カビのマムシ/Mold Adder

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2024年10月30日 (水) 19:30時点における最新版

緑の対抗色への色対策カードであるクリーチャー。対戦相手が青か黒の呪文を唱えるたび強くなるファンガス・蛇。

そもそもが1マナであるから、1個でも+1/+1カウンターが乗れば上々。1ターン目に出せば、相手も呪文を使わざるを得ないだろう。

しかし、上手く出せてもただカウンターが乗るばかりで回避能力もなく、悠長なため、なかなか脅威にはなれない。ましてや終盤に引くとどうしようもない。除去耐性が皆無なのも悲しい所で、色対策カードのはずなのに黒の単体除去はもちろん、青のバウンスにも弱い。むしろ1マナのこれに除去を撃たせてテンポ・アドバンテージを取るためのカードと言える。

構築では力不足だが、リミテッドなら使えないほどではない。相手が青か黒のデッキを使ってきたらサイドインするとよい。

レアにはより確実な青黒対策である大貂皮鹿/Great Sable Stagが存在する。構築でもやはりそちらの方がよく使われている。

[編集] 開発秘話

サイクルの他のカードはコールドスナップかコンフラックスから再録されたが、緑のカープルーザンの徘徊者/Karplusan Striderは単に構築で十分な強さがなく、金線の破れ目/Filigree Fractureはアラーラの断片ブロックの外に出す意味がないことから、新規カードとしてこれを作ることが決まった。

しかし、開発でトーナメントの中心にはならないと判断され、それを補うための大貂皮鹿を作る理由の1つとなった。（→Back to the Future Future参照）

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

基本セット2010のアンコモンの2色同時対策カードのサイクル。カビのマムシ/Mold Adderを除いてコールドスナップとコンフラックスからの再録である。

ファウンデーションズのアンコモンの2色同時対策カードのサイクル。すべて再録で、番外カードとして収録されている。

[編集] 参考

対青カード
対黒カード
カード個別評価：ファウンデーションズ - アンコモン (Starter Collection)
カード個別評価：基本セット2010 - アンコモン

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-[[緑]]の[[対抗色]]への[[色対策カード]]である[[クリーチャー]]。[[対戦相手]]が[[青]]か[[黒]]の[[呪文]]を[[唱える]]たび強くなる。
+[[緑]]の[[対抗色]]への[[色対策カード]]である[[クリーチャー]]。[[対戦相手]]が[[青]]か[[黒]]の[[呪文]]を[[唱える]]たび強くなる[[ファンガス]]・[[蛇]]。
 そもそもが1[[マナ]]であるから、1個でも[[+1/+1カウンター]]が乗れば上々。1[[ターン]]目に出せば、相手も呪文を使わざるを得ないだろう。
-しかし、上手く出せてもただ[[カウンター (目印)|カウンター]]が乗るばかりで[[回避能力]]もなく、悠長なため、なかなか脅威にはなれない。ましてや終盤に[[引く]]とどうしようもない。[[除去耐性]]が皆無なのも悲しい所で、[[色対策カード]]のはずなのに[[黒]]の[[単体除去]]はもちろん、[[青]]の[[バウンス]]にも弱い。
+しかし、上手く出せてもただ[[カウンター (目印)|カウンター]]が乗るばかりで[[回避能力]]もなく、悠長なため、なかなか脅威にはなれない。ましてや終盤に[[引く]]とどうしようもない。[[除去耐性]]が皆無なのも悲しい所で、[[色対策カード]]のはずなのに[[黒]]の[[単体除去]]はもちろん、[[青]]の[[バウンス]]にも弱い。むしろ1マナのこれに除去を撃たせて[[テンポ・アドバンテージ]]を取るためのカードと言える。
-むしろ1マナのこれに除去を撃たせて[[テンポ・アドバンテージ]]を取るためのカードと言える。
-[[構築]]では力不足だろうが、[[リミテッド]]なら使えないほどではない。相手が青か黒の[[デッキ]]を使ってきたらサイドインしよう。
+[[構築]]では力不足だが、[[リミテッド]]なら使えないほどではない。相手が青か黒の[[デッキ]]を使ってきたらサイドインするとよい。
-*[[サイクル]]の他の[[カード]]は[[コールドスナップ]]か[[コンフラックス]]からの[[再録]]だが、このカードは初出である。
 *[[レア]]にはより確実な青黒対策である[[大貂皮鹿/Great Sable Stag]]が存在する。構築でもやはりそちらの方がよく使われている。
+==開発秘話==
+[[サイクル]]の他の[[カード]]は[[コールドスナップ]]か[[コンフラックス]]から[[再録]]されたが、[[緑]]の[[カープルーザンの徘徊者/Karplusan Strider]]は単に[[構築]]で十分な強さがなく、[[金線の破れ目/Filigree Fracture]]は[[アラーラの断片ブロック]]の外に出す意味がないことから、新規カードとしてこれを作ることが決まった。
+しかし、開発でトーナメントの中心にはならないと判断され、それを補うための大貂皮鹿を作る理由の1つとなった。（→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/ld/49 Back to the Future Future]参照）
 ==関連カード==
 ===サイクル===
 {{サイクル/基本セット2010の2色同時対策カード}}
+{{サイクル/ファウンデーションズの2色同時対策カード}}
 ==参考==
+*[[対青カード]]
+*[[対黒カード]]
+*[[カード個別評価：ファウンデーションズ]] - [[アンコモン]] (Starter Collection)
 *[[カード個別評価：基本セット2010]] - [[アンコモン]]
+__NOTOC__