ファイレクシアのガルガンチュア/Phyrexian Gargantua
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− | + | *ガルガンチュア(Gargantua)とは[[Wikipedia:ja:フランソワ・ラブレー|ラブレー]]作「[[Wikipedia:ja:ガルガンチュワとパンタグリュエル|ガルガンチュア=パンタグリュエル物語]]」に登場する巨人のこと。 | |
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+ | *[[カード個別評価:統率者マスターズ]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:エターナルマスターズ]] - [[アンコモン]] |
2025年3月16日 (日) 05:38時点における最新版
Phyrexian Gargantua / ファイレクシアのガルガンチュア (4)(黒)(黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)
ファイレクシアのガルガンチュアが戦場に出たとき、あなたはカード2枚を引き、2点のライフを失う。
4/4戦場に出たときに2点のライフと引き換えにカードを2枚引けるクリーチャー。
後のカードで言うと夜の囁き/Night's Whisper相当のETB能力であり、サイズもそれなりにあるのでコスト・パフォーマンスは悪くない。しかし6マナ4/4ではフィニッシャーとしてやや物足りないため、下位種であるファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Ragerと比べ、トーナメント級のデッキではあまり使われていない。
カード・アドバンテージの取れる大型クリーチャーなので、リミテッドでは無論優秀。たびたび再録されて活躍して来たアンコモンだが、リミテッドのゲームスピードが機械兵団の進軍まで進んだ頃には、往年に比べて終盤ターンのライフロスの手痛さが重くのしかかる様になり、統率者マスターズでは遂にコモン落ち。
- 日本語版はカード名欄が狭苦しい。理由はカード名の長さで、出た当時は最長タイ記録だった。またマナ・コストのマナ・シンボルの数もタールルームの勇士ターンガース/Tahngarth, Talruum Heroと同じ3つで、カード名欄に残された余白の狭さも当時の1位タイ記録。
- ガルガンチュア(Gargantua)とはラブレー作「ガルガンチュア=パンタグリュエル物語」に登場する巨人のこと。
- その割にイラストは甲殻類の様な、ファイレクシア人にしてはやや愛嬌のある姿をしている。統率者2013に新規イラストで収録されて以降は巨人らしい姿で描かれる様になっていく。
- 2021年6月のオラクル変更でクリーチャー・タイプにファイレクシアンが追加された。
[編集] 関連カード
モダンホライゾンでは第一球層のガルガンチュア/First-Sphere Gargantuaとして、モダンホライゾン3では悪臭のガルガンチュア/Fetid Gargantuaとしてリメイクされた。
[編集] サイクル
アポカリプスの吸命カードサイクル。アポカリプスの各色に存在するサイクルの黒版。ライフと引き換えにカードを引く誘発型能力を持つ。いずれも基本セットに再録されたことがある。
- ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager
- ファイレクシアのガルガンチュア/Phyrexian Gargantua
- ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena