ピッチスペル|ピッチ]]・[[打ち消す|カウンター]]、[[Force of Will]]の存在がその背景にあることは言うまでも無い。
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{{#card:Aether Vial}}
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{{#card:Merrow Reejerey}}
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{{#card:Lord of Atlantis}}
  
{{#card:Force of Will}}
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エターナル[[環境]]は[[青]]い[[デッキ]]が多い関係から、[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]による[[島]][[土地渡り|渡り]]の実用性が高いことが大きな強み。特にローウィン以降は、[[ロード (俗称)|ロード]]や優秀な[[小型クリーチャー]]の種類にも恵まれており、従来の[[クロック・パーミッション]]が持つ「攻めが細い」という弱点を大きく覆したことから、存在感が高まっている。
  
===サンプルレシピ===
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[[霊気の薬瓶/Aether Vial]]は青に強いだけでなく、[[行き詰まり/Standstill]]との相性も良い。また行き詰まりは[[変わり谷/Mutavault]]との相性も良好である。このように、それぞれの[[カード]]がそれぞれのカードと上手く噛み合うような構成になっている。
  
*備考
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近年追加された機能的なマーフォークが活かされているのも特長。[[呪い捕らえ/Cursecatcher]][[テンポ]]が重要なエターナルでは地味に良い働きをしてくれるし、[[冷淡なセルキー/Cold-Eyed Selkie]]は不安定な[[引く|ドロー]]をサポートしてくれる。またヴィンテージでは、多数のロードによる攻撃力上昇に加え、[[呪文書の盗人/Grimoire Thief]]のようなトリッキーなマーフォークを採用して対策性を高める構成が主流である。
**[[プロツアーローマ98]] 準優勝
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**使用者:[[Nicolas Labarre]]
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*[[フォーマット]]
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**[[エクステンデッド]][[リバイズド]]〜[[第5版]]、[[ザ・ダーク]]〜[[ウルザズ・サーガ]])
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{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
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上記の様に質の良いマーフォークが多数存在するため、デッキを[[単色デッキ|単色]]構成とすることで、エターナルでしばしば見られる[[基本でない土地]]への対策を回避することができ、また逆に、こちらが[[不毛の大地/Wasteland]][[もみ消し/Stifle]]を用いて[[多色デッキ]]を食うことも可能となった。しかしながら、単色のままでは[[ゴブリン (デッキ)#レガシー|ゴブリン]][[Zoo/レガシー|Zoo]]などの[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]には歯が立たないことが多いため、他の色を[[タッチ]]することも多い。タッチする色によって以下のような特徴がある。
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*[[]] - [[メインデッキ]]には色を足さず、[[サイドボード]]に対ゴブリンやZoo用に[[非業の死/Perish]][[仕組まれた疫病/Engineered Plague]]を採用する。[[コンボ]]対策として[[思考囲い/Thoughtseize]]を採用することもある。
!colspan="2" style="background:#dddddd"|''メインデッキ (60)''
+
*[[白]] - [[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]がメインデッキに採用され、相手側のクリーチャーを排除できるような構成を取る。またサイドに[[解呪/Disenchant]]を搭載して仕組まれた疫病などに対応する。
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*[[]] - [[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]をメインデッキに採用し打点力を上げる。また、サイドには[[クローサの掌握/Krosan Grip]]が採用され、天敵である仕組まれた疫病に柔軟に対応できるような構成を取る。
!colspan="2" style="background:#ffddee"|''クリーチャー (23)''
+
*[[]] - [[稲妻/Lightning Bolt]][[渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer]]を採用し、相手側のクリーチャーを排除できるような構成を取る。
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|4||[[マンタ・ライダーズ/Manta Riders]]
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|4||[[マーフォークの交易商人/Merfolk Traders]]
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|4||[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]
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|4||[[大クラゲ/Man-o'-War]]
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|4||[[スークアタの火渡り/Suq'Ata Firewalker]]
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|2||[[魔力の乱れ/Force Spike]]
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|4||[[対抗呪文/Counterspell]]
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|3||[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]]
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|2||[[ボトルのノーム/Bottle Gnomes]]
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|2||[[魔力の乱れ/Force Spike]]
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|4||[[水流破/Hydroblast]]
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|2||[[ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace]]
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|1||[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk]]
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|2||[[鋸刃の矢/Serrated Arrows]]
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|}
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*[[MoMaの冬]]に現れた[[エクステンデッド]]バージョン。
+
[[基本セット2013]]で新しい2マナロードである[[真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Trident]][[統率者2013]][[回避能力]][[除去耐性]]を備えた[[フィニッシャー]]になる[[真の名の宿敵/True-Name Nemesis]]を獲得し打点が向上、青単色が主流となっている。また、不毛の大地を採用しないことも多くなっている。
*史上最凶のコンボデッキ・[[MoMa]][[アンチデッキ]]としてこのデッキを持ち込み、[[プロツアーローマ98]]で準優勝に輝いている(決勝で引導を渡したのは[[Tommi Hovi]][[MoMa]]であったが)。
+
  
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クロック・パーミッションであるが、小粒のマーフォークを並べるためにクリーチャーに[[スロット]]を多めに割かなければならないのが弱点である。デッキの構造やスロットの関係上、[[渦まく知識/Brainstorm]]や[[思案/Ponder]]を入れにくいため、他のクロック・パーミッションデッキと比べてドローにムラがあり、必要なカードを引けないまま押し負けることも少なくない。
  
==エターナル==
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===青単===
[[ローウィン]]参入以降、[[レガシー]]では[[マーフォーク]][[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]を生かしたクリーチャー構成も登場した。[[ヴィンテージ]]においても、わずかながらマーフォーク主体のものがあるようである。
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*備考
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**[[世界選手権09]] 団体戦優勝
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**使用者:[[Bo Li]]
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*[[フォーマット]]
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**[[レガシー]](~[[ゼンディカー]]
  
{{#card:AEther Vial}}
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{{#MagicFactory:df310593}}
{{#card:Merrow Reejerey}}
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===タッチ白===
{{#card:Lord of Atlantis}}
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*備考
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**[[レガシー選手権10]] ベスト8 ([http://archive.wizards.com/Magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/104b 参考])
 +
**使用者:[[Tim Hunt]]
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[レガシー]](~[[基本セット2011]])
  
マーフォーク主体のデッキが成立した要因としては、ロードの数が増え、ローウィン以降の良質なマーフォークによって、従来の「攻めが細い」というフィッシュの弱点を大きく覆した点が挙げられる。そのため従来の[[クロック・パーミッション]]に比べ、非常に勢いがあるのが特長である。
+
{{#MagicFactory:df313142}}
*エターナルでは[[島/Island]][[]]を含む[[デュアルランド]]の使用率が高いため、[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]の存在が大きい。対戦相手へのこちらの攻撃が筒抜け状態となり、クロック・パーミッション系のデッキに対して非常に有利に戦うことができるためである。
+
===タッチ黒===
 +
*備考
 +
**[[世界選手権10]] 団体戦準優勝
 +
**使用者:[[Adam Witton]]
 +
*[[フォーマット]]
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**[[レガシー]](~[[ミラディンの傷跡]]
  
[[単色デッキ]]のまま攻撃力を上昇させることが可能になったため、エターナルでしばしば見られる[[特殊地形]]対策を回避することができ、また逆に、こちらが[[不毛の大地/Wasteland]][[もみ消し/Stifle]]を用いて[[多色デッキ]]を食うことも可能となった。これにより、近年のものは青単色が主流であり、他の色を[[タッチ]]することは少なくなった。
+
{{#MagicFactory:df310594}}
 +
===基本セット2013後===
 +
*備考
 +
**[[グランプリストラスブール13]] ベスト8 ([http://archive.wizards.com/Magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpstr13/welcome#1 参考]
 +
**使用者:[[Alexey Romanchuk]]
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[レガシー]](~[[ギルド門侵犯]]
  
[[霊気の薬瓶/AEther Vial]][[]]に強いだけでなく、[[行き詰まり/Standstill]]との相性も良い。また行き詰まりは[[変わり谷/Mutavault]]との相性も良好である。このように、それぞれの[[カード]]がそれぞれのカードと上手く噛み合うような構成になっている。
+
{{#MagicFactory:df313339}}
 +
===統率者2013後===
 +
*備考
 +
**[[レガシー選手権15]] ベスト8 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/legacychamp15 参考])
 +
**使用者:[[George Flete]]
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[レガシー]](~[[マジック・オリジン]]
  
近年追加された機能的なマーフォークが活かされているのも特長。[[呪い捕らえ/Cursecatcher]]は[[テンポ]]が重要なエターナルでは地味に良い働きをしてくれるし、[[冷淡なセルキー/Cold-Eyed Selkie]]は不安定なドローをサポートしてくれる。さらに[[マーフォークの君主/Merfolk Sovereign]]の登場によりロードの数を水増しすることも可能となった。
+
{{#MagicFactory:df314367}}
*ヴィンテージでは、多数のロードによる攻撃力上昇に加え、[[呪文書の盗人/Grimoire Thief]]のようなトリッキーなマーフォークを採用して対策性を高める構成が主流である。
+
*真の名の宿敵を採用した青単型。
 +
*公式記事Daily Deckの解説([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/daily-deck/legacy-merfolk-2015-09-02 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/dd/0015677/ 翻訳])も参照。
  
[[クロック・パーミッション]]であるが、小粒のマーフォークを並べるためにクリーチャーに[[スロット]]を多めに割かなければならないのが弱点である。デッキの構造やスロットの関係上、[[渦まく知識/Brainstorm]]や[[思案/Ponder]]を入れにくいため、他のクロック・パーミッションデッキと比べて[[引く|ドロー]]にムラがあり、必要なカードを引けないまま押し負けることも少なくない。
+
==ヴィンテージ==
 +
[[ヴィンテージ]]においても、わずかながらマーフォーク主体のものがあるようだ。
  
 
===サンプルレシピ===
 
===サンプルレシピ===
**[[世界選手権09|世界選手権 団体戦]]優勝
+
*備考
**使用者:[[Bo Li]]
+
**[[ヴィンテージ選手権13]] 優勝
 +
**使用者:[[Joel Lim]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
**[[レガシー]](~[[ゼンディカー]])
+
**[[ヴィンテージ]](~[[統率者2013]])
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
+
 
|-
+
{{#MagicFactory:df311350}}
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)
+
*[[修繕/Tinker]]などへの対策になる[[波止場の用心棒/Waterfront Bouncer]]が採用されている。[[無のロッド/Null Rod]]を使うため霊気の薬瓶は非採用。
|-
+
!colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (19)
+
|-
+
|4||[[呪い捕らえ/Cursecatcher]]
+
|-
+
|4||[[アトランティスの王/Lord of Atlantis]]
+
|-
+
|4||[[メロウの騎兵/Merrow Reejerey]]
+
|-
+
|4||[[銀エラの達人/Silvergill Adept]]
+
|-
+
|3||[[航跡の打破者/Wake Thrasher]]
+
|-
+
!colspan="2" style="background-color:#ffeedd"|インスタント・ソーサリー (11)
+
|-
+
|3||[[目くらまし/Daze]]
+
|-
+
|4||[[Force of Will]]
+
|-
+
|2||[[呪文嵌め/Spell Snare]]
+
|-
+
|2||[[もみ消し/Stifle]]
+
|-
+
!colspan="2" style="background-color:#eeeeee"|エンチャント・アーティファクト (10)
+
|-
+
|4||[[霊気の薬瓶/AEther Vial]]
+
|-
+
|4||[[行き詰まり/Standstill]]
+
|-
+
|2||[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]
+
|-
+
!colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (20)
+
|-
+
|12||[[島/Island]]
+
|-
+
|4||[[変わり谷/Mutavault]]
+
|-
+
|4||[[不毛の大地/Wasteland]]
+
|-
+
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード
+
|-
+
|4||[[水流破/Hydroblast]]
+
|-
+
|2||[[大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner]]
+
|-
+
|2||[[マーフォークの君主/Merfolk Sovereign]]
+
|-
+
|2||[[精神壊しの罠/Mindbreak Trap]]
+
|-
+
|2||[[誘惑蒔き/Sower of Temptation]]
+
|-
+
|2||[[不忠の糸/Threads of Disloyalty]]
+
|-
+
|1||[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]
+
|}
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==参考==
 
==参考==
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**[[フィッシュ]]
 
**[[フィッシュ]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
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[[Category:青黒クロック・パーミッションデッキ]]
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[[Category:緑青クロック・パーミッションデッキ]]
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[[Category:タイプ的デッキ]]
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[[Category:ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築デッキ]]
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[[Category:スタンダードデッキ]]
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[[Category:エクステンデッドデッキ]]
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[[Category:ヒストリックデッキ]]
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[[Category:モダンデッキ]]
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[[Category:レガシーデッキ]]
 +
[[Category:ヴィンテージデッキ]]

2024年6月11日 (火) 23:29時点における最新版

マーフォーク(Merfolk)は、マーフォークを多数投入したタイプ的デッキの総称。

目次

[編集] 概要


Lord of Atlantis / アトランティスの王 (青)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk)

他のマーフォーク(Merfolk)は+1/+1の修整を受けるとともに島渡りを持つ。(それらは、防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしているかぎりブロックされない。)

2/2


Counterspell / 対抗呪文 (青)(青)
インスタント

呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


基本は、フィッシュなどと同様、軽いクリーチャーを序盤に展開し、カウンタークロックを維持するクロック・パーミッションの形態を取る。

黎明期から存在し続けているデッキタイプであり、クロック・パーミッションというアーキタイプに加えてロードアトランティスの王/Lord of Atlantisにより渡りを持たせることができるため、コントロールデッキコンボデッキが活躍する環境で強い。ただし、対戦相手のデッキが青でなくても広がりゆく海/Spreading Seas魔法改竄/Magical Hackなどで土地渡りを機能させることができるため、相手のデッキに左右されないという強みもある。

  • 俗にこれを指してフィッシュと言うこともある。しかし本来別のデッキであるし、海外では元々殆ど使われていなかった。ただし広義には、フィッシュに、これや他の青のタイプ的ウィニーを含める場合もある。

[編集] スタンダード

下記の時期のスタンダードにおいても、活躍を見せる。

[編集] ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築

ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築では、マーフォークウィザードの折衷デッキとして組まれることが多い。


Stonybrook Banneret / 石ころ川の旗騎士 (1)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)

島渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
あなたが唱えるマーフォーク(Merfolk)呪文とウィザード(Wizard)呪文は、それを唱えるためのコストが(1)少なくなる。

1/1


Cryptic Command / 謎めいた命令 (1)(青)(青)(青)
インスタント

以下から2つを選ぶ。
・呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
・あなたの対戦相手がコントロールするすべてのクリーチャーをタップする。
・カードを1枚引く。


石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneretで両者のコストを軽減して加速し高速展開アドバンテージをとりながら謎めいた命令/Cryptic Commandなどでサポートしつつで一気に押し切る。

また、同環境多色土地が優秀なため、多色化しを追加する場合も多い。

[編集] サンプルレシピ

UWG Merfolk [1]
土地 (24)
4 溢れかえる果樹園/Flooded Grove
2 変わり谷/Mutavault
3 反射池/Reflecting Pool
4 人里離れた谷間/Secluded Glen
4 鮮烈な小川/Vivid Creek
3 鮮烈な林/Vivid Grove
4 ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hub
クリーチャー (19)
4 カメレオンの巨像/Chameleon Colossus
2 妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae
4 銀エラの達人/Silvergill Adept
3 誘惑蒔き/Sower of Temptation
4 石ころ川の旗騎士/Stonybrook Banneret
2 川の案内者、シグ/Sygg, River Guide
呪文 (17)
1 外身の交換/Crib Swap
4 謎めいた命令/Cryptic Command
3 炎渦竜巻/Firespout
3 ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
4 名も無き転置/Nameless Inversion
2 賢人の消火/Sage's Dousing
サイドボード (15)
3 雲打ち/Cloudthresher
2 外身の交換/Crib Swap
2 神聖なる埋葬/Hallowed Burial
2 くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique
3 至福の休息/Recumbent Bliss
3 薄れ馬/Wispmare

[編集] エクステンデッド(時のらせん期)

時のらせん期のエクステンデッドにも同様のデッキは存在している。


Silvergill Adept / 銀エラの達人 (1)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)

この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたの手札からマーフォーク(Merfolk)・カードを1枚公開するか、(3)を支払う。
銀エラの達人が戦場に出たとき、カードを1枚引く。

2/1


Spreading Seas / 広がりゆく海 (1)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(土地)
広がりゆく海が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
エンチャントされている土地は島(Island)である。


マーフォークを並べてロード全体強化カウンターでバックアップ、という基本方針は変わっていない。

この時期のものには広がりゆく海/Spreading Seasが採用されており、アトランティスの王/Lord of Atlantisによる渡り能力を強化すると共に以外の多色デッキに対してマナ拘束手段としても機能するようになっている。

[編集] サンプルレシピ

Merfolk [2]
土地 (24)
1 アダーカー荒原/Adarkar Wastes
1 天界の列柱/Celestial Colonnade
4 氷河の城砦/Glacial Fortress
8 島/Island
4 変わり谷/Mutavault
2 秘教の門/Mystic Gate
4 ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hub
クリーチャー (25)
3 珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander
4 呪い捕らえ/Cursecatcher
4 アトランティスの王/Lord of Atlantis
4 翻弄する魔道士/Meddling Mage
2 マーフォークの君主/Merfolk Sovereign
4 メロウの騎兵/Merrow Reejerey
4 銀エラの達人/Silvergill Adept
呪文 (11)
4 謎めいた命令/Cryptic Command
4 マナ漏出/Mana Leak
3 広がりゆく海/Spreading Seas
サイドボード (15)
3 ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender
1 エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage
2 流刑への道/Path to Exile
3 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
2 目覚ましヒバリ/Reveillark
2 法の定め/Rule of Law
1 誘惑蒔き/Sower of Temptation
1 広がりゆく海/Spreading Seas

[編集] エクステンデッド(デュアルランド期)

古いエクステンデッドでも時折組まれるデッキタイプであった。特に、環境を席巻したコンボデッキへのアンチデッキとしての色彩が強い。

史上最悪と謳われるコンボデッキ・MoMaが荒れ狂ったプロツアーローマ98では、Nicolas Labarreがこのデッキを使用して準優勝を飾った。また、Alan Comer製作のオリジナルのグロウデッキはグロウフィッシュと呼ばれ、当時メタゲームの中心にあったトリックスを意識した強烈な青メタデッキであった。

最強のピッチカウンター意志の力/Force of Willの存在がその背景にあることは言うまでもない。


Force of Will / 意志の力 (3)(青)(青)
インスタント

あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


[編集] サンプルレシピ

ex [3]
土地 (22)
18 島/Island
4 不毛の大地/Wasteland
クリーチャー (23)
4 マンタ・ライダーズ/Manta Riders
4 マーフォークの交易商人/Merfolk Traders
4 アトランティスの王/Lord of Atlantis
4 大クラゲ/Man-o'-War
4 スークアタの火渡り/Suq'Ata Firewalker
3 竜巻のジン/Waterspout Djinn
呪文 (15)
2 魔力の乱れ/Force Spike
4 対抗呪文/Counterspell
4 意志の力/Force of Will
2 好奇心/Curiosity
3 ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk
サイドボード (15)
2 ボトルのノーム/Bottle Gnomes
2 魔力の乱れ/Force Spike
4 水流破/Hydroblast
2 撹乱/Disrupt
2 ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace
1 ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk
2 鋸刃の矢/Serrated Arrows

[編集] ヒストリック

ヒストリックではフォーマット制定当初からイクサラン・ブロックのカードを使用したタイプ的デッキとして一定数存在していたが、以降の本流のセットであまりマーフォークが強化されず、時間と共に数を減らしていった。しかしJumpstart: Historic Horizonsで強力なマーフォークを手に入れたことでメタゲームに浮上を果たした。


MTGアリーナ専用カード

Shoreline Scout / 海辺の斥候 (青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk)・スカウト(Scout)

海辺の斥候が戦場に出たとき、あなたはあなたの手札にありマーフォークか土地であるカード1枚を追放してもよい。そうしたなら、あなたの手札に「熱帯の島」のカード1枚を創出する。
このターンにこれでないマーフォークや島があなたのコントロール下で戦場に出たことがあるかぎり、海辺の斥候は+1/+0の修整を受ける。

1/1

アーティスト:Shreya Shetty



Svyelun of Sea and Sky / 海と空のシヴィエルン (1)(青)(青)
伝説のクリーチャー — マーフォーク(Merfolk) 神(God)

あなたがこれ以外に2体以上のマーフォーク(Merfolk)をコントロールしているかぎり、海と空のシヴィエルンは破壊不能を持つ。
海と空のシヴィエルンが攻撃するたび、カード1枚を引く。
これ以外であなたがコントロールしているすべてのマーフォークは護法(1)を持つ。(これ以外であなたがコントロールしているマーフォーク1体が、対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象になるたび、そのプレイヤーが(1)を支払わないかぎり、その呪文や能力を打ち消す。)

3/4

緑青の2色で組まれる。他のフォーマット同様にロードを並べての押し込みが基本戦術となっている。広がりゆく海/Spreading Seasなどがないため他フォーマットのように土地を攻める戦略は持たないものの、海辺の斥候/Shoreline Scoutにより、手札マーフォークから熱帯の島/Tropical Island創出できるためマナスクリューを起こしにくいというヒストリック版独自の特徴を持つ。

[編集] サンプルレシピ

(デッキリスト出典)

メインデッキ (60) サイドボード (15)
クリーチャー (31) 1 銀エラの達人/Silvergill Adept
4 海辺の斥候/Shoreline Scout 1 海と空のシヴィエルン/Svyelun of Sea and Sky
4 クメーナの語り部/Kumena's Speaker 2 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
2 霧の呼び手/Mistcaller 3 凶暴な一振り/Savage Swipe
4 真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Trident 1 唱え損ね/Miscast
4 マーフォークの霧縛り/Merfolk Mistbinder 1 呪文貫き/Spell Pierce
3 マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster 4 霊気の疾風/Aether Gust
3 銀エラの達人/Silvergill Adept 1 才能の試験/Test of Talents
3 メロウの騎兵/Merrow Reejerey 1 世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World
3 海と空のシヴィエルン/Svyelun of Sea and Sky
1 玻璃池のミミック/Glasspool Mimic
呪文 (9)
3 呪文貫き/Spell Pierce
2 消えゆく希望/Fading Hope
4 集合した中隊/Collected Company
土地 (20)
4 島/Island
4 繁殖池/Breeding Pool
4 植物の聖域/Botanical Sanctum
4 樹皮路の小道/Barkchannel Pathway
4 手付かずの領土/Unclaimed Territory

[編集] モダン

モダンでも、環境初期から一定の人気があるデッキタイプとなっている。


Master of the Pearl Trident / 真珠三叉矛の達人 (青)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk)

あなたがコントロールする他のマーフォーク(Merfolk)・クリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに島渡りを持つ。(それらは、防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしているかぎりブロックされない。)

2/2


Master of Waves / 波使い (3)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)

プロテクション(赤)
あなたがコントロールするエレメンタル(Elemental)・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
波使いが戦場に出たとき、あなたの青への信心に等しい数の青の1/0のエレメンタル・クリーチャー・トークンを生成する。(あなたの青への信心は、あなたがコントロールするパーマネントのマナ・コストに含まれる(青)の数に等しい。)

2/1

呪い捕らえ/Cursecatcher銀エラの達人/Silvergill Adeptなどの優良マーフォークを並べ、多数のロード全体強化して戦うのが基本的な動き。サポートとしては展開を加速する霊気の薬瓶/Aether Vialや、マナ拘束渡りの補助を兼ねる広がりゆく海/Spreading Seasがよく用いられる。

クリーチャーレガシーのマーフォークにも引けを取らないラインナップだが、ピッチスペルがないため、カウンターメインデッキには採用されないか、されても少数であることが多い。

基本セット2013からは真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Tridentを獲得。さらにテーロスからは波使い/Master of Waves海の神、タッサ/Thassa, God of the Seaといったスタンダード青単信心でも活躍しているカードを獲得し、大きく強化された。

青単が主流だが、をタッチしたタイプも存在する。

[編集] 青単

Merfolk [4]
土地 (20)
10 島/Island
3 ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hub
1 水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water's Edge
1 雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds
1 魂の洞窟/Cavern of Souls
4 変わり谷/Mutavault
クリーチャー (25)
3 波使い/Master of Waves
3 メロウの騎兵/Merrow Reejerey
3 潮縛りの魔道士/Tidebinder Mage
4 真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Trident
4 アトランティスの王/Lord of Atlantis
4 銀エラの達人/Silvergill Adept
4 呪い捕らえ/Cursecatcher
呪文 (15)
2 蒸気の絡みつき/Vapor Snag
3 四肢切断/Dismember
2 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
4 霊気の薬瓶/AEther Vial
4 広がりゆく海/Spreading Seas
サイドボード (15)
1 波使い/Master of Waves
1 潮縛りの魔道士/Tidebinder Mage
2 冬眠/Hibernation
1 払拭/Dispel
1 大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner
2 差し戻し/Remand
3 呪文貫き/Spell Pierce
4 地盤の際/Tectonic Edge

[編集] 青単2

Merfolk [5]
土地 (20)
4 魂の洞窟/Cavern of Souls
9 島/Island
4 変わり谷/Mutavault
1 雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Clouds
2 天上都市、大田原/Otawara, Soaring City
クリーチャー (28)
4 アトランティスの王/Lord of Atlantis
4 真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Trident
4 マーフォークのペテン師/Merfolk Trickster
2 霧の呼び手/Mistcaller
2 銀エラの達人/Silvergill Adept
4 海と空のシヴィエルン/Svyelun of Sea and Sky
4 激浪の形成師/Tide Shaper
4 ヴォーデイリアの呪詛抑え/Vodalian Hexcatcher
呪文 (12)
4 霊気の薬瓶/AEther Vial
4 四肢切断/Dismember
3 否定の力/Force of Negation
1 広がりゆく海/Spreading Seas
サイドボード (15)
3 虚空の杯/Chalice of the Void
1 否定の力/Force of Negation
1 墓掘りの檻/Grafdigger's Cage
2 潮流の先駆け/Harbinger of the Tides
2 万物の姿、オルヴァール/Orvar, the All-Form
2 銀エラの達人/Silvergill Adept
1 広がりゆく海/Spreading Seas
3 緻密/Subtlety

[編集] タッチ白

Uw Merfolk(Modern) [6]
土地 (22)
4 幽霊街/Ghost Quarter
4 変わり谷/Mutavault
2 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
4 ワンダーワインの分岐点/Wanderwine Hub
4 金属海の沿岸/Seachrome Coast
1 神聖なる泉/Hallowed Fountain
3 島/Island
クリーチャー (24)
2 呪文滑り/Spellskite
4 アトランティスの王/Lord of Atlantis
4 銀エラの達人/Silvergill Adept
4 メロウの騎兵/Merrow Reejerey
4 コーシのペテン師/Cosi's Trickster
4 真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Trident
2 波使い/Master of Waves
呪文 (14)
4 流刑への道/Path to Exile
2 統一された意思/Unified Will
4 霊気の薬瓶/AEther Vial
4 広がりゆく海/Spreading Seas
サイドボード (15)
2 呪文滑り/Spellskite
4 石のような静寂/Stony Silence
1 冬眠/Hibernation
2 安らかなる眠り/Rest in Peace
2 戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War's Wage
4 白鳥の歌/Swan Song

[編集] レガシー

ローウィン参入以降、レガシーではマーフォークタイプ的シナジーを生かしたクリーチャー構成も登場した。


AEther Vial / 霊気の薬瓶 (1)
アーティファクト

あなたのアップキープの開始時に、あなたは霊気の薬瓶の上に蓄積(charge)カウンターを1個置いてもよい。
(T):あなたの手札にある、マナ総量が霊気の薬瓶の上に置かれている蓄積カウンターの数に等しいクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。



Merrow Reejerey / メロウの騎兵 (2)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) 兵士(Soldier)

あなたがコントロールする他のマーフォーク(Merfolk)・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたがマーフォーク呪文を唱えるたび、パーマネント1つを対象とする。あなたはそれをタップまたはアンタップしてもよい。

2/2


Lord of Atlantis / アトランティスの王 (青)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk)

他のマーフォーク(Merfolk)は+1/+1の修整を受けるとともに島渡りを持つ。(それらは、防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしているかぎりブロックされない。)

2/2

エターナル環境デッキが多い関係から、アトランティスの王/Lord of Atlantisによる渡りの実用性が高いことが大きな強み。特にローウィン以降は、ロードや優秀な小型クリーチャーの種類にも恵まれており、従来のクロック・パーミッションが持つ「攻めが細い」という弱点を大きく覆したことから、存在感が高まっている。

霊気の薬瓶/Aether Vialは青に強いだけでなく、行き詰まり/Standstillとの相性も良い。また行き詰まりは変わり谷/Mutavaultとの相性も良好である。このように、それぞれのカードがそれぞれのカードと上手く噛み合うような構成になっている。

近年追加された機能的なマーフォークが活かされているのも特長。呪い捕らえ/Cursecatcherテンポが重要なエターナルでは地味に良い働きをしてくれるし、冷淡なセルキー/Cold-Eyed Selkieは不安定なドローをサポートしてくれる。またヴィンテージでは、多数のロードによる攻撃力上昇に加え、呪文書の盗人/Grimoire Thiefのようなトリッキーなマーフォークを採用して対策性を高める構成が主流である。

上記の様に質の良いマーフォークが多数存在するため、デッキを単色構成とすることで、エターナルでしばしば見られる基本でない土地への対策を回避することができ、また逆に、こちらが不毛の大地/Wastelandもみ消し/Stifleを用いて多色デッキを食うことも可能となった。しかしながら、単色のままではゴブリンZooなどのビートダウンには歯が立たないことが多いため、他の色をタッチすることも多い。タッチする色によって以下のような特徴がある。

基本セット2013で新しい2マナロードである真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Trident統率者2013回避能力除去耐性を備えたフィニッシャーになる真の名の宿敵/True-Name Nemesisを獲得し打点が向上、青単色が主流となっている。また、不毛の大地を採用しないことも多くなっている。

クロック・パーミッションであるが、小粒のマーフォークを並べるためにクリーチャーにスロットを多めに割かなければならないのが弱点である。デッキの構造やスロットの関係上、渦まく知識/Brainstorm思案/Ponderを入れにくいため、他のクロック・パーミッションデッキと比べてドローにムラがあり、必要なカードを引けないまま押し負けることも少なくない。

[編集] 青単

LEG [7]
土地 (20)
12 島/Island
4 変わり谷/Mutavault
4 不毛の大地/Wasteland
クリーチャー (19)
4 呪い捕らえ/Cursecatcher
4 アトランティスの王/Lord of Atlantis
4 メロウの騎兵/Merrow Reejerey
4 銀エラの達人/Silvergill Adept
3 航跡の打破者/Wake Thrasher
呪文 (21)
3 目くらまし/Daze
4 意志の力/Force of Will
2 呪文嵌め/Spell Snare
2 もみ消し/Stifle
4 霊気の薬瓶/AEther Vial
4 行き詰まり/Standstill
2 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
サイドボード (15)
4 水流破/Hydroblast
2 大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner
2 マーフォークの君主/Merfolk Sovereign
2 精神壊しの罠/Mindbreak Trap
2 誘惑蒔き/Sower of Temptation
2 不忠の糸/Threads of Disloyalty
1 梅澤の十手/Umezawa's Jitte

[編集] タッチ白

Uw Merfolk(Legacy) [8]
土地 (21)
4 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
3 島/Island
4 変わり谷/Mutavault
2 沸騰する小湖/Scalding Tarn
4 Tundra
4 不毛の大地/Wasteland
クリーチャー (18)
2 珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander
4 アトランティスの王/Lord of Atlantis
4 メロウの騎兵/Merrow Reejerey
4 銀エラの達人/Silvergill Adept
2 石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
2 川の案内者、シグ/Sygg, River Guide
呪文 (21)
4 霊気の薬瓶/AEther Vial
4 目くらまし/Daze
4 意志の力/Force of Will
4 行き詰まり/Standstill
1 火と氷の剣/Sword of Fire and Ice
3 剣を鍬に/Swords to Plowshares
1 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
サイドボード (15)
3 翻弄する魔道士/Meddling Mage
1 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
3 呪文貫き/Spell Pierce
3 水没/Submerge
1 剣を鍬に/Swords to Plowshares
2 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt
2 拭い捨て/Wipe Away

[編集] タッチ黒

+b [9]
土地 (21)
4 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
2 島/Island
1 霧深い雨林/Misty Rainforest
4 変わり谷/Mutavault
2 汚染された三角州/Polluted Delta
4 Underground Sea
4 不毛の大地/Wasteland
クリーチャー (20)
4 珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander
4 呪い捕らえ/Cursecatcher
4 アトランティスの王/Lord of Atlantis
4 メロウの騎兵/Merrow Reejerey
4 銀エラの達人/Silvergill Adept
呪文 (19)
4 目くらまし/Daze
4 意志の力/Force of Will
3 呪文貫き/Spell Pierce
1 呪文嵌め/Spell Snare
4 霊気の薬瓶/AEther Vial
3 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
サイドボード (15)
4 仕組まれた疫病/Engineered Plague
4 非業の死/Perish
2 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
1 呪文嵌め/Spell Snare
4 思考囲い/Thoughtseize

[編集] 基本セット2013後

Merfolk(Legacy) [10]
土地 (20)
12 島/Island
4 変わり谷/Mutavault
4 不毛の大地/Wasteland
クリーチャー (23)
2 珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander
4 呪い捕らえ/Cursecatcher
4 アトランティスの王/Lord of Atlantis
4 真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Trident
4 メロウの騎兵/Merrow Reejerey
1 幻影の像/Phantasmal Image
4 銀エラの達人/Silvergill Adept
呪文 (18)
4 霊気の薬瓶/AEther Vial
4 目くらまし/Daze
2 四肢切断/Dismember
3 意志の力/Force of Will
2 呪文貫き/Spell Pierce
3 行き詰まり/Standstill
サイドボード (15)
1 呪われたトーテム像/Cursed Totem
2 方向転換/Divert
1 残響する真実/Echoing Truth
1 意志の力/Force of Will
2 真髄の針/Pithing Needle
2 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
1 呪文貫き/Spell Pierce
2 水没/Submerge
1 外科的摘出/Surgical Extraction
2 梅澤の十手/Umezawa's Jitte

[編集] 統率者2013後

Merfolk(Legacy) [11]
土地 (21)
1 不毛の大地/Wasteland
4 魂の洞窟/Cavern of Souls
4 変わり谷/Mutavault
12 島/Island
クリーチャー (26)
4 呪い捕らえ/Cursecatcher
4 銀エラの達人/Silvergill Adept
4 真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Trident
4 真の名の宿敵/True-Name Nemesis
3 幻影の像/Phantasmal Image
2 潮流の先駆け/Harbinger of the Tides
1 ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
4 アトランティスの王/Lord of Atlantis
呪文 (13)
4 意志の力/Force of Will
4 虚空の杯/Chalice of the Void
4 霊気の薬瓶/AEther Vial
1 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
サイドボード (15)
1 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
1 不毛の大地/Wasteland
1 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
2 真髄の針/Pithing Needle
2 不忠の糸/Threads of Disloyalty
2 基本に帰れ/Back to Basics
2 秘儀の研究室/Arcane Laboratory
1 エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria
1 金粉のドレイク/Gilded Drake
1 万力鎖/Manriki-Gusari
1 誤った指図/Misdirection
  • 真の名の宿敵を採用した青単型。
  • 公式記事Daily Deckの解説(参考/翻訳)も参照。

[編集] ヴィンテージ

ヴィンテージにおいても、わずかながらマーフォーク主体のものがあるようだ。

[編集] サンプルレシピ

Reel Fish [12]
土地 (18)
4 魂の洞窟/Cavern of Souls
9 島/Island
1 露天鉱床/Strip Mine
4 不毛の大地/Wasteland
クリーチャー (24)
4 呪い捕らえ/Cursecatcher
4 アトランティスの王/Lord of Atlantis
4 真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Trident
3 メロウの騎兵/Merrow Reejerey
3 幻影の像/Phantasmal Image
4 銀エラの達人/Silvergill Adept
1 真の名の宿敵/True-Name Nemesis
1 波止場の用心棒/Waterfront Bouncer
呪文 (18)
1 Ancestral Recall
1 ブラック・ロータス/Black Lotus
2 目くらまし/Daze
1 狼狽の嵐/Flusterstorm
4 意志の力/Force of Will
3 精神的つまづき/Mental Misstep
1 Mox Sapphire
3 無のロッド/Null Rod
1 鋼の妨害/Steel Sabotage
1 Time Walk
サイドボード (15)
3 四肢切断/Dismember
1 幽霊街/Ghost Quarter
4 墓掘りの檻/Grafdigger's Cage
1 ハーキルの召還術/Hurkyl's Recall
1 真髄の針/Pithing Needle
3 鋼の妨害/Steel Sabotage
2 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt

[編集] 参考

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